tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

死海文書「クムラン宗団・エッセネ派」とキリスト教 1.

 

 死海文書「クムラン宗団・エッセネ派」とキリスト教

 

 

 

 ◍注『死海文書のすべて』ジェームス・C・ヴァンダーカム著と、『死海文書』テキ 

  ストの翻訳と解説・日本聖書学研究所著を参考にしていきます。

 

 

 

  死海文書の中で、最近よく取り上げられてい「戦いの書」について後で紹介してみようと思いますが、終末論的な文書の中で最も有名なものとして挙げられているこの「戦いの書」は、1947年に死海文書発見の第一洞穴から最初に発見された7つの巻物の1つです。

この巻物はどの巻物よりも損傷がひどく、それでも19の欄の諸部分が残されており、第4の洞穴からは6つの写本の断片が出ています。そしてこれらの写本のあるものは、テクストの転写の過程で編集や再編集があったことを示しています。

 

 

 「戦いの書」の冒頭部分は、光の子等」と「闇の子等」と呼ばれる者達の間で戦われる40年間の戦争の経緯を要約しているとされています。そして第一欄は、その戦争が普通のものではなく、最終戦争であることを明瞭に宣言するもののようです。

つまり、この「最終戦争」というキーワードから、最近特に取り上げられるというのも頷けます。

 

 ところで、この死海文書の著者については、クムラン教団(エッセネ派)の義の教師(祭司=教団の教祖的存在)と言われています。なので、クムラン教団自身の黙示録文書として「戦いの書」が書かれているのです(これは「聖書」の文書としては分類されないということ。)

 この意味として、『死海文書のすべて』による説明で言えば、死海文書の中で「聖書」という言葉を使用するのは、紀元前の最期の数世紀と紀元後の1世紀においてどの文書が「聖書」で、どの文書がそうでないかについて、定着した最終的な権威ある理解がなく、様々なユダヤ人グループが、どの文書が神の啓示を受けたものであるかについて独自の見解を持っていたようだったと言います。

しかし、どの文書がヘブル語聖書(プロテスタント旧約聖書)を構成するかに関する最終的な合意内容は不明でも、その合意は多分、後の時代になってなされたもののようです。

最終的に聖書を構成するものと見なされるに至ったかなりの数の権威的地位に関しては、多くのグループが既に合意していました。

それらは、モーセの律法を構成する5書(創世記から申命記までのトーラーと呼ばれるもの)、歴史的・預言的な文書と詩編です。

 

 

 …ということなので、「戦いの書」は神の啓示を受けたものではなく、クムランの義の教師による黙示録文書であるということなのです。

 

 

 

 

 【1】 クムラン宗団・エッセネ派とは

 

 

 

 ここで、クムラン教団についてどんな宗団だったのでしょうか。

ご存じの方も多いかと思いますが、ユダヤ教には、エッセネ派の他にパリサイ派サドカイ派がありました。そしてパリサイ派サドカイ派ユダヤ教の主流と言われていました。実はこのクムラン教団であるエッセネ派は、このパリサイ派から迫害を受けてクムランの砂漠へ追いやられた宗団だったのです。

 

 

 1947年にベツレヘムの古物商から3つの巻物を購入したエレアザル・スケ―ニクは、その巻物がエッセネ派と関係があることを示唆した最初の研究者でした。スケー二クは、荒野の宗派の生き方を規定する定規要覧を読んだ時に、クムランがエッセネ派と結びつくのではないかと考えました。

彼は既に1948年に、古代の資料がエッセネ派の一団を死海の西岸のエン・ゲティ近くにおいているのを知っていたので、エッセネ派のことを思いついたようです。

 

 ローマの地質学者大プリニウス(27ー79年)によって、77年頃に公刊された『自然誌』の中のとくにある章節に言及されていたといいます。その書物の中で、ローマ世界やその向こうの世界(スペインからインドまで)の土地や興味ある事象などを詳しく書いています。その概観がシロ・フェニキア地方に及ぶと、彼は当然のことながら、地球上の最も低い場所にある死海についての簡単な記述を含め、その地域を描きながら、次のように書いていました。

 

 「死海の西側で、岸からの有害な蒸気の達しない所に、エッセネ派の孤立した部族が住んでいる。それは、世界中の他の全ての部族が及びもしない驚嘆すべき部族である。女性を入れず、性欲を断ち切り、金も持たず、棕櫚(しゅろ)だけを伴侶としているからである。来る日も来る日も、人生の試練から逃れた者達の群れが受け入れられ、それと同じ数の、人生に疲れ、彼等の生き方に倣うために運命の大波によってそこに追いやられた者達が受け入れられている。こうして何千年もの間、語るに信じがたいことだが、そこにおいて誰も生まれない種族が永遠に生き続けている。彼等にとっては、他の者達の人生の疲れが豊かな実りとなっている。これらの者達の住む下に横たわるのは、土地の豊かさや、棕櫚の森などでエルサレムにつぐ、だが今はエルサレムのように灰土の山となったエン・ゲティの町だった。」

と。

 

 

 

 

 【2】エッセネ派の神学

 

 

 

 『死海文書のすべて』によれば、エッセネ派の信仰で、運命についての教えは、

予定論的神学であったようです。これについて、ユダヤ教の3つの宗派はそれぞれの見解をもっていました。

 

 パリサイ人の見解によれば、ある出来事は、すべての出来事ではない。運命による業の結果である。その他は、それが起こるのも起こらないのも、我々人間側の自由意志にかかっている、とする。

しかし一方、エッセネ派の宗団は、運命こそが一切の出来事の支配者であり、我々人間の経験するすべてのことは、運命の定めあるところに従って生起したもうのだと説明しています。

 

 他方、サドカイ人は、この運命というものを認めません。即ち、この世にそのようなものは存在せず、従って人間の営みがそれに支配されるということもまたあり得ない。一切のことは、我々自身の自由な意思で定まり、我々の幸福は我々自身が創り出し、不幸に苦しむのはこれまた我々自身の無思慮の結果である、と主張していました。

 

 エッセネ派は、今存在しているものや、これからするもの、それらすべては知識の神から来る。神はそれが存在する前に、それらの全体的な構想を考えられた。そして、定められた通りに存在するようになると、それらは神の栄光ある構想に従い、何の変更もなしで、己の働きを成し遂げるとしていました。

 

 彼等の著者は「闇の天使は義の子等すべてを迷わせ、そして終わりまで、彼等の罪や、不義、悪のすべてが、また彼等の不法な行いのすべてが、神の秘密に従って、闇の天使の支配によってもたらされる。」と言っています。

 

 そして、「戦いの書」の中のシナリオ全体も、予定論の教えを前提にしています。神は歴史がどのように展開するかを悠久の昔から定められておられた。神はすべてを掌握されておられるのだから、最終戦争はただ神の永遠の青写真に従って起こるのだというわけです。

 

 

 そして、死後の生については、歴史家ヨセフスによれば、この問題について、ユダヤ教の3つの宗派は見解を異にしているとして、パリサイ派は死者の復活を信じましたが、サドカイ派はそのような奇蹟を一切否定しました。

 

 そして、エッセネ派については、彼等は、肉体は滅びるものであり、それを構成する物質は永遠ではないが、霊魂は不死で滅びないと確信していました。そして肉体の復活、いわゆる死者の復活があることを信じていたようです。

(こうした見解は感謝の詩編から理解されています。)

 

 

 また、『死海文書・テキストの翻訳と解説』によれば、エッセネ派の神学的特徴は、モーセの律法を規範として神に啓示され、宗団が伝え発展させた律法の伝統に絶対服従することであり、この厳格な律法主義はパリサイ派よりも強かったようです。

そして、律法以外にも彼等は祭司的教派であったので、イスラエルの預言の伝統を非常に重んじていました。

(よってエゼキエル書やダニエル書も重要な書として扱い、第2イザヤ書も重要視されていました。)

 

 

 そして終末観も強く持っていたといいます。その終末観とは、この地上にエルサレム及びその神殿を中心とした永遠に続く新しい神の国の出現を期待することでした。

それは「新しい創造」であって、全ての罪を知らざる堕落以前のエデンの状態への回復でした。

 

 そして最後の審判とは最後の戦いであって、光の子が闇の子に最終的に勝利を得るものです。彼等の教徒は、一人一人この戦いの戦士であり、「戦いの書」に出て来るこの戦いの敵である※「キッティーム」との闘いで、地上の敵が滅ぼされるのみならず、悪そのものを徹底的に滅ぼし、光と正義とが永遠に支配するようになるのです。

 

(※「キッティーム」と称せられるのはローマ人か?と解説は?を付けていますが、キッティームの語は年代や場所によって解釈が違うのですが、ここでは闇の天使ベリアルの

軍のことを言っているようです。)

 

 

 また、上記説明と同じく彼等は霊魂の不滅、あるいは永遠の生命を信じていましたから、この生命が死によって中断されないことは楽園回復と結びついていました。

彼等はこうした考えから天使信仰にも結び付き、天使の存在を信じ、「天使のように生きるべきであり、天使と交わり更に天使のようになるべきだ」と考えていました。

回復されたエルサレム神殿には神と天使が共に降って来て人と共に住み給うと考えたのです。(エゼキエル37:27~) 

 

 

 

 

 【3】メシア思想・死海写本と新約聖書

 

 

 

 また、クムラン宗団はメシア思想において新しいモーセ預言者、レビの種族から出る新しい大祭司、ユダの種族から出る新しい王の3人の救出者、すなわち1人の預言者と2人のメシアを期待していました。

〔「一人の預言者とアロンおよびイスラエルの受膏者達、メシアが現れる時まで(定規要覧IX11)」〕

 

 

 終末の預言者を期待することは、明らかに申命記(18:15、18)や、新しい時に当たり、新しいモーセのような預言者的立法者を期待する事は、マカベア第一書(4:46、14:41)にも見られます。モーセ預言者の待望は、キリスト教以前のユダヤ教において最も鮮明な一般信仰の一つであったようです。

また、新約においてもこの消息を伺うことが出来、ヨハネ(6:14、7:40)特にヨハネ(6:14)の5000人の給食の奇蹟においては、イエスはマナの奇蹟を再現する第二のモーセとして描かれています。

 

 

  ところで、新約聖書とクムラン文書との間には、重要な一致、類似、相違があります。しかし、類似や一致があったとしても、これが直ちに新約聖書がクムラン文書に拠っているということにはなりません。

 

 新約には、パリサイ、サドカイの2派の他に、神の国を待望するグループ、すなわちバブテスマのヨハネのグループ等があり、もちろん前2派の如くまとまった1派をなさずメシア待望という終末的な面において大雑把に前2派と区別されます。エッセネ派はこのグループの中に含まれていたのではないかという説もあります。

 

 

 ヨハネ福音書によれば、エスの最初の弟子がバブテストのヨハネでした。

ヨハネの弟子が全てイエスの弟子となったわけではありません。イエスの伝道の間にもヨハネの弟子のグループは存在していました。

そして、ヨハネの宗団は原始キリスト教のライバルでもありました。マンダヤ教の文書によれば、彼等はイエスの死後もヨハネを真のメシアと考え、イエスを偽りのメシアと考えていました。

 

 

 ヨハネ福音書はこのような状況を背景としていたので、ヨハネの弟子は、イエスヨハネの後に来たが故に、ヨハネを上位と置くのに対して、福音書は、イエスは創造の始めより存在しヨハネの前よりも在ったと述べました。福音書は、ヨハネは光ではなく真の光であるイエスを証しせんとする為のものであったと論じたのです。

 

 

 また、ヨハネエッセネ派との関係においては、双方ともバブテスマ運動であったけれども、ヨハネは1回のバプテスマに対して、エッセネ派は何回も繰り返していました。それにエッセネ派のバブテスマは、教団への入会も意味していました。

それに対して、ヨハネの運動は個人的であり、宗団をなさず、規律も設けませんでした。ヨハネは確かに弟子を集めて、祈りの訓練をなしたようだけれど、宗団ごときの加入をさせる様子は見られなかったのです。

 

 

 ルカによれば、ヨハネはバブテスマを施す前はユダの砂漠に住んでおり、この砂漠がクムランの地域であったかもしれないとしても、ヨハネはクムラン宗団には入会していなかったのです。例えヨハネがクムラン宗団の影響を受けていたとしても、メシア思想においては、クムランが自分達の宗団のみに来るメシア到来を望んでいたのに対して、ヨハネは民族全体のメシア到来を望んでいたのです。そこで、ヨハネは独り荒野に出てイザヤ書(40:3)を実践するためにメシア運動を始めました。

 

 

 

 

 【4】クムラン宗団とイエスの相違

 

 

 

 死海写本に平行なイエスの言葉は、道徳的教訓、すなわち「山上の垂訓」において最も著しく見い出されています。

「山上の垂訓」において『隣人を愛し、敵を愛せよ。(マタイ5:43~)』とあるのは有名です。あなたの隣人を愛せよは、レビ記(19:18)にも見出されていますが、反対に『汝の敵を憎めよ』なる語は、旧約にもラビ文献にも見出されません。

ところが、死海写本にはこの概念が見出されのです。

それは、定規要覧の中に「神の選び給もうた者をみな愛し、神の斥けたもうた者をみな憎むこと(Ⅰ:4)」、「すべての光の子等を愛し、すべての闇の子等を憎むこと(Ⅰ:9、10)」「レビ人達はベリアルに割当てられた者共すべて呪って言い出す。お前は呪われよ!(Ⅱ:4)」、「神に選ばれた者は悪しき者に報いを返すために御心によって選ばれた者(Ⅷ:6、7)」…等があり、敵を憎むことがしばしば言及されています。

 

 なぜなら、クムラン宗団におけるこの憎悪の概念は終末的性格を持ったものであり、宗団設立の動機さえ、終末が近いことに対する準備であり待望だったからです。

そのために、彼等はモーゼの律法を厳格に守ることが神の掟を守ることとして極めて重要だったのです。それが、隣人愛の掟よりも憎敵の掟が派生した理由でした。

しかし、イエスはこれらに対して、彼等の態度の根本的な誤りを指摘し、新たな福音により律法解釈を示されました。

 

『わたしが律法や預言者を廃するために来たと思ってはならない。廃するためではなく、成就するために来たのである。(マタイ5:17)』

 

『目には目を、歯には歯を。と言われていたことは、あなた方も聞いていることである。しかし、私はあなた方に言う。悪人には手向かうな。もし、誰かがあなたの右の頬を打ったなら、他の頬も向けてやりなさい。(マタイ5:38~)』

 

『わたしは言っておく。あなた方の義が律法学者やパリサイ人の義に勝っていなければ、決して天国には入ることは出来ない。(マタイ5:20)』等…

 

 エスにとっては、すべての掟をその根源的な原理に遡って再検討することであり、それはすなわち律法を成就することだったのです。

 

 

 

 

  【5】光と闇の2言論

 

 

 

 また、死海文書を生んだクムラン宗団の特徴の一つは、それが顕著な2元論を保持していたということです。2元論とは、宇宙が善悪との2者によって支配されているという考えですが、実は旧約聖書には2元論はなく、旧約はむしろ個人と律法との関係を重視しています。

 

 しかし、クムラン文書においては、全ての人は2つの陣営に、すなわち「光と真理の陣営」と「闇と悪の陣営」とに分かれるとなっています。

ここに明らかなことは、クムランの2元論は、いわゆる絶対的2元論とは異なるということです。つまりクムランにあっては、対立の2者が共に神の創造物なのです。

そしてこの2元論は、真理と悪(光と闇)との対立という点において倫理的になっています。次に2者の対立はあっても、真理が最後の勝者であるという点において終末的になっているのです。

 

 これは、この倫理的2元論の源が(日本聖書学研究所の見解においては)イランのゾロアスター教に見ることができると言います。

 

 

 ゾロアスター教では、善悪の2つの力が対立していて、善はアフラ・マズダが、悪はアングラ・マイニュが導いています。善と悪との対立であるから倫理的であり、最後には、アフラ・マズダが勝利を得るので終末的になります。

ここに著しい類似が見られるからです。ただ、イランの2元論と異なる点は、善悪の霊がそれぞれ独立した存在であり、被創造物ではなく、共存することです。

 

 しかし、クムランがイランの2元論の影響を受けたことは、捕囚期以後も多くのユダヤ人がメソポタミアに留まり、イラン人社会の中に住んでいたことから容易に推定されます。つまり、クムラン時代のパレスチナにおいては既に宗教混合が見られたといえるのです。

 

 

  解説では、次のように言っています。

ヨハネの「黙示録」のような黙示文学が、黙示的特徴の強いクムラン文書と共通点を持つのは当然であり、従って単なる用語の類似のみで両者の関係を云々することは出来ないであろうということです。

しかし、それにもかかわらず、幾つかの類似を挙げることができます。「黙示録」によればクリスチャンは神にとって「祭司」とあり、クムランの祭司的伝統を連想させるのです。……

 

 クムランの「光の子の闇の子との闘い」は、神の僕とベリアルの僕との闘いを取り扱っています。これによれば大天使ミカエルが派遣されます。

黙示録もミカエルやその他の天使が参加する戦いを取り扱っていますが、しかし、黙示録には、戦いで地上の聖徒が動員されるというような事は記されていません。

黙示録には、サタンの解放があり、「ダマスコ文書」にもベリアルの解放がありますが、前者は千年期後の未来の事であるのに対し、後者は現在を指しています。

また、クムランでミカエルの戦う力が、黙示録では、キリストの力になっています。

しかし、一般的なモチーフとして共通のものがあります。

 

 

 

 

 私的には、「黙示録」の方が正統な預言書であるという認識なので、こちらを支持しています。というか、基本的にはクムラン宗団が(2元論は悪魔思想である)ゾロアスター教に寄っている時点で支持できません。

ということで、「戦いの書」は上記に書いたように、神の霊感において書かれたものでもなく、2言論の義の教師(祭司)の著作ということで、やはりここは最初から押さえておきたい箇所であります。

 

 

 よく、都市伝説番組などネットで、「キリストやヨハネクムラン教団の一員だった。」というような話をする者達がいるのですが、これはここでも捏造であることは明らかであるので、却下させていただきます。

 

 そもそも、イエスは神の子であるので、人間から神の教えを教示される必要は全くありません。生まれた時より神の教えを世に解く為に存在していたのですから。

 

 

フリーメイソンと共産主義 6

  

⑫1958年アメリカの共産党が掲げていた45の目標

 

 

 

 「裸の共産主義者」The naked communist、元FBI捜査官のクレーオン・スカウセン著による1958年、つまり正式に人間至上主義宣言が発表された3年後にアメリカの共産党が掲げていた45の目標を紹介します。

<Kininaru.com/5,政治・本の感想 2018/11/16・17>より

 

 

 映画製作者のカーティス・バウワーズ氏は、それを読んで、アメリカを内部から破壊する緻密な計画であり、驚愕したと話している。(訳者本人より以下全文)

 

 

 

 【 アメリカの共産党が掲げていた45の目標 】

 

1. 核戦争の唯一の選択肢として共存の受け入れ。

2. 核戦争に携わることを好むことについて黙って従う事。

3. アメリカの軍備縮小は、道徳的な強さの誇示であるという幻想を作り上げる事。

4. 共産主義圏に対してであるか、物品が戦争に利用可能であるかに拘わらず、全て        

   の国との自由貿易を許可させること。

5. ロシアとソビエト衛星国に対する長期貸付を拡張すること。

6. 共産主義圏に対しても含めて、全ての国家にアメリカの援助を提供させること。

7. 中華人民共和国に承諾を与え、国連加入を許可させること。

8. 国連監督下での自由選挙によってドイツの問題を解決するための1955年のフ

   ルシチョフの約束に拘わらず、西ドイツと東ドイツを別の国家にしておくこと。

9. アメリカは交渉が進行中の間は核兵器テストを中断すると同意しているので、会

   議を引き延ばして核兵器テストを妨害すること。

10.全てのソビエトの衛星国家に国連の代表権を与えること。

11.国連を人類の唯一の希望だと宣言すること。もし、国連の憲章が書き直されるこ

   とがあるのであれば、国連を世界で唯一武装した世界政府とするよう要求するこ

   と。(何人かの共産主義の指導者は、モスクワによってと同じくらい容易に、国

   連によって世界を乗っ取れると信じている。)

12.共産党を非合法化(または追放)する全ての試みに抵抗すること。

13.忠誠宣誓を廃止させること。(※忠誠宣誓 loyalty oath は、移民や帰化市民、あ

   るいは公務員、教員、法律家、軍人などに合衆国への忠誠を誓わせること。)

14.ロシアが米国特許局にアクセスすることを許可させ続けること。

15.一つ、あるいは両方の米国の政党を乗っ取ること。

16.アメリカ政府の行為は市民権を侵害していると主張して、裁判所にアメリカの基

   本的な機関を弱めるような判決を出させること。

17.学校を社会主義理念を植え付ける洗脳の場とし、カリキュラムを和らげ学力を低

   下させ、教職員を支配すること。

18.全ての学生新聞を支配すること。

19.共産主義の敵であるプログラムや組織に対して、学生運動を利用して大衆の抗議

   活動を煽ること。

20.メディアに浸透すること。書評の割当、社説、社の方針を決定できる地位を支配

   すること。

21.ラジオ、テレビ、映画界の重要な地位を占めること。

22.あらゆる形態の下品な芸術的表現を用いてアメリカ文化の評判を落とし続ける

   こと。

23.芸術評論家と美術館の館長を支配すること。我々の計画は、醜く不快で無意味な

   芸術を推進することだ。

24.検閲、表現の自由の侵害、芸術の自由の侵害を理由にして、わいせつ物を取り

   締まる法律を無くすこと。

25.ポルノやわいせつ物を書籍や雑誌、映画、ラジオ、テレビで推進することで、

   徳的な文化水準を引き下げること。

26.同性愛や性的倒錯と乱交を「普通で、自然で、健全な」ものだと提示すること。

27.宗教界に浸透し、啓示に基づいた宗教を社会的な宗教に置き換えること。聖書を

   貶め、宗教の支えを必要としない知的成熟さの必要性を強調すること。

28.政教分離の原則に反していることを理由にして、全ての宗教的な表現や祈りを学

   校から消し去ること。

29.米国憲法を、不十分で、古臭く、現代の必要に合致しておらず、世界各国との協

   調の妨げになっているとして貶めること。

30.アメリカの建国の父達を貶めること。彼等を一般人には無関心な利己的な貴族と

   して提示すること。

31.あらゆる種類のアメリカ文化を軽く扱うこと。大きな絵の小さな一部にすぎない

   として、アメリカの歴史を教える意思を阻喪させること。共産党が乗っ取った後

   のロシアの歴史により大きな強調を置くこと。

32様々な文化(教育、社会福祉、精神医学など)に対して集中的管理を及ぼすた

   め、全ての社会主義的な運動を支持すること。

33.共産党組織の運営を妨げるあらゆる法や手続きを無くすこと。

34.非米活動委員会を無くすこと。

35.FBIの信用を貶め、最終的には解散させること。

36.より多くの労働組合に浸透し、支配すること。

37.大きなビジネスに浸透し、支配すること。

38.逮捕状の一部を警察から社会福祉機関に移転させること。精神科医にしか理解で

   きず取り扱えない、精神失調のような行動上の問題を全て取り扱うこと。

39.精神科医の専門職を独占し、精神医学を共産党の目的に反対する者を強制的にコ

   ントロールする手段として使用すること。

40.家族制度への信頼を喪失させ、乱交と安易な離婚を推奨すること。

41.子育ては親の否定的な影響から遠ざけて行う必要があることを強調すること。

   見、思考の停止を理由にして、親が子供に抑圧的な影響を及ぼすことを妨害する

   こと。

42暴力と暴動には、アメリカの伝統から見て合法的な側面があるという印象を作り

   出すこと。それゆえ、学生や特別利益団体は立ち上がるべきであり、経済的、政

   治的、社会的な問題を解決するために団結するべきである。

43.現地の人が自治を行う準備が整う前に、全ての発展途上国政府を転覆させるこ

   と。

44.パナマ運河を国際管理にさせること。

45.Connally Reservation を無効にし、アメリカの国内問題に国際司法機関が介入 

   するのを防げないようにすること。国際司法機関の権限が国家と個人に同様に及

   ぶようにすること。

 

 

 

 

 

 

  ……ということで、中途半端になってしまいましたが、「フリーメイソン共産主義」の話は今回で終わりにします。

 

 

 

 

◆補足文 

 ……上記の「アメリカの共産党が掲げていた45の目標」を読んでいると、全体的に「タルムード」の内容とか、「25箇条の世界革命行動計画」にやはり似通っている印象ですね。あたり前ですが、彼等はこの世を平和で幸せな世界には絶対しませんから、いつの時代でも悪魔的な目標になるということですね。

ところで、1958年の目標が掲げられてから2021年の現在まで、63年経っているわけですが、彼等の目標はどれだけ実現してきたのでしょうか?

おそらく半分以上は既に達成済でしょう。世界中のあらゆる機関のトップにフリーメイソンの彼等が侵入し、支配してきているのですから。

 

 <BUSINESS INSIDER  Hillary Hoffower 2019/11/7>の記事によれば、

アメリカでは、若い世代の約70%が社会主義者に投票したい!その背景にある5つの経済的な現実」と題して、アメリカの若い世代は社会主義を受け入れている。

もしくは、少なくとも社会主義に対してオープンだ。といいます。

ミレ二アル世代の70%、ジェネレーションZの64%は社会主義的な政策を訴える候補者に「多分投票するだろう」または「必ず投票するだろう」との考えを持っている。

としています。これ等の理由として、

①若い世代の収入は1974年以降、29ドル(約3200円)しか伸びていない。

②大学の授業料は1980年代以降、2倍以上になっている。

③住宅価格は、40年前より40%近く高い。

④医療費も高騰している。

⑤ミレニアム世代の半数以上がクレジットカード債務を抱えている。

 

 が挙げられ、これらの問題が左派寄りの候補者への支持に繋がっていると記事は伝えています。簡単に云えば、アメリカ国民が全体的にどんどん貧乏になっているからです。そして更にコロナによっても益々その状況が増してしまっているのです。

それに、これはアメリカだけの問題ではなく、世界中がそうなってしまっています。

 

 ここで先日、行なわれた世界経済フォーラム(WEF)の仮想ダボスアジェンダサミットの内容が繋がってきます。「グレートリセット」、経済秩序を再構築するこれまでの資本主義の大リセットの宣言です。これが詰まるところの、世界社会主義化計画(新たな時代の共産主義化)ということになっているのです。

 

 日本でもコロナが発生する前から、ある政治家やある団体の人物達、大体はそのバックは宗教団体や◯皇系に繋がるような団体ですが「ベーシックインカム」を提唱して、その支持を広げ始rめていました。

ベーシックインカムは考え方の基本としては「社会主義」です。つまり、この今年6月に行われるダボス会議で議題になる「グレートリセット」もこの「ベーシックインカム」に繋がる話ということになります。

ここで、今ネットでも話題の「Qアノン」「トランプ」支持にも話が繋がっていきます。これ、分かる人が少ないと思いますが、実は彼等支配層の計画通りの展開となっているのです。

「Qアノン」はバイデンがイルミ達(彼等はカバールと呼んでいます)の手下であるから、トランプに退治してもらおうなんて話しています。日本でもこの宣伝を現在展開中(世界緊急放送とか言ってます。)なわけですけど、これはイルミ達支配層がやらせている偽善の茶番です。

トランプがどうして現在の地位を手に入れることが出来たのか?支配層と仲良くしなければ世界的な富裕層の仲間入りは絶対になれません。このセオリーをどうして皆理解できないんでしょうか?もちろんバイデンも同じです。トランプはイギリスのレッド・ドラゴン、円卓の騎士団の一人であると前にもお話ししました。

フリーメイソンのシンボルカラーの白と黒、白は偽善で黒は悪です。白がトランプの配役で、黒がバイデンの役ということです。

Qアノンもトランプも、そしてバイデンも、どのような形であれ結果は支配層の目的の「新社会主義」もしくは「新共産主義」にもっていくはずです。

というか、いわゆる「N・W・O」へもってゆくのです。

(その証拠に、面白いことにトランプ支持者達は、ほぼニューエイジ思考の持ち主ばかりで固まっています。扇動しているトップがニューエイジを日頃から宣伝し、広めているのです。例えば日本で言えば『引き寄せの法則』の日本語訳者の方がその一人で、社会的に高位なエリートです。ニューエイジ悪魔崇拝の典型です。興味がある方は調べてください。私のアメーバでのブログ0012jでもかなり説明しています。

 

 私的な意見ですが、コロナ(パンデミック)はいわゆる新しいシステムに人類を慣らすための試験的な実験みたいなものなんじゃないかと考えています。世界中で同じ状態を作り出すこと、同じ思考、同じ環境、彼等が近年グローバル、グローバルと言ってやってきたことの集大成に今かかってきているんだと思います。

世界経済、世界秩序、世界宗教「N・W・O」への完成のシナリオです。

 

 既に「金融リセット・量子金融システム」も準備が整っているといいます。表向きは未来の理想的な社会システムを掲げて見せていますが、ベーシックインカムも同じで恐ろしい完全な奴隷システムになるはずです。今と同じように、トップの支配層達だけが豊かで幸せな世界を享受し、それ以外の人間はもはや個人の自由意志さえ無くなる社会なのです。

 

 

フリーメイソンと共産主義 5

 

 ⑩人間主義ユートピア思想が共産主義の基礎

     イルミナティの世界単一国家思想の源流

 

 

 

 プラトン主義は後に「ルネッサンス人間至上主義」の名で、あるいはクリスチャン・カバラ思想として知られたが、多くの場合、神への信仰を排斥していた。

このような哲学は基本的に、事象(あるいは生命)は本質的に不完全であり、それ故他の完全なる世界に混乱を引き起こすとする、カバラ思想を主要見解としていた。

 

 

 また、「完全な国家を樹立することで、社会の不完全さを正し、国家の完全さは『独裁制』によって支えられなければならない。」としたプラトンの国家は、将来のユートピア思想、つまり『共産主義』として最もよく知られるものの基盤となった。

 

 

 このような完璧な体制が実現されたら、国家は消滅し、もはや独裁権力が行使される必要などなくなるとマルクスは主張したが、共産主義国家でこのような完全さを実現した国家は未だかつてない。

 

 

 これは、あくまでも生命の発展過程に対する憎しみに起源をもつ完璧な指向なのである。その憎しみ故にソビエト・ロシアにおいて6600万人の人々が殺害されても、「人間至上主義者」の良心は心の呵責など一切感じなかった。

それもこれも、宇宙における神の役割の否定という共通基盤をもったカバラ思想、及び東方的な考えであるグノーシス主義の間に、新プラトン主義という名の完全なる結婚が成立したからに他ならない。

 

 プロティノスとその門弟ポルフィオスによって、新プラトン主義の基本側面、即ち第一原理および現実の源、一なるもの(善)は存在と思考を超越していて、それ故に知ることが出来ないという側面は、既に確立されていた。

 

 

 ある事柄については「知ることが出来ない」が、相応しい参入儀式を経験した秘密の一団には、その秘密の意味が明らかにされるとする教えを、その出発点とするのはグノーシス主義の常である。 

だからこそ、プラトン主義の教義は世界中の世俗的神官の方便として理想的だった。こうした聖職者はバール神の儀式の継承者にすぎなかったが、この時代にはルネッサンス、後には啓蒙主義運動という名の衣をまとっていた。そしてその究極の姿がイルミナティ、すなわちフリーメイソンに指示を与える秘密集団だったのだ。

 

 

 オックスフォード英語辞典によれば、「人間至上主義」は人類の利益のみへの関心神性とは異なるものとされている。そして脚注には以下のように記されている。

そのエスズ会会員は独占を誇り、人間至上主義学派に対する権力行使を自慢している。』

 

 

 人間至上主義はプロタゴラス相対主義を基盤としているため、ルネッサンス宗教改革啓蒙主義運動、マルクス主義フロイト主義……、の中に流れ込んで発展した。

フロイト主義は後、分派としてフェミニズムバイセクシャリズム、ドラッグ・カルチャーを生み出した。

 

 

 人間至上主義は社会主義およびフェビアン主義発展の原動力となった。

その中心的伝道者達は、細心の注意をはらって、人間至上主義が無神論、道徳観のなさ、社会主義的世界単一国家思想に基づいていることが実証されないようにした。

 

 

 合衆国の人間至上主義の代表的スポークスマンとなったコーリス・ラモント(JPモルガン社の共同出資者の息子)は、「真の人間至上主義的文明は、世界文明でなければならない」と語った。彼はまた、人間至上主義的結婚を採用したが、今ではキリスト教徒の伝統的結婚式に代わって、これが広く執り行われている。

 

 1953年、正式に【人間至上主義宣言】が発表された。

それによれば……。

 

 

 ① 宇宙は自ら存在するものであって、創造されたものではない。

 ② 人類は自然の一部である。

  (フランス革命のルソーによれば、人類は「高貴な野蛮人」と定義されている。)

 ③ 現代科学は宇宙および人類の価値について容認できる定義だけを提供する。

 ④ 宇宙および人類の価値についての超自然的説明はいかなるものも排除する。

 ⑤ 人生の目的は自由主義と自由教育によって、人間の完全な実現となる。

 

 

 

◆補足文

(この人間至上主義宣言の3年後である、1958年にアメリカの共産党が掲げた45の目標というものがあります。後ほど紹介します。)

 

 

 

 伝統的価値観が破壊された後だけに「個性の発展」が強調されている点が効果的だった。人々は自分が何者で、その人生の目的は何なのか、もはや分からなくなっていた。

「個性」学派のために機は熟していたのである。人間至上主義の伝道者達はそうした人々を「既存のものに代わるライフスタイル」、ホモセクシュアリティ、更には共産主義革命のプログラムに誘った。

 

 人間至上主義はまた、国民の生活のあらゆる側面において自由主義官史が介入して圧力をかけるための完璧な理由を提供した。

私達の個々の自由および権利は神から直接与えられたものであり、政府による管理はあり得ても、政府によって授与されたり、剥奪されたりすることはないはずだ。

 

 

 人間至上主義の教義は、人類に関する事象に対する神の役割を否定することで、カバラ思想に基づく国家が、人間の権利の全てを剥奪し、ソビエト式矯正労働収容所あるいは世界強制収容所を準備するための扉を開けた。

 

 

 

 

 

 ⑪ドイツ・イルミナティが創設した

  「スカル・アンド・ボーンズ

 

 

 

 アメリカ合衆国の人間至上主義の代表的機関の中心は、アメリカという共和国家を転覆させようと設立された大金持ち財団という「秘密小集団」の中に存在している。

『世界権力構造の秘密』(邦訳・成甲書房刊)で、私はそうした財団の歴史を精査し、ピーポディ財団(1865年以降、権力をかさに南部諸州に乗り込んだカーペットバガーの主たる勢力)に辿り着いた。

 

 

 ピーポディは、ロンドンのロスチャイルド銀行と密かに繋がりを持つようになったアメリカ人で、自らもピーポディ・アンド・カンパニーという銀行(後にJPモルガン社となった)を設立した人物である。

 カーペットガバー(一設けを企んで北部から南部へ移住した白人。一旗組とも訳されるー訳者註)たるそのピーポディ財団は、1877年まで南部諸州を占拠しつづけた北軍の軍事勢力と密接に連携しつつ、やがて、一般教育委員会となり、更に後にはロックフェラー財団に吸収された。

そのロックフェラー財団について言えば、第二次世界大戦後、少なくとも3名の歴代国務長官、ジョン・フォスター・ダレス、ディーン・ラスクサイラス・ヴァンスがその理事長を、ヘンリー・キッシンジャーがその理事を務めている。

 

 

 人間至上主義に基づく財団は非課税の数千万ドルを使って、アメリカの教育、宗教、政府に入り込み、それらを支配している。こうした財団の人間至上主義者役員はタヴィストック研究所(英国の心理戦局の一部門)の系列機関で徹底的に洗脳され、カナン人による世界支配のプログラムが吹き込まれる。

 

 だからこそ、ディ―ン・ラスクはジョージア州の旧家の出であるにも拘わらず、娘を黒人男性と結婚させるよう、世界秩序の支配者から指令されると勇んで記者会見を開き、嬉々としてそれを告げたのだった。

 

 

 驚くべきことに、アメリカの財団の多くはダニエル・コイト・ギルマンという名のイツのイルミナティの一員によって創設されている。

 

 

 「死の同胞団(ブラザー・オブ・デス)」のファイルの中には、ドイツのイルミナティからギルマンに宛てられた書簡が残されている。

ギルマンはピーポディー財団および別のカーペットガバーの財団で、南北戦争後、南部の政治を支配したスレーター財団の副会長でもあった。その彼がジョン・D・ロックフェラーの「慈善事業団」の理事※※フレデリックT・ゲイに出会い、1898年に自分達のための財団を新たに設立した。

 

 

◆補足文

※※このフレデリックT・ゲイ(1853-1929)、正しくはフレデリック・テイラーゲイツは調べると、あのビル・ゲイツ(正式にはウイリアム・ヘンリー・ビル・ゲイツ3世)の限りなく近い血縁者であるのでは?という話。

 ウイキペディアより、フレデリックT・ゲイツがジョン・D・ロックフェラー、シニアと出会ったのは1889年で、その後ゲイツは主要な慈善事業の顧問以外に、26ブロードウェイのスタンダーオイル本社に新しく設立されたファミリーオフィスで働き、ロックフェラーの多くの企業への一連の投資を監督しました

また、1892年以降、ゲイツはロックフェラーシニアの資金を、主にクーン・ローブ・アンド・カンパニーの投資家、そして程度は少ないがJPモルガンの家によって手配されたシンジケートに振り向けた。と書かれています。

 そして、ここが最も気になる点ですが、1901年にゲイツロックフェラー医学研究所(現在のロックフェラー大学)を設計し、1913年の創設時に評議員になっています。ちなみに、彼の子供ラモント・ゲイツはこの大学で医学兼科学者です。

その後ゲイツは、ロックフェラーのアドバイザーではなくなりましたが、教育分野の主要な財団となった一般教育委員会の会長を務めました。更に興味深いことに、1914年に中国医療委員会(CMB)も設計しています。そして彼は北京協和医学院を引き継ぎ、そこで宣教師を再訓練することを計画し、慈善活動、帝国主義、大企業、宗教、科学の交差点で働いていた中国医療委員会は、彼の最期の主要なプロジェクトだったようです。しかしこれは上手くいかず後に辞任しています。

 

 

 

 それが南部教育委員会と呼ばれるもので、ピーポディ財団とスレーター財団とを合体させたものだった。そして、この財団を「一般教育委員会」と呼ぶよう、ギルマンがロックフェラーに進言するに至って、同財団はいよいよ中心的な存在となった。

(この改称は、その目的が南部の教育支配にとどまらず、合衆国全体のそれにあったことを意味する動きとして注目に値する。)

現在、この委員会はロックフェラー財団の名のもとで活動している。

 

 

 ギルマンは一般教育委員会を設立したばかりでなく、カーネギー協会も設立し、その初代会長におさまり、ラッセル・セイジ財団も設立した。

また、1856年には、アンドリュー・ホワイトおよびティモシー・ドワイトと共にイェール大学にラッセル信託を創設している。

この組織は後、そのシンボルの絵柄(骸骨と大腿骨)から「スカル・アンド・ボーンズ」として知られるようになった。それはまた、合衆国の指導者層の多くを、つまり戦争、平和、革命、経済危機を画策する人物群をそのメンバーに含んでいたところから「死の同胞団」とも呼ばれた。

 

 その顔ぶれはW・アヴェレル・ハリマンと彼の銀行ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの多くの関係者プレスコット・ブッシュとその息子ジョージ・ブッシュ元合衆国大統領など)、そしてエネルギッシュな論客ウイリアム・バックリー等々、枚挙にいとまがない。

ドワイトイェール大学学長となり、ホワイトコーネル大学の初代学長となった。また、ギルマンカリフォルニア大学の学長、更にはジョンズ・ホプキンズ大学の学長となった。ちなみに、ジョンズ・ホプキンズ大ではウッドロー・ウイルソンがギルマンの影響を受けている。

 

 ギルマンによって設立されたラッセル・セイジ財団は、何年もの間合衆国における陰の存在として、大きな役割を果たした。設立者の一人で、アヘン貿易による父親の財産を相続したフレデリック・A・デラノは、1914年に連邦準備制度理事会が創設された時のメンバーであり、後には甥にあたるフランクリン・デラノ・ルーズベルトによってリッチモンド連邦準備銀行の総裁に指名された人物である。

 

 ラッセル・セイジ財団のもう一人の理事ピアーズリー・ラムルは、影響力の強い金融市場銀行として知られるニューヨーク連邦準備銀行の総裁となったばかりか、第二次世界大戦時に「非常事態」としてアメリカ国民に源泉課税を課した人物でもある。

 

 

 

 アメリカの生活のあらゆる側面に人間至上主義者財団がどれほど影響を及ぼしているかは、到底ここでは書ききれない。アメリカ国民の一人一人に政府の支配が及ぼされるようになったことの責任はもっぱら人間至上主義者財団にある。

何しろ、より大きな支配と、より高い税金を求める計画がこうした財団によって草案され、その役員によって私達の選んだ人の好い議員に提出されると、ほとんど自動的に、それらは立法化されてしまうからだ。

 

 

 

 1876年、「スカル・アンド・ボーンズ」に関係する現象がイェール大学に現れた。それは、この結社の不可侵の前提への秘密の参入をこれ見よがしに物語っていた。

一方の壁には開いたアーチ、4つの骸骨、そしてその他の道具一式が描かれ、その下にはいかのカードが添えられていた。

 「ジャーマン・チャプターより。

 D50のD・Cギルマン(パトリアーク)の提供による。」

パトリアークとはイルミナティフリーメイソン両方の役員に共通する称号である。

それでも、私が述べたことから「スカル・アンド・ボーンズ」をフリーメイソンの単なる出先機関にすぎないと思うのは間違いだ。

 

 「スカル・アンド・ボーンズ」はイルミナティが世界権力を行使する時に利用する

高位階の一つではあるが、フリーメイソンのどのグループとも直接的な繋がりを持っていない。

 

 

フリーメイソンと共産主義 4

 ⑧神秘学派の祖ピタゴラスから連綿と続く系譜

    陰で世界を支配するメイソンの原理はプラトンから

 

 

 

 人間至上主義の長い歴史を検証し、更には古代世界から現代に至るまでの発露を追求すると、どの時代にも共通して見られることがあるのに気づく。

第一は言うまでもなく、悪魔崇拝の儀式に重きを置くバールとアシュトレトのカナン人の世界。第二は、世間から大きく抵抗されたためか、「知的」外観という保護衣をまとったこと、即ちバール神がフォースタス博士(伝統的錬金術師)となったことだ。

哲学めいた話を徐々に前面に打ち出すことで、血しぶきを上げるカナン人の祭壇を靄の中に隠したのである。

 

 

 こうした「人間至上主義学派」の開祖がピタゴラス(紀元前582-507)で、ピタゴラス学派はクロトナを拠点に「神秘学派」として役割を果たした。

 

つまり、その哲学の「神秘学的」側面は、慎重に選ばれた「参入者」の集団に対してだけ説かれたということだ。また、ピタゴラス方程式は2言論の第一原則、即ち、限りあるもの(有限の源)と限りないもの(無限の源)に基盤を置いていた。

事実上、これは最古の弁証法学派であり、その教えはヘーゲルや、有名なその門下生カール・マルクスの19世紀の活動において頂点に達した。

 

 

 ピタゴラスの一派は更に、何世紀かの後、『ゾハール書』の中に表れる教え、つまりカバラ思想を大々的に扱っていた。

その一つが数霊術で、彼は宇宙を数学的等式として凝縮し、それを支配する秘術めいた公式を算出、発見しようと試みた。また、この一派は四列数を取り上げ、1から教えて4つの数字を足すことで得られる10を聖なる数とした。クロトナのピタゴラス一派は今日、私達の時代に興味深い関連を残している。

1930年代、神智学協会のアメリ支部が置かれた場所がカリフォルニア州クロトナだった。この町の名がピタゴラス学派の町にちなんで付けられたものかどうかは今もって不明だが。

 

 

 ピタゴラスの定理、あるいは数字についての形而上学は※プラトンに大きく影響を与えた。

 

 私達はプラトンを哲学者として認識しているが、成人してからの彼はかなりの政治力を行使し続け、ペルシャ帝国の拡大に反対する地中海派の政治的集団の指導者と目されていた。彼はまた、地中海地方における政治支配権をギリシャに取り戻すために、エリート層の育成に主導的役割を果たした。

ピタゴラスの影響から、今日のフリーメイソンのそれにも似たプログラム、即ち背後で影響力を行使しつつ、隠された計画に従事する秘密のエリート集団を組織し、その計画原理は彼等だけにしか知らせないといったプログラムを作り上げたのだった。

 

 

 

◆補足文

プラトンは同じ時代に生きたピタゴラスと実際に交流し、仲の良い友人関係を築きあげました。ピタゴラス悪魔崇拝者であり、彼はピタゴラス教団の教祖でもありました。オルぺウス教、古代ギリシャ世界における密儀(秘密の儀礼)を旨とする魂と肉体の2元論、輪廻転生を教える宗教の流れを汲んでいるとも言われていますが、彼は元々ゾロアスター教を学んでいます。ピタゴラスの定理を発見した時には、教団の成果として、100頭の雄牛を神に生贄に捧げて祝ったとされています。その上、この教団のシンボルマーク(紋章)は、10を完全な数と捉え、10の点を三角形の形に配置したテトラクテュスとなっています。三角形と云えばピラミッド…まんま、悪魔教ですから。)

 

 

 プラトンは、ギリシャの連合勢力の指導者として、シラクサの支配者ディオニュシオスを支持した。ディオニュシオスプラトンにとって、後の哲人王の手本となった。一方、ディオニュシオスの義弟ディオンは哲学学園の設立資金『アカデメイアの森』として歴史に知られることになる一連の建物の為の資金をプラトンに提供した。

アテネ郊外に建設されたその建物の一つで、プラトンは国家を、将来の「人間至上主義者」がその社会全体を支配する為の手引きとして著し、デルフィに対する神聖戦争(この戦いでアポロン神殿がそこに蓄えられた莫大な金もろとも占領された)にあってはディオニュシオス2世に進言した。また晩年には、師ソクラテスを偲んで対話術篇『ティオマイオス』を著した。

 

 

 プラトンピタゴラスも、神秘思想に好まれる魂の転生を信じていたプラトンが人間至上主義の発展に寄与した重要人物の一人であり続けているのは、ピタゴラスの後を受けて、人間至上主義をバールという邪心崇拝に基づく教義から立派な「哲学の一派」に、ほとんど一人で変容させたからである

変容させたとはいえ、それが自らを特別に「選ばれた者」、知らない者に対して「知っている者(グノースティック)」と見なす秘密のエリート層によって、人類に仕掛けられた奴隷化を目指す教義であることに変わりはなかった。

 

 

 人間至上主義は社会の世俗側面にいよいよ深く関わりながら、その基本的な考えに忠実であり続けた。その基本的教えとは、汎神論、自然崇拝、グノーシス主義(紛れもなくその拠り所となっているサタン主義の化身ともいうべきもの)、更には神秘主義といった主たる「秘教」カルトの教義を混ぜ合わせて成立したものである。

 

 このような教義の脅威ゆえ、キリストは有名な警告を発した。

「偽預言者を警戒しなさい。彼等は羊の皮を身にまとってあなた方の所に来るが、その内側は貪欲な狼である。あなた方は、その実で彼等を見分ける。茨から葡萄が、あざみからイチジクが採れるだろうか。」<マタイによる福音書7:15~16>

 

 

 人間至上主義は羊の皮をまとった狼なのである。

人類への思いやり、ホームレスや貧しい人々への関心を宣伝しながら登場するが、キリストの言葉にあるように、その実で見分ける必要がある。彼等が何をしようとしているかを尋ねるのではなく、彼等が何をしているかを見出すのである。

そうすれば、茨から葡萄を、あざみからイチジクを採ろうとすることもないはずだ。

 

 

 神秘主義思想はヘルメス・トリスメギストス、つまりエジプトの知恵、学問の神トトに与えられたギリシャ語名に由来する。

この名の本来の意味は「3倍武装する」であり、他より多くの情報を持つ者はより大きな保護を受け取ることを意味している。フランセス・イェーッは、その著書『ジョルダーノ・ブルーノと神秘主義の伝統』に以下のように記している。

「宇宙の生気についての理論は魔術の基礎であり、錬金術は優秀さにおいて神秘主義と同等である。錬金術師の聖典とも言うべき、有名なエメラルド・タブレットはヘルメスによって刻まれたものとされている。」

 

 それ故、キリスト教指導者による撲滅努力にも拘わらず、中世にあっては様々な形の迷信、黒魔術が流布した錬金術師は卑金属を金に変えようと躍起になり、ヨーロッパ中で神秘主義という新たな弁証法、つまりカバラ思想が大きな力を持つようになった。カバラとはずばり、伝統を意味する。それは『ゾハール書』として明確な形をとったが、同書は紀元1280年、ユダヤ神秘主義モーセス・ベン・シュムトーブ・デ・レオンによって、基本法に関する註解書「ミドラシュ」として記された。

 

 伝説によれば、神がモーセに掟を与えた時、その掟の秘密の意味に関する第二の啓示も同時に与えたとされている。この秘密の意味は、何世紀もの間、書き記してはならないとされてきたから、参入者の選ばれた一団に口伝するという形で残されていた。

「秘密の意味」は「秘教」カルトの基本である。神智学も秘密の意味に基づいていて、その教義はカバラ思想から直接採用されている。

とはいえ、アメリカのカルトに関して最も広く読まれている研究書『カルトの王国』ウォルター・マーティン著の神智学の章にもカバラ思想のことは一切言及されていない。

 

 

 

 

 ⑨メディチ家の支援によって燗熟した新プラトン哲学

 

 

 『ゾハール書』は、10のセフィロト(神性からの流出)と神の名を構成する22文字のヘブライ語アルファベットを基盤とする神智学的体系として記されている。

1492年、ユダヤ人がスペイン期から追放されたことで、カバラ思想の導師がヨーロッパ中に散り、その教義がルネサンス期の主流哲学、新プラトン学派を生み出した。

その新プラトン主義が更に、その他の哲学の発展の源となって、宗教改革啓蒙主義運動、革命の時代を直接導き出した。

 

 

 『ゾハール書』は、この世の悪魔は、人間と魔性なる者との間の性的交わりに由来し、よく知られているリリスのような悪魔もそのようにして誕生したとするタルムードの伝説を力説している。それ故、悪魔儀式では常に性行為が重要視される。

★新プラトン学派の徒が大きな非難を浴びたのは、その師と弟子が同性愛行為を行うことを広く知られたためだった。プラトンも当然可愛い幼い弟子と同性愛の関係をもっていました。この時代は珍しいことではなかったようです。)

 

 

 新プラトン主義は神秘主義の著作をカバラ思想を背景にまとめられたグノーシス主義と結び付け、内なる光明(ドイツのイルミナティの発展を生じさせる直接の誘因となった教え)、忘我の状態及び秘教思想と合理主義思想の関連を強調した。

神秘的体験による「自我の解放」は信奉者を惹きつけて離さず、この鉄飽く体系はほどなくルネサンスをヨーロッパにおける主流文化勢力にした。

 

 

 新プラトン主義はピコ・デラ・ミランドラの学説の中で結実した。それによれば、魂は天界内に明確な親和力を持ち、その実体は火の天空の上部に存在する4元素から成る同心球層一帯に記されると唱えられた。

プラトンの場合のように、この一派の思想も支配層を引きつける力をもっていたらしく、実際それはやがて利用された。

ルネサンス期に最高権力を有した銀行家であり、イタリアの「黒い貴族」ゲルフの長コジモ・デ・メディチは15世紀、フィレンツェにアカデミア・プラトニカを設立するための資金を提供した。こうした経済的、政治的支援を得た新プラトン主義は急速に認知され、1486年には、ピコ・デ・ミランドラが新たな思想に関する900の論文(うち72の論文が概念的には紛れもなくカバラ思想だった)をアカデミア・プラトニカに提出した。

 

 

……人間が中心に置かれる宇宙を強調することで、彼はまた、実存主義という20世紀の哲学を予感させたともされる。

また、ヨハン・ロイヒリンはクリスチャン・カバラ」、つまりカバラ思想のキリスト教的解釈を発展させたことで有名となったが、アカデミア・プラト二カにおいてデラ・ミランドラの後継者となり、新プラトン主義の教義を広めた代表的人物でもある。

 

 

 

フリーメイソンと共産主義 3

 ⑥極悪犯罪秘密結社を傍観するアメリ

 

 

 フリーメイソンは裏切ったと思われる人物を毒殺することで知られている。つまり裏切り者は「はらわたの奥底」の痛みと戦いながら、じわじわと死を迎えるということだ。

 

 1733年、イタリアで最初のメイソン・ロッジがサックヴィル卿によって創設された。イタリアが統一国家としての道を歩み始めた1864年頃になると、トリノナポリパレルモに3つのフリーメイソンの組織が成立し、1864年、それらの統合に成功したガリバルディがイタリアで最も権力のある政治家となった。(その評判の高さは、南北戦争リンカーン大統領が合衆国軍の最高司令官への就任をガリバルディに要請したほどだった。)

第一次世界大戦の後、権力を握ったムッソリーニフリーメイソンを「国家の平和と平穏にとって危険」と言い切り、各ロッジは1925年の反フリーメイソン法によって排斥の憂き目にあった。ちなみに、これがムッソリーニを「独裁者」と見なす世界規模の怒りの反対運動の引き金となった。

 

 

 第二次世界大戦終結すると、500ほどのロッジが再度イタリアに設立され、そこには戦略事務局(CIAの前身の諜報機関)の資金、すなわち入念に仕組んで合衆国の納税者に提供させた資金がたっぷり注ぎ込まれた。それは、ごく少数の人間しか知らない秘密組織によって管理されなければならないほど、莫大な資金だった。

 ………

 

 

 カルヴィ殺害の一件は興味深い人物の名を浮上させた。合衆国前国務長官ヘイグ将軍に近いフランチェスコ・パッツィエンッァなる人物、アンブロジアーノ銀行顧問でイタリア大東社の長アルマンド・コロナに近いフラヴィオ・カルボー二、ローマの地下組織の大物エルネスト・ディオタッレヴィおよびダニロ・アップルチアティなどである。

 

 アップルチアティは、アンブロジアーノ銀行副頭取のロベルト・ロゾーネの暗殺を謀って、その逆にそのボデイガードに殺された。カルボーニは、カルヴィが始末された時、カルヴィと一緒にロンドンに居た。カルボーニの名はロンドンのシェラトン・ホテルの宿泊名簿にあり、カルヴィは近くのチェルシー・ホテルに投宿していた。

後にシンドーナが語ったところによれば、カルヴィを殺害したのは南米のフリーメイソンだというカルボーニはそれ以前にカルヴィから10万ドルを、愛人ローラ・コンカスのスイス銀行の口座への送金という形で受け取っていた。ディオタッレヴィもまた、カルヴィから53万ドルを受け取っている。

ロンドンの判事はカルヴィは自殺したという判断を覆して、特定されていない誰かの手で殺害されたと宣した。だが、捜査はそこまでだった。

 

 アメリカ合衆国にあっては、フリーメイソンたるカナン人の組織が犯罪結社を摘発する法令をものともせずに活動している。"46CJSI”(公安に関する法令集)には以下のように記されている。

「犯罪結社(サンデイカリスム)は既存の政治的社会的システムをゼネスト、平和的デモンストレーション、あるいは革命的暴力によって破壊することを支持する教義である。それは、そこで指示されている計画によって、今すぐ危機がもたらされるというわけではないとしても、政府あるいはその政府が樹立された目的である所有権の破壊を目標に掲げるプロパガンダを支持することを罰する規制権力の範囲内におかれる。その目的の成就の為と知っていて行われる行為は、初歩的であれ何であれ、全て禁じられ、犯罪と宣告される場合がある。また、そのような教義を支持する組織の一員となったり、そのメンバーと付き合ったり、そうした組織への参加を呼び掛けたりすることも禁じられ、罰する場合がある。一州内における支持であろうが、他の州、合衆国に対する暴力行為の支持であろうが、それは犯罪結社と見なされる可能性がある。」

 

 法令集には、フリーメイソンたるカナン人によって目論まれた根絶計画からセムの子孫を保護するための適切な法令がいくつか記されている。

 

 フリーメイソンはまた、メイソン以外の人々に害を及ぼそうと、(価格維持のために)流通制限を禁じる法令を犯してカルテルをつくり、多くの違法活動に手を染めている。経済全体が、ビジネス界の発展およびその世界の人々を支配する小さな極秘集団の存在によって、絶えず損害を被っているのである。

 

 彼等はまた、公償の発行を管理し、書籍、雑誌、新聞の発行に関わり、ラジオ、テレビを操作し、銀行をはじめ多くの業界をその手中に収めている。

 

 子供には望めるかぎり明るい未来を与えたい、これは世の親の常である。両親は大きな犠牲を払って子供に教育を受けさせ、大学に進学させる。だが、フリーメイソンという「魔法の呪文」がなければ、、子供達は大金を稼いだり、専門分野で大成するどころか、単純労働者になることを運命づけられることに、世の親達は一切気づかずにいる。

全ては、カナン人によってカナン人のために早々と予約されていて、陰謀を目論むエリートの子供達だけが名門校を卒業し、最高の職に就き、恵まれた人生を送る。その他大勢の人間には未来などないということだ。

 

 

 

 

 ⑦フリーメイソンの世俗的人間至上主義

    (セキュラー・ヒューマニズム)

 

 

 

 フリーメイソンたるカナン人が成功を収めているのは、プロパガンダの方便を慎重に選んでいるからである。そうした方便の中でも最も有効に働いているのが世俗的人間至上主義(セキュラー・ヒューマニズム)で、これによって、キリスト教会の発言者の大部分がフリーメイソンの活動に身を転じるところとなった。

 

 世俗的人間至上主義は、人類の利益が何より優先されなければならないという基本的前提に立ち、「政府の利益」こそ人類の利益を実現するための第一道具と主張することで、サタン主義、大きな政府即ち言うまでもなく、全体主義の第一の支持思想となっている。

 

 

 政府の官僚は、このやり方に則って、常に「人類の利益」を「精神の利益」に対抗させるから、「精神の利益」はわきに押しやられることになる。

世俗的人間至上主義は、もっとも的確に言えば、束の間の事柄、この世界の事柄についての人間主義である。

「死後の世界はない」、この世があるだけだと教える人々にとって、生きている内に全体を支配することは何より重要なことなのである。他方、死後の世界では万事もっと良くなると考える。

 

人道主義」という言葉と「人間至上主義」という言葉が頭の中でないまぜになっている人も多くいる。人間至上主義は決して人道主義的ではない。

 

 20世紀に最も広く知られた人間至上主義の例といえば、ソヴィエト・ロシアの死の強制収容所だろう。そこではおよそ6600万人の人々が死亡した人道主義というのは思いやりと、誰かの苦しみを癒したいという望みの結果である。

一方、人間主義は、古代バビロンの悪魔崇拝と幼児の人身御供に直接由来しているから、敵或いは敵と目される人に苦しみを負わせることをその究極の目的に掲げる。

 

 

 アメリカ合衆国の人間社会主義的諸機関は「支援している」と自ら主張している人々を侮辱し、傷つけている。内国歳入庁(IRS)などそうした人間主義機関の最たるもので、国民の財を「より値する」受取人に再分配することをその目的としている。そして、その「より値する」受取人というのは往々にして、外国に住み、合衆国が破壊されるのを心待ちにしている人々である。

 

 

 人間至上主義には常に特別な政治的方向がある。それが目指すところは、★政治的機関を乗っ取って恒久的に社会主義を打ち立て、そこで全体主義国家の官僚が「人類の利益」を支配することである

現在、実に多くのヨーロッパ諸国で実現されている「福祉国家」は、このゴールに到達するための大きな一歩と言える。

 

 

 

◆補足文

(★…2021年1月25日~29日までにオンラインによって世界経済フォーラム、プレダボス会議が行われました。

そこでフランスの大統領のマクロンは、「もはや資本主義は機能しない。」と資本主義を全否定し、グレートリセット、世界社会主義化を唱えました。

時事のニュースと話題Total News Worldによると、マクロンは、「グレートリセット」の建築家であり、WEFの創設者兼会長であるクラウスシュワブとの質疑応答の前に、「資本主義は歴史的に世界の貧困を押し下げてきたが不平等を助長するコストが伴う。私達は、不平等との戦いについてもっと考えている経済によってのみ、このパンデミックから抜け出すでしょう。」と述べ、更に「資本主義モデルとこの開放経済は、もはやこの環境では機能しません。」と付け加えました。

欧州委員会のウルズラフォンデアライエン委員長も中国コロナウイルスをきっかけに経済秩序を再構築するという呼びかけを支持し、ドイツのメルケル首相も「パンデミック後のグローバリズムを呼びかける機会を得て、コロナウイルスは私達がどれほどグローバルに相互依存しているか、世界は自分が孤立させようとすることは失敗することを示している。」と述べたようです。

そして、昨年6月にグレートリセット」を実施したシュワブは中国のコロナウイルス危機の言訳を利用して、「世界は私達の社会と経済のあらゆる側面を刷新するために共同で迅速に行動しなければならない」と宣言しました。

 

 グレートリセットとは、世界社会主義化(下手すると共産主義化)であると時事は書いています。以下に簡単にまとめられています。

 

グローバル化世界市民ビックテックなどがたらふく肥えて中産階級以下は税で喘ぎ、下層階級は最低限の賃金を与えるから我慢しろ。誰一人取り残さず、例外なく貧困化させる。(既得権以外)

多様性重視移民だらけにする。エリートには特権がある。人種差別で暴力で挑むBLMは正義。』

グレートリセットの背後にいる人々は資本主義と社会主義が融合する必要があると決定しました。これが何を意味するのかを知るのは難しいですが、両方の世界で最悪だと推測できます。と書かれています。

つまりこのプレダボス会議というのは、彼等は自分達が計画してきたことの達成の確認と、これから先の計画書の確認をしているというわけですね。

 

 

 

 

 世俗的人間至上主義については、支持者からも反対者からも、多くのことが言及されているが、世俗的人間至上主義とは一体何かという事について、具体的に議論されることはほとんどない。特別な文献にあたらなくても、その起源も歴史も簡単に知ることが出来るというのに、これは実に驚くべきことだ。また、人間至上主義を声高に支持する人は大学の研究者に多く見られる。何と言っても大学では奨学金が生活の糧であるうえ、これをテーマに絞れば、魅力的な研究手段がいくらでも提供されるからである。

 

 

 人間主義、即ち精神性の利益を差し置いて人間の利益を優先させることが、人類の進歩における精神の役割を否定することで人類の発展をはかり、「人類のための」利益のみを追求することが、憎しみという基本要素を内包できるだろうか?

憎しみを人間主義の第一要素と認識できるのは、近代ソヴィエトという恐怖を経験した人々だけかもしれない。ソヴィエト政府は、世界一人間主義な国家を運営し、この国家を代表する作家アレクサンドル・ソルジェニ―ッィンによれば、ボルシェヴィキ革命以降、自らの国民を6600万人も殺害してきたとされている。このような事は全て「社会主義的現実主義」ないしは人間主義の名においてなされたことだった。

 

 

 人間主義の重要要素である憎しみの起源は、古代史の中のバールという邪心崇拝に、「宗教」の名を借りて人身御供を行ったカナン人に、そしてその神々を称える儀式において行われた人肉◯食に、更にはモロクの儀式で行われた幼児殺害に存在する。

 

 現代世界において大国を支配し、20世紀を通じて大量殺戮を行い、私達の時代を人類史上かつてない大量殺戮の時代としながら、更なる大量殺戮を求めているのも、全く同じカナン人である。

 

 人間主義の悪魔的根源は、神を否定するその立場にも、神は世界の創造には実際のところ関わっていないとするカバラ思想の主張にも、また、世界の創造をサタン及びサタンの悪行によるものとするカバラ思想の発想そのものにも表れている。

 

 

「霊の世界の全ては堕天使の知恵で動かされる。冥界の霊は降霊紀に現れる。

降霊術(スピリティズム)は、この世の王子、神の称号を未だ維持し、長期にわたってこの世を満たし、動かそうと決意している大堕天使の手中にある媒介手段に他ならない。」

とする I・Mハルデマンの言葉を考えると、

降霊信奉者、降霊術師など、多くの人々がこの世はサタンに支配されていると信じていることが明白であり、人間主義者も、その行動から察するに同様であると思われる。

サタン主義の慣習を採用しないかぎり、※生への憎しみをその思想の第一要素として受け入れることなど、到底出来る事ではないのだ。

 

 

 

◆補足文

(※生への憎しみ…とは、キリスト教の教えでは、この世はサタンに支配された世界であるので、この世を愛して生きることを禁じているのです。そして「第一に創造主である神を愛し、次に隣人である人を愛しなさい」と教えています。

反対に、サタン主義は創造主である神を全面的に否定し、自分がこの世の神であるので、この世の世界を愛して生きるように、物質世界を、お金を愛するように仕向けているわけです。これは分かり易いですよね。)

 

フリーメイソンと共産主義 2

 ③カインの種の混合が悪魔の出現を招来した。

   フリーメイソンにおけるカインの名

 

 

 「カインのようになってはいけません。彼は悪者に属して、兄弟を殺しました。なぜ殺してしまったのか。自分の行いが悪く、兄弟の行いが正しかったからです。」

 <ヨハネの第一の手紙3:12>

 

 歴史に見られるオカルト組織の発達をたどる時、カインの罪、史上最初の殺人の重要性は注目に値する。

ヘブライ語でカインは"Kajin"と綴られる。これは詠唱するかのように発音する。"Koon”もここから派生している。トバル・カインはカインの子孫であり、その名はフリーメイソンの秘密の合言葉として今日利用されている。

 

 トバル・カインはレメクの息子であり、ノアとは兄弟関係にあるが、レメクの2人の妻の一人から生まれている。

彼は鍛冶屋で、後には魔術、妖術の祖として有名になった。

その父レメクはカインの血筋のメトシャエルの息子である。

 

 

 アダムの2人の息子、カインとアベルにはそれぞれの世界が開けていたから、不和の原因などはほとんどなかったと考えられる。それでも、邪悪なカインは弟に喧嘩をふっかけた。聖書によれば、2人は神に捧げ物をしたが、神はアベルの捧げ物だけ目を留め、カインの捧げ物は、※彼が価値のない者、即ち蛇の血統であったため、目を留めなかった。このため、怒りと嫉妬に駆られたカインがアベルを殺害したとされている。

 

 

◆補足文

※<創世記3:3~>「そしてしばらく経ってからのこと、カインは地の実りの中から幾らかを神への捧げ物として携えて来た。一方アベルの方も自分の羊の群れの初子の中からその脂ののったところを携えて来た。」とあり、カインが「蛇の血統」であった事実は書かれていません。一般的な解釈として言われているのは、神がカインの捧げ物を選ばなかったのは、カインがアベルと違って、最高の品物を選ばずに神の捧げ物として持ってきたからであろうと言われています。

 

 

 

 これに関して(ミドラッシュ)には、カインが世界を2人で分けることを、つまり土地の全てを自分が、地上の人的財産をアベルが取ることにしようと、アベルに持ち掛け、アベルが立っているのは自分の土地だから立ち退いてほしいと告げたところ、

では、カインが着ていた獣の毛皮は自分の物だとアベルに言い返されて争いが生じ、アベルはカインに殺害されたと、やや誇張された感のある話が記されている。

 

 神はカインを「エデンの東、ノドの地」に追放した。彼は前アダム人の女を娶って、更なる過ちを犯した。……カインの妻は禁じられた、不自然な肉の出だった。このことはソドムとゴモラの男たちに言及する。

 <ユダの手紙11>の

「不幸な者達です。彼等は『カインの道』をたどり…」で明かされる。

確かにソドムとゴモラの男たちは不自然な肉の欲の満足を求めていた。

前アダム人は、蛇のシューッという音にも似たヘブライ語"Nachash”(「黒人」の意)で言及された。アラブ語の“Chanas”はサルの意の“Khanoos”、悪魔の意の“Khanas”同様、このヘブライ語から派生している。

 

 このように、歴史に見られる種の混合、悪魔の出現はカインの過ちと結びついている。カインはまた、黒ミサ、即ちサタンのミサをこの世で初めて祝ったことでも知られている。

 

 

 今日、カインの名はフリーメイソンの中で2つの形で生き続け、どちらもこの組織の最も重要な教義を支えている。

スティーブン・ナイトが不自然なその死の直前に『知られざるフリーメイソン』(邦訳:中央公論社刊)で指摘したように、まずそれは殺人、殺人の脅威、そして殺人の再現を根幹とするフリーメイソンの重要儀式の中で生きている。

従って、最初の殺人者カインとフリーメイソンの直接的結びつきの一つは、こうした儀式によって裏付けられる。

 

 また、フリーメイソンにとってカナン伝説が重要な意味をもつことは、カナンが実弟を殺害しているという事実によっても裏付けられる。フリーメイソンにあっては、同胞メイソンのために、実の兄弟に逆らうことを求められたら、それを実行しないと死をもって制裁されるのである。

 

 第2にそれはフリーメイソンの秘密の合言葉に生きている。フリーメイソンの秘密の合言葉は「トバル・カイン」である。(ヘクソーン著『秘密結社』)

カインの子孫トバル・カインはノアの父、2人の妻(アダとツィラ)をもったレメクの息子だ。「ッィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅や鉄で様々な道具を作る者となった。トバル・カインの妹はナァマといった。」<創世記4:22>。

ナァマは血縁ハムと交わったことで、カナンの呪い招くと共に、この世に人身御供と人肉̪◯食をもたらした人物としても記録されている。

 

 

◆補足文

★カナンの呪いとは、ノアの息子ハムの息子のカナンの事を指しており、<創世記9:24>に記されているように、ハムの息子カナンは裸の祖父を見た。セムとヤフェトも裸の父を見たが、慌てて着物で父の裸を覆った。しかし、目を覚ましたノアは自分が寝ている間に生じた事に激怒して、カナンに呪いの言葉を発した。という内容のことに起因しています。

「カナンは呪われよ。奴隷の奴隷となり、兄達、セムとヤフェトに仕えよ。」

ここでは、カナンがどうしてここまで祖父のノアに呪われるのかの理由が実は書かれていません。聖書はそれを書いていないので、研究者の間では様々な憶測がされているのです。)

 

 

 

 メトシャエル(レメクの父)の孫トバル・カインは、カインの家系にあるところから、この名がつけられている。彼は魔術、妖術の祖であり、それ故フリーメイソンにとっては重要であり、合言葉として彼の名が使用されているのである。

 

 黒人のクシュを父とするハムの子孫二ムロデは、世界一悪魔的な支配者であり、更には世界最初の支配者となった。

彼はアダムとイヴの衣による、その力を利用して性的共宴(オルタギア)、幼児の人身御供を行ったが、ついには神への反逆の罪によって斬首された。

 

 セム(ノアの正当な後継者)は二ムロデの体を切り刻み、血塗れのまま神官に送り付け、彼等の悪魔崇拝を止めさせようとしたが、神官達は悪魔崇拝を止めるどころか、二ムロデの肉片を「木立」や「聖地」に隠し、礼拝の対象としては崇め、第一の「秘儀」とした。

二ムロデの形見のこの秘密(秘儀)は、長い教化期間を経てはじめて、つまりバール信仰者を裏切らないと信用されて後、参入者に授けられた

これが「秘儀」の起源の真相であり、アルバート・パイクの著書『道徳と教義』に記されているように、フリーメイソンにの儀式の全てはここから始まっている。

 

 

 世界中の悪魔的慣習の起源をたどっていくと、途切れることのない線となって、

グノーシス思想(「神秘的直観の意のグノーシスに由来)に到達する。

 

この神秘的直観とは、秘儀、即ち二ムロデの形見の肉片が隠されている場所の秘密を知る事である。フリーメイソンのシンボルの中でもひときわ際立つ「G」の文字はグノーシス思想に起源をもつことを示すと同時に、“Generation”(バールとアシュトレトの豊饒の性的カルト儀式)をほのめかしている。

 ちなみに、この「G」は大手メディア企業がネット社の系列企業のロゴに採用されている。同社は年間1億ドルもの損失を計上しつつ『USAトゥディ』紙を発行して、アメリカ全土の新聞社およびテレビ局を急速な勢いで合併、吸収しつつある。アメリカ国民の心を支配できるなら、一億ドルの損失くらい安い代償というわけだ。

 

 

 

 

 ④アメリカを両性具有の国にするというカバラ思想

 

 

 

 二ムロデのたどった道はオシリスとその妹イシスの伝説にも生きている。

オシリスカナン人の神バールの別名)とその配偶者アシュトレト(ことイシス)の儀式は、カナン人によってエジプトに持ち込まれたもので、そこでは豊饒の神々が崇拝された。 

 エジプトの伝説によれば、オシリスの弟セト(セム)は彼を14の肉片に切り刻んだとされている。イシスはそれを集めたが、最も重要な男根が見つからなかった。伝説によれば、カニが食べたとされているが、イシスはそれに代わるものを木で作って、兄を復元したのだった。

 

 男娼、売春婦に捧げられたバール神の神殿に起源をもつところから、フリーメイソンは合衆国を両性具有の国にするという隠された動機のために暗躍する見えない勢力であり続けてきた。その思想的指導者アルバート・パイクは、このことについて、独断的なその書『道徳と教義』(前出)で、「畏れ多くて口に出来ないその名の綴字を逆に並べて分割したところ“bisxual”(バイセクシャルとなった。」とあっさり白状している。

 

 これは正にカバラ思想であり、私達の目をバールとアシュトレトのカルトに直接向けさせるものである。

同署でこの点をより明確に記しているのが、

フリーメイソンは啓蒙の光を求める。これを追求していくと、ご覧の通り、カバラ思想に直接結びつき、そこに戻っていく。自説を曲げない真の宗教は全てカバラに発し、カバラに帰する。イルミナティヤコブベーメ、スェ-デン・ボル、サン・マルタンなどに見られる宗教的理想の高邁な部分は、全てカバラから借用されている。フリーメイソンの組織も全てその秘儀、シンボルをカバラ思想から拝借している。」

という記述である。

 

 フリーメイソンの真の起源とその目的について、これ以上明確に示したものはない。

カバラ思想を起源にもち、世界に散らばる600万人のフリーメイソンを支配する実力者集団にして更に謎の多い組織イルミナティを通じて、悪魔的目的を果たすのがフリーメイソンである。

 

 

 始まりからして、その「秘儀」は常にバイセクシャルだった。いや、彼等は欲情の赴くまま、快楽にふけったというべきだろう。つまり、より刺激的で新しい官能世界を探し続けたのだ。現代の心理学者の言う「既存のものに代わるライフスタイル」的気晴らしである。

 

 デルタ(三角形)はそうした淫乱な儀式のシンボルだ。何しろ、合衆国議会図書館のポルノ関連の一大蔵書には「デルタ・コレクション」と呼ばれ、そのコレクションに含まれる書籍目録の蔵書カードの左肩には三角形のシンボルマークが付けられているくらいである。デルタは永遠の存在(ヘブライ語の“Yod”)の三位一体サークルを意味する。二重デルタ(ユダヤ教のシンボルである六芒星)では、上の男性三角形が下の女性三角形に対して至高の存在であることを示して、男性デルタが女性デルタを貫いている。逆三角形はカドシュの位階の儀式においては、大父祖および大皇帝としてのルシファーを意味し、分割され得ない三位一体を構成する。このため、カドシュの位階は逆デルタに盲従の誓いを立てる。

 

 三角形はまた、フリーメイソンのロイヤル・アーチのチャプター(上位ロッジー訳者註)のシンボルとして、分割され得ないフリーメイソンを意味することもある。

デルタもしくは三角形は今日、何百ものアメリカの企業の新たなロゴとして大々的に採用されているアメリカのビジネス界に氾濫するこのロゴを集めた分厚いレポートが筆者の手元にあるが、その企業がフリーメイソン帝国の一部であると、選ばれた人々に伝えるためのものと思われる。

 

 また、「トライアッド(三角形)」は、ビジネスの方策として日常的に殺人を行う中国古来の闇組織の名である。

三角形は世界中で、国際のシンボルであり続けて来たということだ。武器商人カショギ(彼のビジネスは1980年代、イラン・コントラ事件に発展した)は、自分の活動をアメリカ支社に連絡する時、支社をトライアッド・アメリカと呼んでいたこの支社は多くの地域で多くのアメリカ人を騙し、何千ドルもの契約をせしめるだけせしめて破産した。ここにも象徴されるものがある。

 

 

 

 

 ⑤「赤」が象徴する革命と罪なき人々の大量虐殺

 

 

 

 紀元前586年から537年にかけて、ネブカドネザルによって、バビロン捕囚が行われた。(後、ペルシャのキュロス王がバビロンを占拠し、エルサレムの帰還を認めた

)このバビロン捕囚の間、カナン人の様々な種族は自由に混ざり合った。ユダの子孫カナン人の一派と交わったのはエドムの子孫だった。

エドムとは「赤」を意味し、「捕囚」以降、「赤」は革命ないしカナン人による罪もない人々の大量殺戮を意味するようになった。

ちなみに、イルミナティの成立を支援したロスチャイルド家も、その家名をバウアーからロート(=赤)シルド(=楯)に変えている。

 

 

 異民族間の交わりの結果、子孫の間には、どれを自分達の慣習とすべきかについて、大きな混乱が生じた。この混乱を解消しようと、捕囚達は宗教的教えを一冊の書にまとめ始め、紀元前2世紀になる頃には、ヘブライ語で「教え」を意味する<タルムード>を、その基礎をなす口伝律法<ミシュナ>とその注訳書<ゲマラ>として完成させた。ただし活字となってそれが現れたのは1520年で、ダニエル・ボンバーグによってベネチアで出版されている。

 

 

 悪魔崇拝の都バビロンにその起源を持つため、悪魔学はタルムードの全体を通じて重要な役割を果たしている。

 

 悪魔学デミウルゴス(悪の創始者)を世界の創造主として言及すると同時に、悪魔の様々な姿を、①マジキム、②シェディム、③ルホトと定義している。また悪魔の王としてはアスモデウスが挙げられている。

ミシュナによれば、紀元前2世紀、以下の2つのことは決して大衆に明かされてはならない(授けられてはならない)とされた。

①創造の作業、②戦車の作業(秘密の活動「神の座」を意味する)。

この教えは後フリーメイソンの秘密の儀式の中で更に正式のものとなった。

 

 

 起源1280年、タルムードの思想を更に発展させた「ゾハール書」(光耀篇)が現れ、神聖なカバラ思想として知られるようになった

この思想は

①新たな教えの中で最も神聖な言葉としてのジェネレーション(豊饒の儀式)

イスラエルだけが未来世界を所有できるという教え

この2つを基礎としていた。ちなみに、先述したように、ジェネレーションは後、フリーメイソンのシンボル「G」となった。

 

 「ゾハール書」は紀元3世紀にはバビロンに現れていた。

「セフェル・イェッラー(形成の書)」に由来し、その象徴である10のセフィロト(数)は、宇宙は10の数字と22のヘブライ語アルファベット文字に起源をもつという思想に基づいていた。(22枚のタロット札やセフィロトに通じる「22の小径」はこのアルファベット文字に対応する)。

 

 

 カバラ思想の中では、悪は独自の謎めいた姿で現れるが、その教えるところによれば、悪はこの世の生命の出現、すなわちアダムに遡り、アダムこそが生命の流れ全体のバランスを狂わせたとされ、それ故、この世のアダム人の肉体的存在を正式のものと認める教会あるいはキリスト教思想も取り除かねばならない問題であると見なされる。

カバラ思想およびその継承者フリーメイソンの、思想の根底にある反生命原理の正に核心である。

 

 また、その主張するところによれば、最終的には悪魔崇拝が教会およびキリスト思想を圧して勝利を収め、善と悪との問題に、悪の勝利、即ち善をこの世から抹消することで決着をつけようという計画なのだ。

いささか安直ではないかと思えるが、この計画こそがカバラ思想およびフリーメイソンの基本前提である。

 

 

 現在、私達はこうした反生命の教えに、文明が発達していく多くの場面で遭遇、直面している。……カバラ思想のフリーメイソンは、私達の生命の血統を抹殺し、カナン人の呪いの最終勝利をこの世にもたらすことに照準を定める。過去を振り返る時、カナンの子孫たる陰謀者によって定期的に繰り返され、人々を苦しめてきた大量殺戮、戦争、人類の破壊といったことに反駁の余地のない説明をつけられるのは、この驚くべき見解をおいて他にはない。

 

 

ユダヤ百科事典』では、カバラに61ページが費やされている。同事典の見出し語としては破格の扱いだ。そこでは「キリスト教カバラ」、つまり世俗的人間至上主義の中心的成果が18世紀後半、即ち「啓蒙主義運動」の時代に神智学フリーメイソンの中に表れたと指摘されている。

18世紀から19世紀にかけて、様々な革命を引き起こし、諸革命以前には宗教改革を生じさせたのは、世俗的人間至上主義におけるこの一大勢力だったということだ。

 

 こうした政治的結果は「ゾハール書」の教えの倫理的帰結であり、その教えによれば、エン・ソフ(無窮なるもの)は間接的なやりかたで世界を創造して、肉体的存在(生命)によって汚されるのを避けたとされる。(ここでも、この思想体系にある教えは基本的に反生命的であることが明かされる)。この無窮なるものは10のセフィロト(神性からの流出)を介してのみこの世に顕現する。

「ゾハール書」の教えでは、神あるいは神の息子イエス・キリストのこの世への示現は一切否定され、非神性ないしは人間的な教義ばかりが強調されるのである。

 

 

 正統派ユダヤ教徒の宗教的慣習は、カバラ思想に基づいている。

彼等は「ゾハール書」に「世界中の民族を圧して勝利する時代」と記されているように、来るべき勝利(タベルナクルの祭)を祝う。「それゆえ、この祭りの間はルラヴ(ナツメヤシの葉)を採り、トロフィーとして携え、我々がその他の人々(全民族)を支配したことを示すのである。」

 

 

 

 

 

 

 

 

(……上記まで読まれた読者は、フリーメイソンという組織が表向きに見せる「慈善事業団体」の顔にはもう決して騙されないことと思います。)

 

 

フリーメイソンと共産主義 1

 あまり一般の人達には知られていないフリーメイソンの本質と、サタン悪魔とイルミ達の「世界を共産主義国家(悪魔主義国家)にする。」という目的について、ユースタス・マリンズの有名な「カナンの呪い」より抜粋してみます。

 

 

 

フリーメイソンの真実

 

 ① フリーメイソンの権威者

「黒い教皇アルバート・パイク」という男

 

 

 フリーメイソンの真の目的について知ろうとする時、もっとも重要なのが33位階である。これは「革命の位階」としても知られ、ここにおいて「全宇宙の至高の司祭長」の称号が与えられる。称号に「全宇宙の」とあるように、33位階のフリーメイソンは政治のトップ、ないしはそれと同等の重要人物である。

もちろん、彼等は自らが率いる国家には忠誠を尽くす事はできない。

既に彼等は、死の制裁を覚悟して、国家・民族を超越した普遍的なフリーメイソン組織に忠誠を尽くすことを誓っているからだ。

 

 

 

 アメリカ合衆国の歴史史上最も反逆的な人物の一人としてあげられるのは、フリーメイソンの大立者アルバート・パイクだ。彼はアメリカのフリーメイソンのトップの座に就くと、パイクはメイソン・ロッジの祈りの中で「イエス・キリスト」の名を口にすることを禁じ、ニュー・パラディアン儀式の高級菅氏のためにアドナイサイド聖祭をつくりあげた。これは、「蛇が人間の友」として、キリスト(アドナイ)が人類の真の敵として表現される25位階の秘儀伝授の儀式に基づくものだった。

※この儀式自体、昔ながら黒ミサの要素を含んでいたが、パイクはそこに、イヴと呼ばれる裸の売春婦に性交の儀礼を伝授することをハイライトにするというような多少の創作を加えた。そこでは、家畜類や動物がルシファーへの血の捧げ物として供えられ、キリストに対するサタンのシナゴーグの勝利が祝され、ホスチアを汚す儀式が執り行われた。その血は参会者の間で回し飲みされ、その肉も儀式の中で食された。そして儀式は酒池肉林の宴に転じるのである。

この放蕩にふけったアルバート・パイクはフリーメイソンの中で大立者であり続け、『道徳と教義』という大部の著作を記している。これは今日でも、アメリカのフリーメイソン聖典となっているのだ。

 

 

※(当然ながら、パイクの時代に限らず現在までずっとこのおぞましい黒ミサの儀式は続いています。)

 

 

 

 この大著は1871年、チャールストンのマザー・ロッジで最初に刊行された。本の冒頭からフリーメイソン専制的な意図が以下のように指示されている。

「人々の無知の力こそ利用され、管理されなければならない力である。それは知者によって統制されなければならず、人々のこの力は自由政府がひとたび実現すれば、活動においても存在においても、維持管理できない。」

これこそが、自由政府の存在を容認できないフリーメイソンの意思表示である。パイクのこの著書は、どのようにアメリカ国民を支配下に置き、フリーメイソンの目的に従わせることが出来るかといった指示が克明に与えられていた。

 

 

 パイクはフリーメイソンの悪魔的起源をきっぱりと認めた。

著書の22ページには以下のようにある。

フリーメイソンは、秘密結社の流れを汲むものであり、今でも古代風の教えに従っている。」

これによって、フリーメイソンと世俗的人間至上主義の指導者との密接な協力関係も説明される。世俗的人間至上主義もまた、その起源を秘教カルト集団にもっているのである。

 

 また、152ページには「フリーメイソンは行動する。」と記されている。

極めて短い一文だが、フェミニズム運動であれ、ヒューマニズム運動であれ、人種融合運動、共産主義運動であれ、合衆国におけるあらゆる種類の主義に、フリーメイソンが精力的に関わっていることが明かされる。

フリーメイソンは行動しなければならないと命じるパイクの一言に、フリーメイソンは忠実に従っている。★その為、合衆国で展開されるいわゆる運動家によるあらゆる扇動活動は、その資金面はもちろん、活動の面でも大きな部分をフリーメイソン組織「見えざる手」に直接負っている。

アメリカ国内で何かの団体がデモ行進しているのを見かけたら、背後でフリーメイソンが糸を引いているとみて、まず間違いはない。

 

 

 

◆補足文

(★…これはアメリカだけの話ではなく、世界中で起こされているあらゆる主義主張のデモはフリーメイソンの力が及んでいる、もしくは関係していると噂されています。民衆の思想を操ることは彼等には必須であるので、右だの、左だのと騒ぎ立てている連中はだいたい彼等の工作員です。故に現在トランプ支持か、バイデンか、なんていってるのもはっきり言って馬鹿げています。Qアノンもトランプが立つずっと前から用意された組織であることは明確ですね。偽善者トランプはいずれ、民衆の信頼を受けることで、Qアノンと共に「ケネディ大統領のUFOや宇宙人説の肯定」につなげようとしているのかもしれませんね。世界の信頼を受けていないと、このUFO説と、平たく説明すれば、「イエス・キリストは実は高次元の宇宙人の魂で、UFOに乗って再臨するんだ。」を肯定させるという難題をクリアできないというところでしょうか。彼等の今までの流れを見てるとそういうのやりそうです。

トランプが影の組織イルミと戦うなんて馬鹿げたストーリーも笑えます。トランプはイギリスの「レッド・ドラゴン・円卓の騎士団」の一人だという噂です。つまり、彼はバリバリのイルミ組織であり、手下なのです。それに小児性愛者でもあり、実の娘とも近親相姦であるという話もあります。近親相姦は、イルミ組織の中においては珍しい話ではなく、むしろ当然の話です。(小児性愛犯罪においては、過去裁判も受けてます。)それに、トランプ陣営、彼の娘婿の背景を見れば尚更よく分かります

だいたい、大統領はイルミが歴代ずっと選んでますから、選挙なんか茶番で意味がありません。そうでなければ、「イルミナティカード」はどうして当たるんでしょうか?

それに、日本だけ見ても、トランプ支持者の顔ぶれの背景は新興宗教の団体とか、◯族系の支持者に行きあたっていきます。つまり、トランプ支持者に限らず彼等は皆世論を煽動する役割を担っているのです。そこに、上記の通りフリーメイソンの組織が暗躍しているということです。

マスコミもそのうちコロッと変わってくるのではないでしょうか。

イルミ達は50年100年の世界支配計画書をずっと作って、そのとおりに緻密に実行してきてます。

最近「シンプソンズ?」の話題も出ましたね。彼等もイルミの命令通りに世に漫画出してきただけなんですけどね。(笑)それに漫画家は昔から彼等の未来予想図を書かされてきていますから。)

 

 

 

 

 220ページでは、世界単一政府への強烈な志向が説明されている。いわく、

「全世界は一つの共和国国家であり、すべての国家はその一家庭であり、個人はその子供である。」

これはファビアン主義に則って、ゆりかごから墓場まで全国民の日常を支配しようとする現在のアメリカ政府の社会主義的干渉主義を説明づける。そうした人間主義的プログラムを宗教的には何の感化力、価値もないが実践できるのである。

 

 

 パイクは世界単一専制政治を確立する決意のみならず、フリーメイソンのオカルト的起源を明確にしている。そうした反キリスト教的教義は、血しぶきあがるバールの祭壇とその悪魔崇拝の信奉者に由来しない限り、到底成立し得ないものである。

 

 自らの教義の重要性を強調するために、パイクは

「すべてのメイソン・ロッジは宗教的神殿であり、その師は宗教的導師である。」

と記している。

以前からの彼の発言から考えれば、これはすべてのフリーメイソンの師はカバラ思想の導師であると言っているも同然であり、このことは棟梁メイソンの誓いにも反映されている。

「我は棟梁メイソンのロッジから送られたり、その位階の兄弟から与えられたりした合図、要請を認知し、それに従い、かれの救済に駆け付け…。」これをしそこなうことは「最も軽くても、我の体を2つに裂かれ、そこから取り出された贓物が灰と化すまで焼かれる処罰」を受けることを意味したこの誓いは、より大きな恐怖をもたらすべく目隠しをされ、ひざまづいた状態で誓わされる。

これが慈善と善行に励むとされる「友愛のロッジ」の実態だ。拒めば、体を2つに裂かれ、内臓を取り出され、焼かれるという懲罰をもった慈善活動なのである。

 

 アルバート・パイクは1809年に生まれ、1891年にワシントンDCで死亡した。葬儀は真夜中にメイソンの神殿で、カドシュの葬儀儀礼に則って行われた。黒い掛物ですっぽり覆われた一室で、不気味にも、数本のキャンドルの灯りだけが揺らめく中で行われた。

その葬儀は、ルシファーの大義に生涯を捧げた男のための、まさに悪魔の儀式だった。 

 

 

1859年から1871年にかけて、パイクはフリーメイソンの世界秩序のための基本計画に取り組み、3つの世界大戦を含む基本計画を考案した。

3つの戦争とは

ロシア皇帝をその座から引きずり降ろして、

共産主義国家を設立するための第一の戦争

共産主義帝国を打ち立てる為の第ニの戦争、

キリスト教文明を未来永劫、破壊してしまうための第三の戦争である。

 

 1871年8月15日、彼はマッツィー二宛ての書簡(現在は大英博物館に展示されている)の中で、ルシファー信奉者による世界征服のプログラムについて記した。

そこでは、ニヒリストと無神論者を解き放つことが計画され、

「全世界の人々は、ルシファーの純粋な教義についての普遍的顕示によって、一つの真の光を受けることになる。それに続いてキリスト教思想と無神論が破壊され、どちらも同時に制圧され、撲滅されることになる。」と述べられている。

 

 

 パイクはまた、ブルー・ロッジの参入者は「フリーメイソン思想の外向きの扉」のみを通り抜けるという秘密テクニックをつくりあげた。

つまり、参入者は誤った解釈に欺かれなければならず、真の解釈は高位階のメンバー(メイソンリーの王子)のためにとって置かなけらばならないとしたのである。 

 逆に高位階のメンバーには参入者の解釈を明かすことを禁じた。

 

パイクはまた、白人至上主義を掲げる秘密結社KKK団も創始している。

 

 

 

 

 ②暗躍するメイソン、組織形成の実態

 

 共産主義の陰に潜む権力はフリーメイソンの権力だと気づいた最初の人物。

ディロン司教は、1884年に、ニューエイジとは実際には偽りの救世主である新たな救世主到来への願望の上に築かれると記した上で、ソロモン神殿はキリストについての予言の成就の中で破壊されたと述べるとともに、大東社およびスコットランド儀礼は近代の革命活動の源泉であるとした。

 

 ローマ教皇レオ13世はフリーメイソン自然主義(造物主である神の創造を否定するためのフリーメイソンの思想ー訳者註)と捉え、「フリーメイソンの究極の目的は、キリスト教思想によって存在を支えられている世界の宗教的、政治的秩序全体を根底から覆し、彼等の思考法に合致する別の秩序と置き換えることです。これはすなわち、新たな秩序の土台と法律が紛れもない自然主義から引き出されることを意味します。」と説いた。

 

 英国の国王殺しの首謀者オリヴァー・クロムウェルは、信条においてソッツイーニ主義者であり、それゆえフリーメイソンは英国内で正式に組織作り出来たのだった。

 

 フランスでも組織作りは進み、ナポレオンは長兄ジョゼフ・ボナパルトが大棟梁の地位にあった。それにも拘わらず、ナポレオンはフリーメイソンの一人、ベルナドットにそそのかされてロシア遠征を敢行し、自らの軍隊を破滅させるという悲惨な結果を招いた。彼があまりに大きな権力を持ちすぎていると、フリーメイソンにみなされたためだった。

 

  イタリアにあっては、英国のサックヴィル卿がイタリア大東社を設立していた。これはその実働部門である「アルタ・ヴェンディタ」(復讐の意ー訳者註)を通じて、秘密結社色の濃いカルボナリ党から指示を受けた。メンバーへのこうした指示には以下のような戒めも含まれていた。

汝の人生の活動すべてを「賢者の石」の発見に向けよ。中世の錬金術師は、この夢を追って、その時間とスポンサーの金を失った。この秘密組織の求めるところは、動機の単純さゆえに、実現されるはずである。即ち、それは人の情熱に基づいている。抑制、制限、敗北にくじけてはならない。ロッジの沈黙の中で、我々の武器を準備せよ。身支度を整えよ、すべての情熱、最も邪悪な情熱も最も寛大なる熱情も満足させよ。そうすれば我々の計画は……、いつの日か成功すると思われる。」

 

 

 アルタ・ヴェンディタの指示には以下のようなものもある。

「どのような組織であれ、秘教性、神秘性が際立った特徴として感じられるものでありさえすれば、どの位階、どの儀礼を問わず、組織の人々と手を結ぶことを勧めてやまない。

政治的でも宗教的でもなく、どれほどくだらない名目でも、汝によって作り出された名目のもとで、更に望ましくない他者によって作り出される大義のもとで、連携は共通の音楽、目的のための芸術を生み出す。

 

そうしておいて後、その選ばれた芸術に毒を浸透させよ。

  毒はほんの数滴垂らすだけでいい。

 

 

 我々はイエス・キリストの王国を継ぐ立場にない

  それが我々の幸運である。

 

 

 彼等の多くは苦境に立たされている。それ故、己の為と信じ込んで、我等の目的のために仕えてくれている。

彼等は見ればそれと分かるし、愚か者であるゆえ、誰が首謀者する者であれ、それに加担して評判が落ちることなど何とも思っていない。

 

✩✩ この世界で最も高徳な人々の間でさえ、今では得など存在せず、誰もが徳のない道を突き進んでいる。

完璧なまでに冷酷で、完璧なまでに計算された見事な憎しみは、人為的な砲火や演壇上でのどのような宣言演説より効果がある。✩✩

 

 ほどなくマルタ島に、我等が自在に稼働させることの出来る印刷施設が設備される。

✩✩完成の暁には、英国の国旗のもと、我等の目的は罰せられることなく、一つ一つ確実に行動に移すことが可能となる。

そして、イタリアの津々浦々に、アルタ・ヴェンディタによって流布するに相応しいと判断された書籍、小冊子がばらまかれるのである。」

 

 

 

 

 

✩✩(この世を人徳のない世界、神を信じず、神も誰も愛さない世界にしたい彼等の意図が理解できますね。そして、彼等はついにこの世においては誰も罰することが出来ない神のような立場、地位まで登りつめたということになるわけです。)