ヨハネの福音書 10. よき牧者の講話 「アーメン、アーメン、あなた方に言う。 羊達の中庭に門を通って入るのでなく、他のところを乗り越えて来る人、 それは盗人であり、強盗である。 門を通って毎朝入って来る人が羊達の牧者である。 この人には、門番が…
ヨハネの福音書 9. 生まれながら目の見えない人の癒し そして通りがかりに、生まれながら盲目の人を見た。 彼にその弟子達が尋ねた。 「ラビ、生まれながらには、※①誰が罪を犯したのですか。この人ですか。それともその両親ですか。」 と言って。イエスが…
ヨハネの福音書 8. 不倫の女の逸話 そして各々自分の家に帰っていった。 イエスは、オリーブ山へ行った。早朝、彼はまた神殿境内にやって来た。 民は皆次第に彼のもとへやって来た。彼は座って彼等に教え始めた。 律法学者とファリサイ派の人々が、姦通の…
ヨハネの福音書 7. 仮庵祭にのぼるイエス この後、イエスはガリラヤをめぐり歩いていた。 つまりユダヤをめぐり歩こうとはしなかったのである。ユダヤ人達が彼を殺そうと狙っていたからである。 さて、ユダヤ人達の祭りである仮庵祭が近かった。 そこで、…
ヨハネの福音書 この第6章は誰もが一度は聞いたことのある、 イエスが行ったあまりにも有名な奇蹟の一部です。 6. パンの増加 この後、イエスはガリラヤの、すなわちティベリアの海の向こう岸に行った。 大勢の群衆が彼について来ていた。彼が病んでいる…
ヨハネの福音書 5. ベトザタの池での癒し この後、ユダヤ人達の※①祭りがあって、イエスはエルサレムにのぼった。 さて、エルサレムには羊門のそばにヘブライ語でベトザタと呼ばれる、 5つの回廊のある池がある。 それらの回廊には病んでいる人々、目の見…
ヨハネの福音書 4. サマリアでの逸話 さて、イエスがヨハネよりも多くの弟子を作り、洗礼を授けているということをファリサイ派の人々が耳にした。イエスはこれを知った時、もっとも、イエスが自分で洗礼を授けていたのではなく、弟子達が授けていたのでは…
ヨハネの福音書 3. ニコデモとの対話および著者の考察 ファリサイ派に属する一人の人がいた。 その名は※①ニコデモ、ユダヤ人達の指導者であった。 この人が夜、彼のもとへ来て、彼に言った。 「ラビ、あなたが神のもとから来られた教師であることが私には…
ヨハネの福音書 2. カナでの最初の徴 その3日目に、ガリラヤのカナで婚礼があった。 イエスの母がそこにいた。 イエスとその弟子達もその婚礼に招かれた。 葡萄酒が切れてしまった時に、イエスの母が彼に言う。 「あの方達に葡萄酒がありません。」 すると…
ヨハネの福音書 今回より、『ヨハネの福音書』の紹介をしていこうと思います。 福音書は、ヨハネの他に、マタイ・マルコ・ルカもありますが、個人的にヨハネが好きなので、こちらを選択しました。 まだ読んだことがなく、『福音書』に興味がある方はお読みく…
Breakouto 4. 【世の成功者になりたい人へ】 ※前回怒りに任せて書いたので、編集し直しました。 これはつまらない世間話ですが、 最近、私に起きた出来事です。 それは、まったくこちらには何一つ過失がないのに、 相手に勝手に決めつけられ、侮辱を受けた…
『エゼキエル書』 第 48 章 これらがイスラエルの部族の名ごとの嗣業地である。 北の果ては、へトロン街道に沿って、レボ・ハマト、 ダマスコとの北方の境界ハツァル・エナン、ハマトの境界に沿った地域。 東端から海に至る地域がこれに属する。 これば部族…
『エゼキエル書』 第45・46章 献納地 奥の中庭の門、種々の供犠・供物 (省略) 第47章 神殿から流れ出る水 彼は私を神殿の出入口に連れ戻した。 すると、見よ、水が神殿の敷居の下から東へと流れ出ていた。 神殿の正面は東向きだったからである。 そ…
『エゼキエル書』 第44章 門の掟 彼は東に向いた聖所の外の門のとこに私を連れ戻した。 それは閉じられていた。 ヤハウェは私に言った。 「この門は閉じられたままにし、開かれることがあってはならない。 誰もそこに入ってはならない。 なぜなら、イスラ…
『エゼキエル書』 第42章 祭司達の部屋(省略) 第43章 イスラエルの神の栄光 また彼は私を門に、東に向いた門に行かせた。 すると、見よ、イスラエルの神の栄光が※①東の方からやって来た。 その音は大水の轟きのようであり、地はその栄光によって輝いた…
■ Breakouto 3. おさらいの内容になってしまうかもしれませんが、 是非もう一度考えてみてください。 「偶像崇拝」について、世界中にある神々の像、これらは全て堕天使やその子供であるネフィリム達を神格化した神であって、それら偽りの神々をあがめさせ…
『エゼキエル書』 第40章 新しいエルサレム 我等の捕囚の第25年、その年の最初の月の10日、 都が撃破されてから14年目、まさにその日、ヤハウェの手が臨み、 彼は私をそこに連れて行った。 神々しい幻の中で、私をイスラエルの地に連れて行き、 非常…
『エゼキエル書』 第38章 マゴグのゴグ ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、※①ゴグに顔を向けよ、マゴグの地に。 メシェクとトゥバルの頭である指導者に。 彼に向かって預言せよ。 あなたは言わなければならない、主ヤハウェはこう言ったと。…
『エゼキエル書』 第37章 枯骨の幻 ヤハウェの手が私の上に臨んだ。 ヤハウェは彼の霊によって私を連れ出し、そのかの平地に私を置いた。 そこは骨で満ちていた。 ヤハウェは私にそれらの上を幾度も行き巡らせた。 なんと、平地の表面に骨はすこぶる多く、…
『エゼキエル書』 第36章 イスラエルの山々の回復 「あなたは、人の子よ、イスラエルの山々に向かって預言せよ。 あなたは言わなければならない、イスラエルの山々よ、ヤハウェの言葉を聞け。 主、ヤハウェはこう言ったと。 敵がお前達に向かって、 あはは…
『エゼキエル書』 第35章 セイルの山に対する審判 ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、顔を※①セイルの山に向かって預言せよ。 あなたはこれに言わなければならない、主ヤハウェはこう言ったと。 セイルの山よ、見よ、わたしはお前に立ち向か…
『エゼキエル書』 第34章 イスラエルの牧者達 ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、預言せよ。 イスラエルの※①牧者達に対して預言せよ。 あなたは彼等、牧者達に言わなければならない、 主ヤハウェはこう言ったと。 「禍いあれ、自分達を牧養…
『エゼキエル書』 第32章 ファラオの挽歌 冥界に下るエジプトの群勢 (省略) 第33章 イスラエルの家の見張り ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、あなたの民の子等に語れ。 あなたは彼等に言わなければならない。 『ある地にわたしが剣を…
『エゼキエル書』 第29章 エジプトに対する預言集(1.) ネブカドネザルの報酬 (省略) 第30章 エジプトに対する預言集(2.) ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、預言せよ。 あなたは言わなければならない、ヤハウェがこう言ったと。 喚…
『エゼキエル書』 この第28章は非常によく取り上げられる章でもありまして、⁂でマークした部分全体は読んでも分かる通り、堕天使ルシフェルに対する神の嘆きの言葉が含まれています。神がツロをルシフェルにかぶせてどんな気持ちで見ておられたかが伺えま…
『エゼキエル書』 第26章 ツロに対する預言 (省略) 第27章 ツロ挽歌 1. ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「あなたは、人の子よ、ツロについて挽歌を掲げよ。 海の入り口に住み、諸民族の商人として多くの島々に向かうツロに、 あなたは言わなけ…
『エゼキエル書』 第24章 *錆びついた鍋(*都エルサレムのこと) ※①第9年、10月10日、ヤハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、この日付、まさにこの日を書き記せ。 まさにこの日、バベルの王がエルサレムを襲ったのだ。 反逆の家に譬えを…
『エゼキエル書』 第23章 姦通する姉妹、オホラとオホリバ ャハウェの言葉が私に臨んで言った。 「人の子よ、2人の女がいた。彼女等は同じ一人の母の娘であった。 彼女等はエジプトで姦通した。若い時に姦通した。 彼女等の乳房はそこで触られ、処女であ…
『エゼキエル書』 第21章(省略) 第22章 血の都 ャハウェの言葉が私に臨んで言った。 「あなたは、人の子よ、審こうとするのか。 *血の都(*エルサレムのこと)を審こうとするのか。 ならば、そのあらゆる忌まわしい行為を彼女に知らせるがよい。 あ…
『エゼキエル書』 第18章・第19章 (省略) 第20章 出エジプトと祖父達の忌まわしい歴史 第7年、5月10日、イスラエルの長老の何人かがャハウェに尋ね求めようとしてやって来て、我が前に座した時のことである。 ャハウェの言葉が私に臨んで言った…