tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

呼びかける 18.

〖呼びかける〗

 

 

 

 第20章

 

 

 

 千年王国

 

 また私は、一人の天使が

底なしの深淵の鍵と大きな鎖とを手にして、

天から降って来るのを見た。

そして、竜、かの太古の蛇、これは悪魔サタンのことである。

を、捕まえ、※①一千年間縛った。

そして、その竜を底なしの深淵に投げ込んで錠をおろし、その上に封印した。

一千年の期間が終わるまで、竜がもはや諸民族を惑わすことのないためである。

一千年間の後に、竜は短期間※②解き放たれるはずである。

 

 

 また、私は多くの座があるのを見た。

そして、※③裁きを託された人々がそれらの座に座った。

私はイエスについて証言し、神の言葉を伝えるために、

首をはねられた人々の魂も見ることができた。

それに、獣も獣の像も礼拝せず、

その刻印を額や手に受けることをしなかった者達もそこにいた。

彼等は生き返って、※④キリストと共に一千年間統治した。

※⑤それ以外の死人達は、

一千年間の期間が終わるまで生き返ることはなかった。

これが第一の復活である。

 

 幸いなるかな、また聖なるかな

※⑥第一の復活に与る(あずかる)者。

これらの者達に対しては、第二の死はなんの支配力も持たず、

彼等は神とキリストの祭司となって、一千年間彼と共に統治する。

 

 

 

◆補足文

※①一千年間縛った。…キリストの千年王国の思想。すぐ後の4節参照。エゼキエル37章に基づいている。しかし、「千」は、厳密な数字というより、「ごく多数」と同義に用いられるから、「長期間」という意味であろう。キリストの敵対者である獣の支配が42ヶ月とされることと比較。

(✽エゼキエル37章は非常に重要なので、また後に紹介したいと思います。)

 

 ※②解き放たれる筈である。…終末的再臨の直前に、悪魔が自由になって、人々を誘惑することが考えられている。

※③裁きを託された人々…この人々が誰であるかは曖昧。ダニエル書7:22,7:9参照に従って天の法廷の構成員か、あるいは支配の座への即位という意味で殉教者達を指す。

※④キリストと共に一千年間統治した。…メシアの国が、最終的な神の救済に先立つ中間王国であるという思想。ユダヤ教においても、この思想が初めて現れるのは、本書と同時代のシリア語バルク黙示録29-30章、第4エズラ署7:26以下である。

※⑤それ以外の死人達は~生き返ることはなかった。…非キリスト信徒のこと。彼等は一貫して「死人」と呼ばれている。この復活が、侵攻に忠実な生涯を貫いた者達、殉教の死を遂げた者であれ、自然死を迎えた者であれ、…にのみ与えられる救済の賜物であることを明瞭にしている。

※⑥第一の復活に与る者、~彼と共に統治する。…元来備わっている性質ではなく、彼等に新たに与えられるもの。聖なる都には聖なる者達しか入れない。一千年間、神とキリストと共に統治する。)

 

 

 

 

 サタンの最期的敗北

 

 一千年の期間が終わった時、サタンはその牢獄から解き放たれる。

そして、※⑦地の四隅に住む諸民族、ゴグとマゴグを惑わし

戦いのために彼等を召集しようと、牢獄から出て行く。

彼等の数は海辺の砂のように多い。

彼等は※⑧地上の広い場所に攻め上って、聖徒達の陣営と愛された都とを包囲した。

 

 

 すると、天から火が降り注いで、彼等を焼き尽くした。

そして、彼等を惑わす悪魔は火と硫黄の燃える池に投げ込まれた。

同じ炉には、かの獣と偽預言者も投げ込まれていた。

そして、かの者共は昼も夜も世々永遠に苦しめられる。

 

 

 

 最後の裁き

 

 それから、私は大きな白い玉座とその上に座っている者とを見た。

※⑨地と天とはその方の御前から逃げ出し、跡形もなく消え去った。

また私は、死人達が、偉大な者も卑小な者も、玉座の前に立っているのを見た。

※⑩諸々の書物が開かれたが、もう一つの書物、つまり生命の書も開かれた。

そして、死人達はそれらの書物に記録されていることに従い、

各々の行いに応じて裁かれた。

 

 海は自分が※⑪抱えていた死人達を引き渡し、

また死と黄泉も自分達が抱えていた死人達を引き渡した。

そして一人一人が各々の行いに応じて裁かれた。

それから、死と黄泉とは火の池に投げ込まれた。

この、火の池が第二の死である。

そして、生命の書にその名が記録されていないことが分った者は、

その火の池に投げ込まれた。

 

 

 

 ◆補足文

※⑦地の四隅に住む諸民族、ゴグとマゴグを惑わし…全世界くまなくの意味。「墨」=「果て」を重視すれば、19章19-21で滅ぼされたローマ帝国とその同盟勢力以外の者とも解釈できるが、それは黙示録の著者の思想に合わない。

エゼキエル38章2を参照。但し、エゼキエルではマゴグは、黒海カスピ海の間に位置する地名ではゴグはその王であるが、ここではゴグと共に民族名。ラビ伝説でも、神の代表的敵対者として出て来る。

※⑧広い場所~愛された都エゼキエル書38章11-12参照。パレスチナの地を意味している。元来、エルサレムを指す表現であるが、<詩編78:768・87:2,シラ書24:11>、ここでは信徒とその境界の象徴。そこに敵対勢力が「のぼる」と言われるのは、それが天の神に近いことを想定しているから。

※⑨地と天は~跡形もなく消え去った。…現在の天地が滅ぼされ、天地が新たに創造されると言うのは黙示録文学に一般的な思想。

※⑩諸々の書物が…死者達が生前行った数々の行為が記録された文書のこと。

※⑪抱えていた死人達を引き渡し~また死と黄泉も~引き渡した。…黄泉と死に並ぶ海の言及は、船の遭難を身近に体験しうる小島パトモスという黙示録の著者の環境を示唆する。「すべて」の死人が裁かれる、最後の審判の普遍性を強調する表現。)

 

 

 

 

 

 ここから、少しまた、個人的考察の続きをさせてもらいます。

〖呼びかける15〗でも書かせてもらった通り、第17章から、この黙示録最終章に近づく第20章7の聖句にあるように、神とイエスとサタン達の最終決戦において、サタンは、地の四隅に住む諸民族、ゴグとマゴグを惑わし、戦いの為に彼等を召集し、彼等悪魔を崇める支配者層軍団と、サタンの血統の濃い民族である巨人族とその他のクリーチャー達が集められ、決戦に臨むと考察しています。

それが、先ほど補足文にも言った、エゼキエル37章ですね、ほんとはエゼキエル書全体とかを読むほうがいいでしょうが、36章~39章が、黙示録文書をより深く説明しているという気がします。

 

 今年ロシアが戦争を始めた時、ネットでは聖書の『エゼキエル戦争』が起きると騒がれていました。

それはこの20章の7と以下、

 

 <エゼキエル38:14>の 

 

 それゆえ、人の子よ、預言せよ。

ゴグに言わなければならない、主ャハウェはこう言ったと。

 

 「その日、わが民イスラエルが安穏として暮らすさなか、

お前は自らを振るい立たせないであろうか。

最北の自分の場所から、お前はやって来る。

お前と共に多くの民も。

彼等はすべて馬に乗る者達、大召集軍、大軍隊である。

お前はわがイスラエルに向かって、地を覆う雲のように上って来る。

 

 それは終わりの日々に起こるであろう。

わたしがお前をわが地に向かってやって来させるのだ。

それは、ゴグよ、わたしが諸国民の眼前で、

お前を通して自らを聖なる者として現す時、

彼等がわたしを知るようになるためである。」

 

 と、<エゼキエル39:1~>の

 

 あなたは、人の子よ、ゴグに向かって預言せよ。

あなたは言わなければならない、主ャハウェがこう言ったと。

 

「メシェクとトバルの頭である指導者ゴグよ。

見よ、わたしはお前に立ち向かう。

わたしはお前を向き直らせ、お前を案内する。

お前を最北から上らせ、イスラエルの山々を導き入れる。…」

 

などの聖句からでした。

これらは、確かに現在、ロシアが中東の覇権とイスラエルの資源(イスラエルは2009年に海で大きな天然ガス田が発見されています。)を狙って、イスラエルに向かって戦争を推し進めているようなので、いかにも成就するのかもしれません。

ロシアはイスラム諸国と友好関係を結んでおり、それらの国々は、実にエゼキエル書38章のイスラエルを攻める国に入っているからです。

 

 

 でもちょっと待ってください。

イスラエルは現在ロスチャイルドが支配している国です。

というか、ほぼロスチャイルドが造ったようなものです。

ロシアはロスチャイルドの国に戦争を仕掛けることになるんでしょうか?

前になんかのネットで、プーチンイルミナティを潰す宣言をしたとか、何とかを読みましたが、その反面、英国エリザベス女王とは仲良しで、プーチンエリザベス女王のひぞっこ、お気に入りだという話しも聞きました。それにプーチンエリザベス女王にはへこへこして頭があがりませんでした。

ロス茶と英国はセットですからね。

ロス茶にプーチンが本気でケンカ売るとは思えないです。

それに世界中どの国の大統領、リーダーもロス茶にはケンカ売れません。

いいなりです。

 

 

 私的な考察としては、この黙示録20:7については、イエス千年王国が先に訪れた後の聖句であり、その間サタンは千年間捕まえられ、縛られて底なしの深淵に投げ込まれ封印されていますので、ロシアの侵攻が、エゼキエル戦争で、この黙示録20:7を指し示しているというのは疑問に思います。

少なくとも、別口だと思えます。

それにです、

この聖句以前においては、先に第一の復活が起き、聖徒達がキリストと共に一千年間統治したことになっています。

第一の復活者の説明は聖句にある通り、イエスについて証言し、神について首をはねられた人々の魂と、獣も、獣の像も礼拝せず、その刻印を額や手に受けることをしなかった者達のことです。

現在までに、その第一の人々が復活したでしょうか?

サタンが縛られて一千年間縛られた証拠があるでしょうか?

何よりイエスの再臨がこれまでに起きたでしょうか?

答えは否です。

 

 

もちろん、現在までに起きなくっても、近々イエスの再臨が起きて、第一の復活が世に起きるかもしれません。

そして千年の統治が始まるのかもしれません。

でも、なんかあれ??ってなりませんか?

 

 つまり、エゼキエル書

「それは終わりの日々に起こるであろう。」は、黙示録の啓示とは別口、

もしくは同じであっても、少なくとも現在のロシア侵攻とは違うのではないか?

これは作られた戦争であり、工作であり、支配者層のシナリオ通りの聖書なんじゃないのかと思ってしまいます。

 

それと最近の、不自然な有名人達の自殺とか、今ずっと時間稼ぎのようにやってる安倍総理の暗殺劇とか、他のコロナ死とかも、こうした彼等の、つまりロス茶や、支配者層全体のシナリオ劇ではないかと疑ってしまうのです。

第一の復活劇をやる予定なら、有名人を死んだことにして、実は生きていて何処かに住まわしている。物凄い贅沢で、安全な監禁生活をおくらせているのかもしれないってことです。安倍さんは特にそんな気がしてます。

家族も当然買収されていて表向きは、悲しみを演じているだけかもしれないです。

あのマイケル・ジャクソンの葬式で、彼の子供達や親族達が悲しみの席で笑っていたのを捉えた映像があったし、他にもマイケルが本当は隠れて生きているんじゃないの?と思わせる映像の数々があったりします。

日本の有名コメディアンの突然の死とか、有名女優のコロナ死で夫が会見で全然悲しそうでなかった様子とか…。

こういう内容書くと、「陰謀論だよ~。」と馬鹿にされるでしょうが、何か変だと感じないでしょうか?

 

 最近のマッド・フラッド説や、タルタリア説で歴史の改ざんがありましたよね。

そこに実は現在の西暦が1000年も付け足されたのではないか?

とすれば、イエスがこの世に誕生して亡くなったのは2000年も前ではなく、1000年前だったのではないか?という話でしたよね。

この改ざんも数字的に聖句と何か関係があるような気がしてしまいます。

ちょっと強引すぎるのかもしれませんが…。

 

 残り2章になりました。