tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

2020-01-01から1年間の記事一覧

悪魔の選別

「悪魔の選別」 悪魔の選別の本題に入る前に「毒」について話します。 ①毒の起源と歴史 <古代> 「毒」の起源を調べると、考古学の成果によれば、原始人達は斧や棍棒の時代から下がって剣を武器とし、それよりも強力で容易に命を奪う方法として「毒」を用い…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』19

旧約偽典『エノク書』 第96章(略) 第97章 さて、私は君達賢者と愚者に誓う。 ※君達は多くのことを地上で見るであろう。 君達は男でありながら、女達よりも化粧に凝り、うら若い娘も顔負けするような長袖の衣をまとい、豪華、絢爛(けんらん)、権勢、…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』18

旧約偽典『エノク書』 第92章 学者エノクが著したもの。この知恵の教えは全ての人から賞賛され、全地を裁く規範であり、地上に住まう私の全ての子等及び正義と平和を行うであろうところの未来の世代のために書かれたものである。 時勢に心を悩ませぬがよい…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』17

旧約偽典『エノク書』 第88章 私ははじめに出て来たあの4人の内の一人を見た。 彼は天から落ちたあの最初の星を捕まえ、手足を縛って谷に投げ込んだ。 この谷は狭くて深く、身の毛もよだつような、真っ暗な所だった。その中の一人が刀の鞘を払って、例の…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』16

旧約偽典『エノク書』 第81章 彼は私に言った。 「エノクよ、天の板に書いてあることをよく見るがよい。そこに書き付けてあるのを読んで、一つ一つよく悟るがよい。」 私は天の板を全部観察し、書いてあることを全部読み、全部理解し、その板、そこに書い…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』15

旧約偽典『エノク書』 第75章 全被造物と全ての星を司るところの1000人の指揮者達は、1年の計算上つけ加えてその場所から離れることの出来ない4日の◯日にも関係し、これら指揮者達は1年の数に勘定されることのないその4日に仕えるのである。 これ…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』14

旧約偽典『エノク書』 第73章 この法則に続いて、私は※その名を月という小さい光に関する法則を観察した。 その球は天球のようで、それが乗る車は風に吹き送られ、光が適度に授けられる。 その昇る場所は毎月変わり、その期間は太陽の期間に等しく、※その…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』13

旧約偽典『エノク書』 第71章 この後、私の霊は隠されて天に昇った。そこに私はみ使い達の子等が火の炎の上を歩いているのを見た。彼等の着物と衣装は白く、顔の光は水晶に似ていた。 私は2つの火の河を見た。 その火の光はヒヤシンスのように輝いていた…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』12

旧約偽典『エノク書』 第69章 この裁きの後、これを彼等に見せられた乾いた大地の住民達は恐怖と戦慄に陥るであろう。さて、以下に例のみ使い達の名前。彼等の名は次の通りである。 筆頭はシェミハザ、第2はアレスティキファ、第3はアルメン、第4はコカ…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』11

旧約偽典『エノク書』 第63・64章(略) 第64章 その頃、ノアは地がへこんで、その滅亡が近くなったのを見た。 彼は足を上げて、そこから大地の果てまで行き、祖父エノクに三度、 「聞いてください。聞いてください。聞いてください。」 と苦しそうな…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』10

旧約偽典『エノク書』 第57~59章(略) 第60章 エノクの生涯の第500年7月、その月の14日。あの譬えの中で私は天の天がどんなに激しく震え、至高者の軍勢、幾千、幾万の天使たちがどんなにはげしく動揺したかを見た。その時私は、高齢の頭がその…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』9

旧約偽典『エノク書』 第52章(略) 第53章 そこにわたしの目は口を開けた深い谷を見た。乾いた大地と海と島々に住む全ての住民が、彼メシアに敬意を表してありとあらゆる贈り物を持ってくるのだが、その深い谷は溢れることがない。 彼等の手は不法を働…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』8

旧約偽典『エノク書』 第46章 そこに私は高齢の頭をもった者を見た。その頭は羊の毛のように白く、もう一人人間のような顔をした者を従えていたが、この者の顔は、聖なるみ使い達の一人のように憐れみに満ち溢れていた。私に同行して全ての秘密を示してく…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』7

旧約偽典『エノク書』 第37章 アダムの子セツ、その子エノス、その子カイナン、その子マハラレル、その子ヤレド、その子エノクが見た第二の幻、知恵の幻。 乾いた大地の上に住まう者達に私が声を張り上げて語りかけようとした知恵の言葉のはじめはこうであ…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』6

旧約偽典『エノク書』 第22章 そこから私は別な所へ行ったが、彼は、西方に大きな、高い、堅い岩から成る山を見せた。その中に、深くて、幅が広く、平坦な窪地、4つの場所があった。あまり滑らかで、ころころ転がりそうだった。覗くには深く、暗かった。 …

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』5

旧約偽典『エノク書』 第17章 彼等み使い達は私をある所へ運んでいったが、そこには燃え盛る火のような姿の者がいて、望み次第で人間のような姿になって現れるのだった。 それから、私を暴風の吹き荒れる場所と、頂上が天に達する山とに連れていった。 私…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』4

旧約偽典『エノク書』 第13章 エノクは席を立って行き、アザゼルに言った。 「君には平安が得られないであろう。厳しい審判が君に下された。君を縛るであろう。憩いも望みも慈悲も君は得られないであろう。君が無法を説いたからであり、人の子等に君が示し…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』3

旧約偽典『エノク書』 第8章 ★アザゼルは、小刀、楯、胸当ての造り方を人間に教え、金属とその製品、腕輪、飾り、アンチモンの塗り方、眉毛の手入れの仕方、各種の石の中でも大柄な選りすぐったもの、ありとあらゆる染料を見せた。その後、甚だしい不敬虔な…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』2

旧約偽典『エノク書』 第 1 章 すべての悪人、不敬虔の者が追放される艱難の日に居合わせるべく定められている選ばれた者達と、義しい者達と祝福したエノクの祝福の言葉。 神から遣わされた義人エノクは、目をかっと見開いていると、天にいます聖なるお方の…

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』1

前回に引き続きまして、旧約聖書偽典の『エノク書』を紹介していきます。『エノク書』は神ヤハウェが認め愛した義人エノクに、神が与えた「啓示書」であり、神の世界に関する驚くべき内容を人類に初めて明かした貴重な開示書でもあります。また、天における…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』11

旧約偽典『ヨベル書』 第49章 過越しについて主が君に命じられた掟、その決まった時、すなわち1月14日にこれを祝い、それ過越し祭用の羊を暮れる前にほふり、日没時からはじめて、夜、15日の夕方にこれを食すべきことを覚えよ。この日が祭りのはじめで…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』10

旧約偽典『ヨベル書』 第44章 ……ヤコブはべテルで見た夢を思い出してエジプトへ下るのが恐くなった。彼は自分の所に来てくれるようにヨセフの所に行ってやり、自分では行かないようにしようかなどと考えながら、そこに7日間留まった。……16日に主は彼に姿…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』9

旧約偽典 『ヨベル書』 第40章 その頃パロは、全地におこるであろう飢饉について一晩のうちに2つの夢を見た。眠りから覚めた彼はエジプト内にいる夢解き全部と、魔術師を召し寄せて彼の2つの夢を話してやったが、彼等はその意味を彼に明かすことは出来な…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』8

旧約偽典 『ヨベル書』 第35・36章は省略 第37章 ヤコブとエサウの父イサクが死んだ日、エサウの子等はイサクが長子権を末子のヤコブに与えたと聞いてカンカンに怒った。彼等は父親に食ってかかり、言った。 「お父さんの方が年長でヤコブは年下ですの…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』7

旧約偽典 『ヨベル書』 第30章 第6年週の第1年の4月に彼はシケムの東にあるサレムに無事登った。そこで彼等はヤコブの娘デナをその土地の領主、ヒビ人ハモルの子シケムの屋敷内にさらって行き、彼女と寝てこれを穢した。その時彼女は12歳の小娘であっ…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』6

旧約偽典『ヨベル書』 第27章 長男エサウの言葉は夢でリベカに伝えられ、彼女は人をやって次男のヤコブを呼んで言った。 「ごらん、エサウ兄さんはお前を殺して怨みを晴らそうというつもりらしい。この際、私の言うことを聞き、起って私の兄弟のラバンの所…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』5

旧約偽典『ヨベル書』 第16章 4月の朔日にわれわれはマレムの樫の木の所でアブラハムに姿を現して彼と語り、妻サラから男児が与えられるであろう旨を彼に伝えた。サラはわれわれがアブラハムにこう語ったのを聞いて笑った。われわれが諫めると怖くなった…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』4

旧約偽典『ヨベル書』 第11章 ……ノアの子らは同士討ちをはじめ、捕虜として捕えたり、殺し合ったりし、人の血を地上に流し、血を食い、堅固な都市、城壁、塔を築き、人間個人を国家以上に重んじ、国王の基礎をすえ、国と国、民族と民族、都市と都市は戦火…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』3

旧約偽典『ヨベル書』 第8章 第29ヨベルの第1年週、そのはじめにアルパクサデは妻を迎えたが、その名はラスヤといい、スサンの娘、エラムの娘であった。彼女はその年週の第3年に彼に男児を産み、彼はその名をカイナムと呼んだ。その子は成長し、父に書を…

聖書外典偽典(旧約偽典)『ヨベル書』2

旧約偽典『ヨベル書』 第5章 人類が地の面に増えはじめ、彼等に娘が生まれた時、主のみ使い達は、このヨベルのある年に、彼女らが見た目の美しいことに気づき、自分で相手を選んで結婚した。彼女らは子を産んだが、これが巨人であった。暴虐が地上にはびこ…