tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』19

旧約偽典『エノク書

 

 

 

 第96章(略)

 

 

 

 第97章

 

 

 

 さて、私は君達賢者と愚者に誓う。

※君達は多くのことを地上で見るであろう。

君達は男でありながら、女達よりも化粧に凝り、うら若い娘も顔負けするような長袖の衣をまとい、豪華、絢爛(けんらん)、権勢、金銀、紫、威厳などに浸り、馳走を湯水のように浴びている。※

これがために、彼等には教えも知恵もなく、その財産と名誉と栄華と共に一緒に滅びることは必定である。

彼等の霊魂は、恥と殺戮と赤貧のうちに火の炉に投げ込まれることであろう。

 

 

 罪人達よ、私は君達に誓った。

山が独りでに奴隷になったのではなく、丘が独りでに婦人の腰元になったのではないのと同じように、罪も地上に送られてきたのではなく、人間が自分で生み出したものであり、これを犯すものは大いなる呪いを受ける。

女の不妊も生まれつきのものではなく、彼女の手の業故に、彼女は子なくして死ぬのである。

 

 罪人達よ、私はあなた方に聖にして大いなる方によって誓った。

君達の悪行は天上にことごとくにさらけ出されてあり、君達の不法行為で、覆われ隠されているものはない。

全ての罪が日ごとに天上の至高者の前に記録されているなどとは分かりもしないし、

見えもしないなどと勝手に思いなしたり、心中そう決めこんだりしてはならない。

今より後、君達が犯す不法は一々、日ごとに、君達の裁きの日まで記録されているのだと心得るがよい。

 

 災いなるかな、君達愚者は。

君達は自らの愚かさ故に滅びる。君達は賢者の言うことを聞かない。

君達は幸福はめぐってこないであろう。

 

 今こそ知るがよい。

君達は滅びの日に備えられているのだ。

罪人達よ、助かる望みはないと思え。

お前達は、大いなる裁きの日とお前達の霊魂の患難と並々ならぬ困窮の日に備えらえれたのであるから、贖いなどということもなく、この世を去り、死に赴く他ないのだ。

 

 

 災いなるかな、君達心の頑なな者。

※※君達は悪事を行い、血を食らう。

どこから美味いものを見つけてきて食らい、飲み、腹を満たそうというのか。※※

至高者なる主が豊かに備えられたものの中からではないのか。君達に平安はない。

 

 

 災いなるかな、暴虐の行いを好む君達は。

何故幸せなどを望むのか。君達は義人達の手に引き渡され、情け容赦なく首切られ、殺される運命にあると知るがよい。

 

 災いなるかな、義人達の患難を嬉しがる君達は。

君達の墓は掘られないであろう。

 

 災いなるかな、義人達の言葉をないがしろにする君達は。

君達には救いの望みはないのだから。

 

 災いなるかな、偽りの言葉と不義の言葉を書き連ねる君達は。

彼等は、人が愚かさを聞いて忘れないようにと偽りを書き連ねる。

彼等に平安はない。いな、突然死ぬであろう。

 

 

 

 第99章

 

 

 災いなるかな、不義を行い、偽りの言葉を誉めそやす君達は。

君達は滅び、救いも幸福も得られない。

 

 災いなるかな、真理の言葉を曲げ、永遠の掟にもとり、

自分は無罪だと思い込んでいる君達は。

君達は地上で踏みにじられる定めにある。

 

 義人達よ、その時祈りを捧げて要求する備えをせよ。

それ、祈りを証言として天使達の前に提出し、彼等に罪人達の罪を至高者の前に提示して訴えてもらうがよい。

 

 その時諸々の民は動揺し、滅亡の日に民の輩は立ち上るであろう。

その時、胎児が生まれ出てくるやいなや、人々は我が子なのにこれをひったくって放り投げ、そのお陰で子は自らの親の手にかかって死ぬ。また、がんぜない乳呑み児をも放り出したまま顧みず、愛する我が子に憐れみを掛けようともしない。

 

 

 私は君達罪人に再び誓う。

罪は止まる事を知らない流血の日に向けて備えられている、と。

★★石を拝む者、金銀、木石粘土の象を拝む者、

穢れた霊、悪霊、その他各種の偶像を知識によらず拝む者は、

これらから何の助けも得られないであろう。

彼等は理性の愚かさの故に不敬虔になり、✽心の恐怖と夢に見た幻の故に目がかすむであろう。✽この故に彼等は不敬虔になり、恐怖に憑りつかれるであろう。 

彼等の成す事、全て偽りに基づき、石を拝んだ故にたちどころに滅びるであろう。★★

 

 その時、知恵の言葉を受け容れ、それを悟り、至高者の道を行い、

彼の義の道を歩み、不敬虔な者に交じって不敬虔な人間にならない者は幸いである。

彼等は救われるであろう。

 

 

 

 災いなるかな、悪を隣人にまで広める君達は。

君達は黄泉で殺されるであろう。

 

 災いなるかな、罪と偽りの秤をこしらえる君達、

また地上の人々に苦々しい思いをさせる者達は。

この故に彼等は、抹殺されるであろう。

 

 災いなるかな、他人の苦労で家を建てる君達は。

その建築材は全て罪のレンガと石ではないのか。

私は君達に言う、君達に平安はない、と。

 

 

 ★★災いなるかな、割り当てられた先祖代々の遺産を棄てて

偶像を一心に追い求める者達は。

彼等には心の休まる時がないであろう。★★

 

 

 災いなるかな、暴虐を行い、不法を助け、

隣人を殺して最後に大いなる裁きの日に辿り着く者は。

彼、神は君達の名誉をこぼち、君達の胸中に苦悩を投じ、怒気を発し、剣を持って君等を全滅させられるであろう。

また、義人達、聖者達は皆君達の罪を思い起こすであろう。

 

 

 

 第100章

 

 

 その時、あるところで、父が子と共に刺殺され、兄弟が隣人と共に斃(たお)れ、その血が川のように流れるであろう。人は我が子、我が孫をすら平気で殺め、罪人は敬愛する自分の兄弟をすら平気で殺め、明け方から日暮れまで殺し合いが続くであろう。

馬は胸まで血に浸って進み、馬車は屋根まで血に没するであろう。

 

 その時、み使い達は密かな所に下り、罪を助ける者達をみな一ヵ所に集めるであろう。その日、至高者は、全ての罪人に対して大いなる裁きを施行すべく立ち上がられる。

 

 彼は聖なるみ使い達の中から守護者を任命して、全ての義人達と聖人達を瞳のように護られる。それは全ての悪、全ての罪が始末される時までである。

義人達は長い眠りを経なくてはならないとしても、恐れる事は何もない。

その時賢者達は見、地の子等はこの書の全ての言葉を悟り、彼等の罪がこぼたれる時、彼等の持てる富は彼等を救いえないことを知るであろう。

 

 災いなるかな、義人達を激しい難関の日に苦しめ、彼等を火で焼く時の君達は。

君達は自分達の行いに応じて報いられるであろう。

 

 災いなるかな、君達心のひねくれた者。

君達は悪事をたくらもうと伺っている。

恐怖が君達に臨んでも、助けてくれる者はいない。

 

 災いなるかな、君達罪人は。

君達の口の言葉の故に、また君達の手の不義の行い故に、

君達は燃え盛る火の炎で焼かれるであろう。

 

 

 今や知るがよい。

み使い達は天上で太陽から、月から、また星から、君達の行状を、君達の罪について調べ上げるであろう。

君達は地上で義人達に対して裁きを行っているそうではないか。

彼は全ての雲、霧、露、雨を喚問して君達に対して証言を求められるであろう。

なぜなら、これら全てのものは差し止められて、君達の上に降りてこないてあろう。

彼等が君達の罪を心に留めないとでも思うのか。

 

 

 さあ、雨に贈り物でもして、君達の上に降るのを止めないようにしてもらうがよい。

君達から金銀を受け取った露はどうだ。

ひんやりする霜と雪、様々な災難をもたらす吹雪が君達の上に臨む時、

その時は君達は到底耐えられないであろう。

 

 

 

 

◆補足文

は、古代から現代においても男性が女性のような化粧を施し、振る舞う様は見られてきています。人類の最初の時代にはそうしたことはおそらく無かった事でしょうが、堕天使達や悪霊の活動や、指導によってそうなっていきました。

神が禁じた「同性愛」も彼等サタン側が神に反抗させるために、人間達を洗脳してきたものと考えられています。(古代ギリシャの時代においては、もう当たり前のように世間では「同性愛」は認知済みでしたから。)

 

 ※※悪事を行い、血を食らう。という部分も、あらゆる血に対して神は食することを禁じています。「血」は神聖であり、「命」であること、

<創世記>9:4~ ただし、その魂、つまりその血を伴う肉を食べてはならない。更にわたしは、あなた方の魂の血の返済を求める。人の手から、その兄弟である各人の手から、わたしは人の魂の返済を求める。誰でも人の血を流す者は、人によって自分の血を流される。神は自分の像に人を造ったからである。

とノアに告げています。

 

 また、<レビ記>17:10~ いかなる者であれ、血を食べる者がいれば、わたしは必ず自分の顔を、血を食べている者の魂に敵して向け、その者を民の中から正に絶つであろう。わたしは、あなた方が自分の魂の為に贖罪を行うようにとそれを祭壇に置いたのである。血がその内にある魂によって贖罪を行うからである。

それ故にわたしはイスラエルの子等に言った。

『あなた方の内のいずれも魂の血を食べてはならない。』

17:14~ あらゆる肉なるものの魂は血であり、魂がその内にあるからである。

その為わたしはイスラエルの子等にこう言った。

あなた方はいかなる肉なるものの血も食べてはならない。あらゆる肉なるものの魂はその血だからである。全てそれを食べる者は絶たれる。』

とあります。

 

 しかし、悪魔側は動物の生肉どころか、人肉を食する「カニバリズム」さえ行ってきているのです。

最近の話題になったものとして、「アドレナクロム」の話がありました。

これもアメーバ0012jのブログでも話していますが、ずいぶん皆さんの知るところとなってきました

この世の支配者層、エリート達による、ペドフィリア犯罪と悪魔崇拝儀式による幼児や赤子の「吸血儀式」、そして「不老不死(永遠の若さ)」を得る為に、彼等は「アドレナクロムの血」を食べているのです。非常に残忍で恐ろしいことです。

 

 ★★部分は、もちろんあらゆるこの世の「偶像崇拝」に対する警告が語られています。

しかし、何回も言いますが、この世のほとんどの宗教は「偶像崇拝」をやっています。また、多数の新興宗教が教祖による啓示「霊媒」によって、もしくは「超常現象」のような不思議な力を見せては信者を得ているということが多いのです。

たとえ、キリスト教や他の名だたる宗教が奇蹟を起こしたとしても、それは偽りの奇蹟、私達の目をくらます為の偽善の奇蹟なのです。

(はっきり言って聖書時代以降、神やみ使いの天使による啓示はありません。ですから「聖書啓示」以降の霊媒、予言者なども全ては悪霊、もしくは堕天使によるものだと知って下さい。✽心の恐怖と夢に見た幻のゆえに目がかすむであろう。と書かれている通りです。)たいがいは、その啓示のエピソードは怪しく、冷静に考えれば可笑しなものが多いものです。つまり、これらも、悪魔側が仕掛けたことに間違いはないのです。

 

 そして、神社、仏閣、キリスト教だろうが、イスラムだろうが、何だろうが必ずと言ってよいほど、何らかの神を祀る象徴のシンボルマーク、あるいはあらゆる物質で造られた神像があるものです。

これらは全て拝んではならないものなのです。神は何度も何度も、幾世紀もかけて同じ警告を発しているのです。「偶像崇拝」は神の忌むべきものであると。

 

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』18

旧約偽典『エノク書

 

 

 

 第92章

 

 

 学者エノクが著したもの。この知恵の教えは全ての人から賞賛され、全地を裁く規範であり、地上に住まう私の全ての子等及び正義と平和を行うであろうところの未来の世代のために書かれたものである。

 

 時勢に心を悩ませぬがよい。聖なる、大いなるお方が全てのことに日を定められたのだから。義人は眠りから醒めて立ち、義の道を歩む。その全ての道と道程は永遠の慈悲の中にある。彼は正しい者に対して慈悲深く、そういう者に永遠の公正を施され、支配権を賜い、恵みと義の中にあって、永遠の光の中を進む。罪は永久に暗闇に葬られ、この日から永遠に現わされることはない。

 

 

 

 

 第93章

 

 

 その後エノクは書物に基づいて語り始めた。エノクは言った。

「私の子等よ。私エノクは、義の子等について、この世から選ばれた者達について、また義と公正の木について、天の幻によって私に示され、聖なるみ使い達の言葉から私が学び、天の板から私が悟ったことを君達に語りかつ知らせよう。」

 

 そこでエノクは書物に基づいて語り始めて言った。

「私は、裁きと義がまだ引き続き行われつつあった第1週に7番目に生まれた。

私の後に、第2週に甚だしい悪が起こり、欺瞞が芽生え、最初の滅亡が訪れ、ある者は救われ、この滅亡の後暴虐がはびこり、罪人に対して法(おきて)が定められるであろう。

その後第3週に、その終わり頃、正義の裁きの木となる一人が選ばれ、彼の子孫は以後永遠に義の木となる。

その後、第4週にその終わり頃、聖人と義人達の幻が現れ、続く世代のための法と囲いが定められる。

その後、第5週にその終わり頃、栄光の家と王国が建てられて永遠に至るであろう。

その後、第6週に、その時代に生きる者は皆盲人になり、全ての者の心は知恵を忘れる。その時一人の人が起こり、その終わり頃、王国の家は火に焼け崩れ、選ばれた根に繋がる全ての者は散らされるであろう。

その後、第7週に背教の世代が起こり、その所行は多岐に渡るが、その所行はいずれも背教的である。

その終わり頃、義なる選民は永遠の義のひこばえから報いを受け、彼の創造の全てについて7通りの教えを授けられるであろう。

 

 

 ※およそ人の子の中で聖なるお方の声をおののかずして聞ける者は誰か。

あの方の思いを思う事の出来る者は誰か。

また、天上に行われる全てのことを観察しつくせるのは誰か。

天の作用を知ることが出来ると言うが、一体何を知ることが出来るのか。

霊あるいは息を見られるというのか。そしてそれについて語ると言うのか。

あるいは昇ってその果てを見尽くし、それについて考察したり、あるいはそれに類したことが出来ると言うのか。

 

 およそ人間の中に、大地の縦横の大きさを知ることの出来る人間はあるか。

その高さはいくらか。何の上に固定されているのか。

星の数はいくつで、全ての光はどこに憩うのか。※

 

 

 

 第94章

 

 

 さて、お前達に言っておく。

私の子等よ。義の道を愛し、その中を歩め。義の道こそは受け入れられるに値する。暴虐の道はたちどころに滅び、廃る。未来の世代のある人々には不法と死の道が啓示され、彼等はこれから遠ざかり、それに従うことはないであろう。

 

 さて君達義人等に言っておこう。

悪しき道、不法の道、死の道を歩むな。滅びたくなかったらこれに近寄るな。むしろ、義と神のよみとされる生き方を求めよ。平和の道を歩んで繁栄の日を送るがよい。私の言うことをしっかりと肝に銘じ、これが君達の念頭を離れることがあってはならない。

 

 罪人共が人々を惑わして、知恵を悪しざまに言い、知恵の入る場所が見当たらないようになるであろうことを私は知っている。惑わしはどれも一つとして減ることはないであろう。

 

 災いなるかな、暴虐と不法を築き、欺瞞を土台に据える者。

彼等はあっという間に覆され、心の安まる時がない。

 

 災いなるかな、その家を罪で建てる者。

それは土台から覆され、彼等は剣に倒れるであろう。

金銀を手に入れる者は裁きにあってたちどころに滅びるであろう。

 

 災いなるかな、君達富める者。

君達は自分の富を頼みとした。しかし、君達はその富を失うであろう。

富んでいた時、至高者の言葉に心を留めなかったからだ。

 

 君達は瀆神と暴虐を行い、血が流される日、暗闇の日、大いなる裁きの日にこそ相応しい者になった。

 

 このように私は君達に言い、かつ知らせる。

君達を創造なさったそのお方が君達をひっくり返されるであろう。

君達が倒れようと同情もされず、君達の創造者は君達の滅亡を喜ばれるであろう。

君達の中の義人等は、その時、罪人と悪人共に嫌われるであろう。

 

 

 

 

 第95章

 

 

 私の目が水の雲であればいいのに。そうすれば君達のことを泣き、私の涙を水の雲のように注ぎ、私の胸中の悲哀も少しは和らげられようというもの。

 

 誰が君達に憎むべき悪事を行うことを許したのか。

裁きが君達罪人に臨むであろう。

義人達よ、罪人を恐れるな。主は、いつか彼等を君達の手に返されるから、そうしたら好きなように奴等を裁いてやるがよい。

 

 災いなるかな、元に戻せないような呪いをかける君たちは。

自分の所行に応じた仕返しを君達は受けるであろう。

 

 災いなるかな、君達偽りの証人、また不正の秤を用いる者。

君達はただちに滅ぼされるであろう。

 

 災いなるかな、災いなるかな、君達罪人は。

君達は義人を迫害する。

君達こそは渡され、迫害されるであろう、暴虐の徒輩(やから)よ。

君達の軛(くびき)は君達の肩に重くのしかかるであろう。

 

 

 

 

 

◆補足文(※~※までの文を読んでいると、いかにサタン側が神の創造されたものを調べ尽くしてそれを人間に教えること、それを「人類の知恵」、もしくは「科学」と呼び、しかも真実さえも彼等の人類支配の為に捻じ曲げることもしてきたのだということが理解できます。

そして、サタン側が「神秘主義」を古代より教え、これを「宗教」もしくは「学問」とし、汎神論を広めてきた理由もここに集約されていると思います。彼等が主の創造された全てのものを、自分達が創造したかのように教え諭すことで、間違った創造論(「進化論」)とあらゆる思考(哲学や○○主義、○○思考等)を生み出し、人類の支配権を握ってきたということです。

 

 本文「聖書外典偽典「旧約偽典」解説。第91・93章は「審判と救いの時代に至る世界史全史が10週に分けて述べられる。」第92・94・95章は罪人に対する罪と義人に対する報いを述べ、義人には忍耐をすすめる。」となっています。

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』17

旧約偽典『エノク書

 

 

 第88章

 

 

 私ははじめに出て来たあの4人の内の一人を見た。

彼は天から落ちたあの最初の星を捕まえ、手足を縛って谷に投げ込んだ。

この谷は狭くて深く、身の毛もよだつような、真っ暗な所だった。その中の一人が刀の鞘を払って、例の象とらくだとロバに渡した。すると互いに入り乱れての斬り合いとなり、これがために大地全体がガタガタ揺れた。

 

 私が幻に見たところでは、出て来たあの4人の中の一人が天から石を投げつけ、馬のような性器をぶら下げた巨星を全部集めて連れて行き、どれもこれも手足を縛って地の裂け目に放り込んだ。

 

 

 

 第89章

 

 

 その4人の中の一人が例の白牛の所に行って、こっそりと何か教えを授けたが、彼はガタガタ震えていた。彼は牛に生まれたのだが、後に人間になり、大きな箱舟を造り、それに住んだが、他に3匹の牛が一緒に住み、彼等の上には蓋が被さった。

 

 再び目に天をあげると、屋根が高く引き上げられ、その上に7つの水門があり、この水門から多量の水を一つの囲いに注ぎ込んでいるのが見えた。

私がまた見ると、地上のあの大きな囲いの所に泉が口を開け、その水はこんこんと湧き出し、地上に、嵩を増し、あの囲いは地上から見えなくなり、やがて全域が水に覆われた。その上に水と暗闇と霧が増し加わり、水嵩はと見てみたところ、水はあの囲いの高さを越えており、囲いからあふれ出し、地上に溜まっていた。

 

 その囲いに集められた牛は全部その水に溺れ、のまれて滅びていくのを私は見た。

箱舟は水の上に浮かんだが、牛も象もらくだもロバも他の全ての地上の獣と共に全部溺れ、もはや私の目には入らなかった。

彼等は水の中から出て来ることが出来ず、淵にはまって滅びた。

 

 私はまた別な幻で、例の水門が高い屋根から取り払われ、地の泉が干上がり、他の淵が開くのを見た。水がその中に流れ込みはじめ、やがて大地が姿を現し、箱舟は地上に止まり、闇は退いて、光が現れた。

 

 人間になった例の白牛は3匹の他の牛に伴われて箱舟を出た。

3匹の牛の中の一匹は先の牛に似て白く、その内のもう一匹は血のように赤く、他の一匹は黒かった。その白牛は彼等と別れた。

 

 ②彼等は野獣や鳥を産みはじめ、彼等全部から色んなものが生まれた。

獅子、虎、犬、狼、ハイエナ、猪、狐、兎、豚、鷹、ハゲタカ、鳶(とび)、鷲(わし)、鳥。その中に白牛が生まれた。

彼等は互いに噛みつき始め、彼等の間で生まれた先の白牛は野ロバと、またその中に白牛を生み、野ロバは数を増した。これから生まれた牛は黒い猪と白い羊を生み、この猪は多数の猪を生み、その羊は12匹の羊を生んだ。

この12匹の羊が成長した時、その内の一匹を彼等は野ロバに渡した。

野ロバはまたこの羊を狼に渡したので、羊は狼の中で育った。

 

 主は11匹の羊を連れて来てそれ、先の一匹と一緒に狼の中に住み、草を食むように仕向けられた。彼等は数を増し、いくつもの羊の群れとなった。

狼は彼等を恐れはじめ、彼等を圧迫し、彼等羊の子を滅ぼし、水を満々とたたえた河にその子を投げこんだので、羊達は自分の子のことを泣いて主に訴えた。

狼の手から救出された羊は逃げ出して野ロバの所に身を寄せた。

 

 私は羊達が声を限りにその主に向かって泣き叫び、懇願しているのを見た。

ついに羊達の主は彼等の声に応じて高い所から降りて彼等の所に来て、彼等の有様を目にされた。主は狼の手を逃れたあの羊を呼んで、狼のことについてこれと語らい、羊に手を付けないよう諫めさせることにされた。

 

 羊は主の命を体して狼の所に出掛けて行った。ところで別な羊がこの羊に出くわし、一緒に出掛けた。彼等は2匹一緒にその狼達の集まりに出席し、彼等と語らって、以後羊達に手を付けないように諫めた。

その時、私は狼を見たが、羊達に対していよいよ辛くあたり、乱暴の限りを尽くす有様で、羊達は泣き叫んだ。

主は彼等羊の所にやって来られ、狼共を殴りはじめられたので、狼共は嘆きはじめ、羊達は泣き止み、以後もう泣き叫ばなくなった。

 

 私は羊達が狼の手に脱するのを見た。

狼は眼が曇りながらも、全力でこの羊達を追跡すべく出て行った。

羊達の主は彼等と歩みを共にして、これを導き、羊はみな彼の後に従った。

彼の顔は輝かしく、その姿は恐ろしく、威厳があった。

 

 狼と言えば、羊を追い始めたが、とある海のところでやっと追いついた。

この海は2つに割れて、彼等の前で水は両側に立ち上り、彼等を導いてこられた主は彼等と狼の間に立ちはだかられた。

狼共は羊がまだ見えないので、この海の中に入って行き、その海の中を羊を追って走った。羊の主が見えた時、逃げ出そうと引き返しかけたが、その海は一塊になり、突然本性に立ち戻ったかのようになり、水は辺り一帯にあふれ、嵩を増し、ついに狼共を覆いつくした。私は羊を追って来た狼が溺れて全滅するのを見届けた。

 

 ③羊達はこの水も草もない砂漠へと出て行った。

彼等は目を開いて見始めた。私は羊達の主が彼等を養い、水と草を供し、あの羊が彼等を導いて進んでゆくのを見た。

その羊は高い岩山の頂に登り、羊達の主は彼を彼等のところに遣わされた。

それから私は羊達の主が彼等の前に立たれるのを見た。その姿は恐ろしく、力強く、羊達は皆彼を見て恐れた。

彼等はみな彼を恐れ、おののき、彼等の間にいるあの羊に叫んだ。

「我々は主の前に立っていることも、主を見つめることも出来ない。」

 

 彼等の導き手たるあの羊は再びあの岩山の頂に登って行ったが、羊達は目がかすんで、彼から示された道を踏み外しはじめたのに、その羊はこれに気づかなかった。

羊達の主は彼に対してカンカンに怒られた。

あの羊もこれに気づいて岩山の頂を下りて羊達の所へ来たが、大多数が目をくらまされ、自分が教えてやった道を踏み外しているのを見出した。

 

 彼等はこれ、(モーセ)を見て恐れおののき、もとの囲いに戻りたいと願った。

あの羊は、他の何匹かの羊を連れて道を踏み外した羊達の所へ行って、これをぶち殺しはじめたので、羊達は彼を恐れた。その羊は、迷い出した羊達を連れ戻し、彼等は自分達の囲いに戻った。

 

 私はそこで幻を見たが、あの羊が人間になって羊達の主のために家を建て、その家で全ての羊を奉仕させた。

私は羊達を導いてきたあの羊に出くわした羊が死の床につき、全て大きな羊達が死に絶えて、小さいのが代わりに起こり、草原に至り、川に近づくのを見た。

彼等を導いてきた、人間に変わったあの羊は彼等と別れて死の床についた。

全ての羊が彼を訪ね求め、彼の死を激しく泣き悲しんだ。

 

 私は、彼等がその羊のことを嘆くのを止めて、例の川を渡るのを見た。

そこで死の床についた者に代わる指導者として2匹の羊が立って、彼等を導いた。

私は、羊達が素晴らしい場所、快適で見事な土地に入るのを見た。

また、この羊達がたらふく食べるのを見た。

あの家はその快適な土地でも彼等と共にあった。

 

 ④彼等の目は開いている時もあれば、曇っている時もあったが、やがて別な羊が立って彼等を導き、皆を悔い改めさせる。そうするとまた目が開くのだった。

犬や狐や医の志位がこの羊達を食い荒らしはじめたので、羊達の主は別な羊、一匹の雄羊を彼等の中から立てて皆を導かせられた。

この雄羊は犬や狐や猪を右に左に突きまくって、とうとう全滅させてしまった。

その羊は目が開いて、羊達の中に居る雄羊を見ると、栄誉をかなぐり捨ててその羊達を突き始め、これを踏みにじって、何ともいただきかねる乱行となった。

 

 羊達の主はその羊を別な羊の所に遣わし、これを立てて、名誉をかなぐり捨てた羊に代わって、羊達を導く雄羊とされた。

この羊は出掛けて行ってその別な羊と膝をつきあわせて語り合い、これを雄羊に昇格させ、羊達の君、また指導者としたが、この間ずっと犬どもは羊達を悩まし続けた。

 

 第1の雄羊は第2の雄羊を追い廻し、第2の雄羊は起って逃げ出した。

私は犬どもが第1の雄羊をやっつけるのを見届けた。

第2の雄羊はたって小羊達を導いた。この雄羊は多数の羊を生んで死の床についた。

その代わりに子羊が雄羊になり、羊達の君または指導者になった。

この羊達は成長、繁殖し、犬や狐や猪は一様にこれを怖がって逃げ出した。

その雄羊はあらゆる野獣を突き殺し、羊達に対する野獣の権威は失墜し、何一つ奪い取る事は出来なかった。

 

 その家は拡大、拡張され、その家の上に羊の主のための高い塔が建てられた。

この家は低かったが、塔は際立って高かった。羊達の主がその塔の上に立たれると、盛沢山の犠牲(いけにえ)が彼の前に運ばれてきた。

 

 ⑤再び私は羊達を見たが、彼等は迷い出して思い思いの道に行き、彼等のこの家を棄てた。羊達の主は羊達の中から何匹かを召して、羊達の所に遣わされたが、羊達はこれを殺し始めた。

その内の1匹は助かり、殺されずにすんだが、すっ飛んで逃げながら羊達のことを喚(わめ)き散らした。羊達に殺されようとしたところを、羊達の主が羊の手から助け出して下さり、主は彼を私の所に引き上げ、そこに坐らせられた。

 

 他にも多数の羊を彼はこれらの羊の所に遣わし、彼等を諫め、彼等のことを嘆かしめられた。その後、彼等が羊達の主の家とその塔を棄てて、すっかり道を踏み外し、目がくらんでしまうのを私は見た。

 

 私はまた、羊達の主が彼等の群れの一つ一つを散々に殺しまくられるのを見た。

ついには、彼等羊達は他から殺される運命を自ら招き、彼の聖所を明け渡す始末となった。彼は彼等を獅子、虎、狼、ハイエナ、狐、その他ありとあらゆる獣の手に渡して顧みず、これらの野獣はその羊達をさらい始めた。

 

 私は、彼が彼等のこの家と塔を棄てて、彼等をことごとく獅子の手、ありとあらゆる獣の手に餌食として投げ与えられるのを見た。

私は力一杯に叫んで羊達の主に呼びかけ、彼等がありとあらゆる野獣に食われているのを見てもらおうとした。

彼はこれを見ても動じず、むしろ彼等が散々に食い荒らされ、さらわれるのを楽しんでおられた。そして、彼等をありとあらゆる獣の餌食になるがままに放置された。

 

 彼は70人の牧者を召し寄せてこの羊達の所に遣わし、これを牧させようとされた。彼は牧者達とその配下の者に言われた。

「これから君達は各々この羊共を牧し、わたしが君達に命じることを全て行え。

わたしがきちんと数を数えて渡し、その内のどれが滅びなければならないのかも君達に言うから、それだけを滅ぼすのだ。」

 

 彼はその羊達を彼等に引き渡された。彼はまた別の者を召し寄せて言い渡された。「いいか、心して牧者達が、この羊達に対してすることを一々見定めるのだ。

わたしが命じた以上に滅ぼすに違いない。牧者達によってもたらされる被害に行き過ぎがあったら残らず書き留めよ。わたしの命令によっていくら滅ぼしたか、また自分勝手にいくら滅ぼしたか、牧者一人一人について滅ぼした全ての数を書き留めよ。

どれだけ自分勝手に滅ぼし、どれだけ殺される方にまわしたかを数字を挙げてわたしの前で読み上げよ。これで彼等に突き付ける証拠が出来、わたしは彼等牧者達のやることが一切判り、彼等を裁きに引き渡すことも出来、彼等がやっていることを見て、わたしが出した命令に則っているかどうか判ろうというものだ。

だが、彼等に悟られるな、見抜かれるな。また彼等をとがめるな。牧者達が滅ぼすのを一人一人につき1回1回書き留めて、一切をわたしに報告するのだ。」

 

 私が見たところ、その牧者達はその時羊を飼っていたが、やがて、命じられたよりも多くを殺し、滅ぼし始め、羊を獅子の手に放置して顧みなかった。

獅子と虎はその羊の大多数を食い荒らし、それに猪まで加わり、また例の塔に火をつけ、あの建物の土台を覆した。私はあの塔のこと、あの羊の家が破壊されたことを非常に悲しんだ。それ以降私は、羊達がその家に入っていくことがあるかどうかを見ることが出来なくなった。

 

 ⑥牧者とその手下の者達はこの羊達をありとあらゆる獣に引き渡して餌食とさせた。その内の1匹1匹が決まった時、決まった数だけ引き渡され、もう1匹の獣はそれぞれ何匹ずつ殺したかを記録に取った。どれも指定された以上に殺し、滅ぼし、私はこれらの羊のことを激しく泣き悲しんだ。

このように私は幻の中で、記録係の者が毎日あの牧者によって殺される1匹1匹の記録をとる有様を見たが、彼は彼等牧者達が行い、1匹1匹消し、滅びに引き渡していった一切を記録した書を、羊達の主のところに携えのぼり、献じ、お見せした。

その書は羊達の主の前で読み上げられ、主は書を手に取って読み、封をしてそこに置かれた。

 

 ⑦その後私は牧者達が12時間牧するのを見たが、あの羊達の中の3匹が戻って来て内に入り、あの崩れた家の建設にかかった。

猪共が妨害したので、仕事が出来なかった。彼等は以前のように再度建築にかかり、あの塔を建て起こし、高き塔と名づけ、その塔の前に再び祭壇を設け始めたが、そこに並べられたパンはすべて穢れていて、清くなかった。

 

 これら一切のことについて、羊達の目は曇って見えず、彼等の牧者達も同様であった。彼等は牧者達に多数引き渡されて滅ぼされ、彼等は羊を足で踏みにじり、食いものにした。

羊達の主は、全ての羊が野に散り散りになって彼等獣達の中に紛れ込んで、彼等牧者達が獣の手から救い出さなくても平然としておられた。

あの記録書をまとめた者がこれを携えのぼり、彼、主にお見せし、羊達の主の家で読み上げ、彼等のことを執り成し、牧者達の所業を一々示して嘆願し、牧者達全てを彼等に告発した。彼はその本を取り上げ、彼の傍らに置いて退出した。

 

 

 

 第90・91章(略)

 

 

 

 

 

◆補足文

エノクのこの幻が動物で表現されているため、(私の個人的かもしれませんが)非常に分かりにくいので、『旧約聖書外典・下』関根正雄訳による説明を参照して下さい。

 <エノク書

第88章のタイトル

「大天使達、堕天使を罰する」

第89章の各タイトル

1~9「大洪水とノアの救い」

10~27「ノアの死後、出エジプトまで」

28~40「イスラエルの荒野の旅、律法の授与、カナン入境」

41~50「士師時代から神殿建設まで」

51~67「南北2王国とエルサレムの滅亡」

68~71「天使の支配第一期、エルサレムの滅亡から捕囚民の帰還まで」

72~77「第ニ期、クロスからアレクサンドロス大帝まで」

となっています。

 

 

 

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』16

 

旧約偽典『エノク書

 

 

 

 第81章

 

 

 

 彼は私に言った。

「エノクよ、天の板に書いてあることをよく見るがよい。そこに書き付けてあるのを読んで、一つ一つよく悟るがよい。」

 

 私は天の板を全部観察し、書いてあることを全部読み、全部理解し、その板、そこに書いてある一切のこと、人間と地上に住む全ての肉の子の行為を、未来永劫まで読み取った。

それから直ちに私は主、永遠の王を、世界の全てのものを造られた方として褒め称え、主をその寛容故に賛美し、この世の子等のことについて彼を褒め称えた。

 

 その時私は言った。

「幸いなるかな、義人または善人として死に赴き、不義を責めることを書かれたことがなく、咎を見出されない人。」

 

 あの3人の聖者が私を連れて行って、地上にある自宅の門前に坐らせてこう言った。

「君の子メトセラに何もかも知らせるがよい。君の子等が皆に、主は彼等の創造者であられるが故に、彼の前には肉なる者は義人とは認めてもらえないのだという事を示すのだ。

 1年間、君の子等のもとでゆっくりさせてやろう。その間に遺言をし、子供達に教え、書いてやり、君の子供達全部に証言するがよかろう。

2年目には君を連れに来るから、彼等とは別れるのだ。気をしっかり持つのだ。

善人は善人に義を告げ、義人は義人と共に喜び、互いに挨拶を交わすであろう。

罪人は罪人と共に死に、背教者は背教者と共に溺れる。

義を行う者は人間の行為の故に死に、悪人の行為故にこの世から絶たれる。」

 

 その頃、彼等は私と語り終え、私は世界の主を褒め称えながら、私の一族のもとを訪ねた。

 

 

 

 第82章

 

 

 さて、我が子メトセラよ、これら全てのことを私はお前に語り、お前のために書き記し、お前に一切のことを啓示し、これら全てに関する書物をここに授ける。

我が子メトセラよ、お前の父の手ずから書かれた書き物をしかと保存し、代々引き継いでゆくのだぞ。

 

 私は君と君の子等と、これから生まれてくるであろう君の子等に知恵を授けた。

これは彼等が代々いつまでも引き継いでゆくものである。

即ち、彼等の思いも及ばないこの知恵を。これを悟る者は眠りを忘れてこの知恵を学ばんものと耳を傾け、これを口にする者にはどんな馳走よりも喜ばれる。

 

 幸いなるかな、全て義なる者。正しい道を歩み、太陽がこの等級の星1000の頭と共に、足し加えられて、それらを導き、それらと共に4日間没するところの4つと共に天を運行し、30日間門から出入りするその全期間の計算を、罪人のように間違えない人は幸いである。これが為に人は誤ち、1年全体を計算する時にそれを勘定にいれず、人はこれを見誤り、正確に認識できない。

 

 これは1年の数の中に入っており、事実、永遠にしかと刻み込まれている。

第1の門に一つ、第3の門に一つ、第4の門に一つ、第6の門に一つ。

1年は364日で満ちる。その教えは確かで、刻み込まれたその計算は正確である。

 

 ウリエルは私に発光体、月、祭り、年及び日を見せてくれ、吹き込んでくれた。

世界の全被造物の主が軍勢に関して私の為に彼に命じておかれたのである。

彼は天上にあって夜と昼を管理しており、太陽、月、星及び全ての球体をなして回転している天の力、天体の光が人間の上に現れるように図っている。

 

 以下にあげるのがその定まった場所に、定まった時に、定まった日に、定まった月に没する星に関する定めである。

 

 以下にあげるのが、定まった時に、定まった順序で、定まった季節に、定まった月に、定まった支配期間に、定まった場所にきちんと入るものを導くものの名である。

 

 彼等を導く4つのものが最初に入る。これは1年の4区分を区切るものである。

続いて月と年を364日に区切るところの順序をつける12の指導的な星が、日を分かった1000の頭と共に入る。それに付け足される4つの閏日には1年の4区分を分かつものが指導者となる。この1000の頭だが、一つはその位置の後ろに、指導者と指導されるものの間に加えられ、その指導者が区分を設ける。

 

 順を追った1年の4区分を区別する指導者の名は次の通りである。

メルケエル、ヘルエムメレク、メルエヤル及びナレル。

それらを導くものの名はアドナルエル、イヤスサエル、イェルミエルで、この3者は配置の指導者に従う者であり、一つは1年の4区分を仕切るところの例の位置の指導者のあとに従う3つの配置の指導者の後ろに従う。

 

 年のはじめにまず第一にメルケエルが昇って治める。

これはその名を南の太陽という。その支配下にあってこれが治める期間は合計91日ある。それの支配期間中に地上で現れる徴は次の通りである。

汗、熱、静けさ。全ての木は実を結び、どの木にも葉が生えいで、小麦の取り入れ、薔薇の花、野にはありとあらゆる花が咲き乱れ、冬は木は干からびる。

 

 その配下にあるところの指導者の名は次の通り。

ベルケエル、ザレブサエル、それともう一つ付け加えるもので1000の頭、ヘロヤセフという名のもの。これでその支配期間は終わる。

 

 これに続く第2の指導者はヘルエムメレクで、その名を輝く太陽ともいい、その光の期間は合計91日。この期間の地上における徴は以下の通り。

炎熱、乾燥、木は熟れきった実をみのらせ、その実をならせ、それは乾き、羊は互いに交わって孕み、地の実、畑にある全てのものは全て取り入れられる。

それに酒船。これらはその支配期間中に行われる。

 

 以下にあげるのはこれが配下にある1000の頭の配置、指導者達の名である。

ゲダエル、ケエル、ヘエル。

これに付け加えられる1000の頭の名はアスファエル。

これでその支配期間は終わる。

 

 

 

 

 第83章

 

 

 さて、我が子メトセラよ、私が見た全ての幻をお前に見せ、お前の前で語るとしよう。私は、妻を迎える以前に2つの幻を見たが、互いに似ても似つかぬものだった。

 

 最初に私が字を習った時で、次は君の母さんと一緒になる前に物凄い幻を見た。

私はこれらについて主に懇願した。私は祖父マラルエルの家で横になっていたが、

その時幻で、天が崩れ、バラバラに千切れて地上に落ちてくるのを見た。

天が地上に落下してきた時、地は巨大な裂け目に飲み込まれ、山々はぶつかり合い、

丘は互いにめり込み、亭々たる樹が根こそぎ吹っ飛んでその亀裂の底に沈むのを私は見た。

 

 その時、私の口に言葉が落ちてきて、私は叫び出し、「地が滅びた」と言った。

私の祖父マラルエルは、傍に横になっている私を起こして言った。

「我が子よ、何をそんなに叫んでいるのだ。なんでそんな悲しいことを言うのだ。」

 

 私が見た幻について彼に何もかも話したところ、彼は私に言った。

「我が子よ、お前が見たものは大変なことだ。お前の夢の幻は地の全ての罪の秘密に関わることだ。地はやがて亀裂の中に沈み、完全に滅びる運命にある。さて、我が子よ、立って栄光の主に乞い願うがよい。お前は信心深い。地上に一部生き残らせてもらい、全地を滅ぼされることのないように。我が子よ、これは全て天から地上に臨み、地上には甚だしい破滅が臨むであろう。」

 

 そこで私は立って祈り、懇願し、私の祈りを未来の世代のために書き留めた。

我が子メトセラよ、私はお前に何もかも示そう。私は下の方へ出て空を見上げ、太陽が東から出て、月が西に没するところや、その他いくつかの星及び彼が最初に認めたものなどを見た時、私は裁きの主を褒め称え、太陽を東の窓から出して天の面に昇らせ、立って定められた径を運行させられる彼を崇めた。

 

 

 

 第84章

 

 

 私は義をもって手を挙げ、聖にして大いなるお方を誉め称え、口と息と肉の舌で語った。これは、それを用いて語れるようにと神が人の子等に造ってくださったものである。また、それを用いて語れるように息と口をも彼等に授けられた。

 

 あなたはほむべきお方。主よ、王よ、その大いさにおいて力ある方、全ての天の創造の主よ、王の王、全世界の神、あなたの支配と王権と大いさは永久に続き、あなたの権威は代々に限りなく、天はいずこも永遠にあなたの王座、全地は永久にあなたの足台。

 

 あなたが造られ、全てをあなたが治め、何一つとしてあなたの手におえないこととてなく、知恵であなたの目につかぬものは一つもなく、その座、即ちあなたの王座をそれることはなく、あなたの顔をそれることもなく、あなたは全てを知り、見聞きし、何もかも見通されるあなたから隠れていられるものはない。

 

 さて、あなたの天使達は過ちを犯し、あなたの怒りは、大いなる裁きの日まで人の肉に臨むであろう。

 

 さて、神よ、主よ、大いなる王よ、私はあなたに折入ってお願いがあります。どうぞ私の願いをいれて。私のために地上に子孫を生き残らせて、人の肉をすっかり末梢せず、地を裸にして永久の破滅にならないようにしてください。

 

 今、我が主よ、あなたの怒りを引き起こした肉を地上から抹殺して下さい。

しかし、義と公正の肉は永遠の種の木として立てて下さい。

主よ、あなたの御顔をあなたの僕の願いから背けないで下さい。」

 

 

 

 第85~87章(略)

 

 

 

◆補足文

「村岡宗光・エチオピアエノク書概説」より、説明が重複してしまうかもしれませんが、第58~69章は、義人および選民達にそなえられてある至福について、稲妻と雷鳴の秘密について、また、メシアによって行われる裁きについて語っています。

第70~71章は昇天し、人の子として任ぜられたエノクについて述べ、第72章~82章は天文学、および暦法に関する教説であり、これは天使ウリエルによって啓示されたものです。第83~90章は歴史的考察、第83~84章で、ノアは堕落した地上に大洪水が起こるであろうことを幻を通して知り、人類が全滅しないように祈る。

続いて第85~90章では、最初のアダムからメシア時代までのイスラエル全史が、牛、羊、牧者、その他の悪しき動物になぞらえて物語れる。と説明されています。

今書いています箇所は第72~82章の「天門の書」です。第83~90章は「夢幻の書」となっています。

 

 ※天が崩れ地上にバラバラに千切れて地上に落ちてくるのを見た。という部分の通り、神は地球を創造された時に、天に天蓋(天幕・テント)を張られました。ネット上でも「天蓋」については色んな説がされているようですが、どんな要素でその天蓋が造られているかは分かりません。聖書では天について<創世記1章、イザヤ40:22、詩編19:4他>等、いくつか書かれています。聖書の「天」とは、つまり私達が現在「宇宙」と呼んでいるところの事ですが、このは、それが全て壊れて地上に落ちてくる天変地異が起きることを告げています。あまりにも恐ろしい、想像もできないことですが、<啓示6:12~14>にも次のように書かれています。「第6の封印を開いた時に見ると、大きな地震が起こった。そして、太陽は毛の粗布のように黒くなり、月は全体が血のように赤くなった。そして、いちじくの木が激しい風に揺り動かされて、その熟していない実を投げ落とす時のように、天が去って行き、全ての山と島がその場所から取り除かれた。」とあります。<ペテロ第二3:10>にも「ヤハウェの日は、盗人のように来ます。その時天は鋭い音と共に過ぎ去り、諸要素は極度に熱して溶解し、地とその中の業とは露わにされるでしょう。……しかし、神の約束によって私達の待ち望んでいる新しい天と地があります。そこには義が宿ります。」とあります。)

 

 

 

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』15

旧約偽典『エノク書

 

 

 

 第75章

 

 

 全被造物と全ての星を司るところの1000人の指揮者達は、1年の計算上つけ加えてその場所から離れることの出来ない4日の◯日にも関係し、これら指揮者達は1年の数に勘定されることのないその4日に仕えるのである。

これがために人は過つのである。

 

 これら発光体は世界の各地点で規則正しく仕えている。

第1の門に一つ、第3の門に一つ、第4の門に一つ、第6の門に一つ。

世界の運動の正確さは、その364の位置によって達成されるのである。

 

 太陽、月、星、その他の天上の車に乗って駆けめぐる僕などのように天の面を治め、地上に姿を見せ、昼と夜の案内役を務めるようにと造られた、天上及び世界にある全ての天の発光体を永遠に司るよう、栄光の主から任ぜられたみ使いウリエルが私に、徴、時期、年、日などを見せてくれた。

 

 ウリエルは同様に、天上にある太陽の車の球の中に開いている12の門を私に見せてくれた。定められた時が来ると開いて、太陽光線が出てき、熱が地上に送られて出て来るところである。

 

 風と露の霊の窓もあるが、これは時折開き、それが天の果てに開いているところを私に見せてくれた。

 

 私は天に、地の果てに12の門を見たが、太陽と月と星と全ての天体は東と西のその地点から出て来るのである。その左右には多くの窓が開いており、その一つは、時がくると、彼が命じられた通りにそこから星が出、その数に従ってそこに没するその窓に応じて熱を送る。

 

 沈むことをしない星がその中で回転しているあの門の上下をところせましと世界を駆ける馬車を私は天上に見た。

一つだけが他のどれよりも大きく、全世界を走りまわっていた。

 

 

 

 第76章(略)

 

 

 第77章

 

 

 人は第1の方角を東と呼ぶが、それが第1番目だからである。

第2を南と呼ぶが、至高者がそこに降りられるからである。

わけてもそこにはほむべきお方が永遠に降り立ちたもうからである。

 

 西の方角は「減少」という名であるが、そこで全ての天の発光体は光を減じ、降りて行くからである。

第4は北という名で、3部分に分かれ、その一つは人間の住居、もう一つは水の海、森、河、暗闇および雲を入れるところ、3番目の部分は義の園である。

 

 私は地上のどの山よりも高い7つの高い山を見た。

そこから霜が出て来て、日と季節と年が過ぎ去る。

 

 私はどの河よりも大きい7つの河を地上に見た。

そのうちの一つは西に源を発して大海にその水を注いでいる。この2つの河は北から流れてきて海に達し、その水を東のエルテリアの海に注ぐ。

残る4つは北側のそれぞれの海、エルテリアの海に注ぎ出し、2つは大海、或いは砂漠ともに注ぐ。

 

 私は7つの大きな島を海と陸に見た。

2つは陸に。5つは大海に。

 

 

 

 第78章(略)

 

 

 第79章

 

 

 さて、我が子メトセラよ、私はお前に全てを見せた。これで空の星の仕組みに関する話は、全部終わる。彼(ウリエル)は、全ての日、全ての時、全ての支配、全ての出現、その規則、全ての月、全ての週に関するそれらの星についての法則を全て私に見せてくれた。

 

 また第6の門で起こる月の欠けをも見せてくれた。この第6の門で満月になり、そこから月初めになるのである。

177日、週で数えれば25週と2日が過ぎるまで、第1の門で定まった時に起こる欠けも見せてくれた。

それ、月は、太陽に遅れ、星の配置に従って一度に5日ずつ、また君に見せるその場所が満ちる時に遅れることをも見せてくれた。

 

 これらの天体の案内役である大いなるみ使い、

ウリエルが私に見せてくれた全ての発光体の像と譬えは以上の通りである。

 

 

 

 第80章

 

 

 その頃ウリエルは私に答えて言った。

「見よ、わたしは君に全ての事を見せた、エノクよ、わたしは君に全てを啓示した。

あの太陽、あの月、空の星を輝く全てのもの、それらの星を回転させている全てのもの、その作用、時、出て行く様子を君に見てもらいたかったのだ。

 

 罪人の時代には1年は短くなり、種は大地や畑で芽を出すのが遅れ、全ての地上に生起することは変化し、時が来ても現れず、雨は差し止められ、空がそれを遅らせる。

そういう時には、地の実はなかなか実らず、時がきても成長せず、木の実は時季になっても一向現れない。

 

 月もその秩序を変えて、時が来ても姿を見せない。

その頃、西空に、大きな車の端に、不作が乗って来るのが見えるであろう。

それは定まった光の強度によりも激しく光るであろう。

定められた星の頭の多くが迷い、道を過ち、やることなす事が一変し、定められた時になっても現れない。

 

 ※星の全ての体系は罪人達には近寄れない。

地上に住む者達の考えは、それ、星に関して過ち、彼ら、星がその道をすっかり変えて彷徨っていると、これを神と思いなすであろう。

彼等は酷い不幸を味わい、天罰に見舞われて皆滅び果てるであろう。」

 

 

 

 

◆補足文(に書かれている通り、神の目から見たら、この世の罪人である支配層の連中は、月に着陸したなどと大嘘を吐いて人類を長年騙してきていますが、光である月に着陸するどころか、近寄ることさえ本当は出来ていないのです。そして、当然、その他の星々の体系においても近寄ることも、その全てのねつ造された科学知識もこのエノク書の聖句が物語っている通りです。地上に住む者達の考えは星に関して全く間違った考えをしているのです。この聖句はいつかその間違った知識が神によって起こされるであろう天変地異によって証明されることを告げています。

 

 

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』14

 

旧約偽典『エノク書

 

 

 第73章

 

 

 この法則に続いて、私はその名を月という小さい光に関する法則を観察した

その球は天球のようで、それが乗る車は風に吹き送られ、光が適度に授けられる。

 

 その昇る場所は毎月変わり、その期間は太陽の期間に等しく、その光が等しい満月の時、その光は太陽の光の7分の1であり、このようにしてそれは昇る。

 

 そのはじめ、新月は、東の方に第30日目の朝に出て来て、この日それは姿を現し、第30日目の朝に月はじめとなり、太陽が出て来ると同じ門から一緒に出て来る。

その一半は7分の1だけ際立ち、その球全体が空で、その光の14区分のうちの7分の1を除いて、光がない。

 

 7分の1とその光の半分をそれが得る日には、その光は、14分の1とその半分、28分の1になり、太陽と共に没する。

 

 太陽が昇る時、月も一緒に昇って光の1区分の半分を得、その夜には、明け方、月の最初の日、月は太陽と共に没し、その夜は14区分と半分かげる。

その日には丁度7分の1だけ光って登り、日の出からずれ、残りの期間14区分だけ照らす。

 

 

 

 第74章

 

 

 私は別な運動とそれに関わる法則を観察した。

そのものはこの法則に従って月々の運動を行っている。

彼等全部の案内人、聖なるみ使いウリエルは私に何もかも見せてくれた。

 

 私はそれらの位置を彼が示してくれるままに書き留め、その月々をそれがあるままに、また15日がたつまでのその光の有様を書き留めた。

7分の1区切りの一つ一つでそれは東の方でその光を完成し、7分の1区切りの一つ一つで、西の方でその影を完成する。

 

 ある月にはそれは没する場所を変え、またある月にはそれ独自の道を行く。

ふた月の間は太陽と共に例の中央の2つの門、第3と第4の門に没する。

 

 7日間出て行き、また引き返して、太陽が出る門にまた戻る。

そこでその光を全部出し切って太陽から退き、8日間太陽が出て来る第6の門から入る。

 

 太陽が第4の門から出る時、それ、月は7日間出て、最後には第5の門から出、また7日間第4の門に戻り、その光を全部出し切り、退き、8日間第1の門から入る。

再び太陽が出てくる第4の門から7日間戻る。

 

 私はこのようにそれらの位置を、その期間、月の順に従って太陽が昇りまた没するのを見た。5年間を合計すると、太陽は30日だけ超過分が出来、この5年の各年に太陽が得る日は、最後には合計364日となる。

 

 太陽と星の超過分は6日に達し、5年間で毎年6日だと30日になる。

月は太陽と星に30日欠けることになる。

太陽と星は全ての年を正確に廻って来させ、その位置は永久に1日として急ぎすぎず、

遅れもせず、1年を正確に規則通りに364日で交代させる。

 

 3年は1092日、5年は1820日、したがって8年は2912日になる。

月だけだと3年間は1062日、5年間では50日不足する。

その合計に62日を足さなくてはならない。

 

 5年は1770日になり、太陰暦の8年は2832日になる。

8年間で80日不足し、8年簡に不足する日数は合計80日である。

 

 1年は、30日間昇りまた没するその門から昇るそれ、

月と太陽の位置に応じて、規則正しく終わる。

 

 

 

 

◆補足文

第73・74章は、引き続き、太陽から月の運行の説明となっています。これも読んでわかる通り"天動説“を説いています。前回も紹介した EdenMediaさんの「フラット―ス入門上・中・下』の中で、エリック・ドゥベイ氏という人のインタビューの中で、月と太陽についての真実が語られています。彼は数々の本やドキュメンタリーを発表しており、『アトランティス』、『シオン』まで網羅し、「フラットアース・コンピラシー」を完成させたといいます。

 

 インタビューの彼の言葉の抜粋より。

「まず地平線について、NASAフリーメイソン系の宇宙団体ではない、写真を見る限り、インディペンデント・カメラによると、ロケットや熱気球などで標高32000mからでは、完璧にフラットで地平線も目線まで上昇する。

 

……彼等が言う「地球の円周=2.5マイルだと、マイルごとに、レーザーや望遠鏡などで地球の曲線は確認できるはずです。しかし何度もテストされてきましたがカーブは一切見当たりません。

唯一曲線が見られるのはNASAの写真や動画のみで、

それはCGIでフェイクであることが証明されています。

 

 初期の画像は地球を丸く見せるため、丸形の窓から撮影されました。

(アポロ11号の未編集の映像・約1時間に及ぶでっち上げのミッションにはニール・アームストロング等宇宙飛行士達の舞台裏の肉声が録音されていた。遠くから見た地球を偽造撮影する技法が語られている。彼等が何故ヴァン・アレン・ベルトを耐えうることが出来るかを。つまり、月には行っていないのだから。)

こうしたトリック撮影と洗脳により皆地球が太陽の周りを公転する球体だと思い込み、重力という魔法的な力が南半球にいても我々を支えてくれると言う。

 

 (この世では)本物の科学とされる疑似科学だよ。

本物の科学は地球が平面で全ての中心であることを何千年も定説としてきました。地球が太陽を公転するボールという考えはつい最近の考え…。

 

 最初に提唱したのはピタゴラス…当時は相手にされませんでしたが、2000年後イエスズ会員、メイソンのコペルニクスが引き継ぎます。そこからケプラーガリレオニュートン等が登場し、現代のアインシュタインNASA、セーガン、ニール・ドグラース・タイソン等が彼等は全員フリーメイソンの一員で、疑似科学に基づく世界観を構築しそれを人類の奴隷階級に吹き込むことで、我々はどんなプロパガンダでも受け入れるようになります。

 

 これは史上最大の嘘でこの世を仕切るサイコパス達の目的は世界支配なのです。

…足元の地球、頭上の空、人類の起源、彼等の嘘は見事な発展を遂げ、ビッグバン進化の地動説的な宇宙論となり…、しかし、我々はくしゃみから偶然生まれた存在ではないのです。

 

 国連の旗はフラットアース、ボールアースではない。そして「ブルズアイ」の枠を全部数えるなら合計33個の穴になる。33とは非常に重要なオカルトナンバーです。

特にこの世の欺瞞を指揮るフリーメイソン

……メイソン&国連、フリーメイソン&NASA彼等が指揮ります。

 

 皆、ピラミッドの冠石を議論したがるけど、

王朝貴族、バチカンフリーメイソン、そしてあらゆる秘密結社のネットワークだよ。ボヘミアングローブ、スカル&ボーン、その他の団体全て繋がっており、大企業、金融、軍需産業も関わってくる。全てが密接に繋がる。

全ての国がTaxFarmであり、地球のどこに行こうが国税や法律が付きまとうからね。でも彼等はメディアを利用し、アメリカとロシアが敵対する。と見せかけたり、北朝鮮、イラン、常に悪者を仕立てる。でも本物の悪者は政府で、その配下の連中です。

 

…その資金源が税金だ。…ネットワークの頂点が誰かという話に囚われすぎます。

ですからこれは巨大なネットワークという理解の方が大事であり、陰謀の百科事典を統括すると言えるわけです。だから我々を巨大かつ根本的な事について洗脳することでそれ以外を刷り込むことは楽勝になる。

 

…神とは無縁な宇宙のビッグバンから生まれたことにしてしまえば、人類を単なるランダムで無意味な存在に変えてしまうことが出来る。

…これは精神を根こそぎにし、我々の神性を破壊する。

 

 現在はNASAだけはでなく、JAXAなど世界中には数多くの偽りの宇宙団体が存在しておりCGIイメージで何兆円も吸い取る。(我々の税金を吸い取っている。)

だから、この現代の無神論ビッグバン、地動説、ボールアース、偶然に起きた進化論パラダイムは人間から神やインテリジェント・デザインを取り除くことで、精神的に支配し、最も神聖な被造物から宇宙の偶然に変えてしまう。

 

 我々を宇宙の中心から取り除くことで肉体的、メタフィジカル的にも

最も重要な存在から、虚無的な存在へと下落させることに成功させたんだ。

 

 

 もし地球が宇宙の中心なら、神、被造物、人類の存在意識は輝かしいものになる

でも、地球が銀河の中の何億という星々の中の一つの惑星に過ぎないなら、

神と被造物、そして人類と地球の存在価値は失われてしまう。

 

 だから我々にこの「太陽崇拝」を背景とする物質科学を刷り込むことで、

我々は霊性を失うだけでなく、物質主義を絶対とする。

上っ面、地位、利己主義、快楽主義、消費主義、

もし神は存在せず全てが偶然なら全ては俺、俺、俺、

 

 だからイエス・キリストの母「マリア」をマドンナにすり替えてしまった。

 

 富と権威に満ちた大企業は悪魔崇拝のロゴでお墨付きのアイドルを我々に売りつけ、じわじわと世界を乗っ取る。

そんな中、我々は彼等の科学を信じ、彼等の政治家に投票し、彼等の商品を購入し、彼等の音楽を聞き、彼等の映画を見る。

…我々は500年間完璧に騙されてきた。全員ではないけど。」

 

 

 

 …とここまでで、陰謀論者の私も彼の発言に激しく同意しましたね。まったく彼の言う通りだと思っています。ちなみにニュートンフリーメイソンでしたし、彼の本業はオカルトで、聖書研究者でした。

<私は以前アメーバブログで0012jでこの辺りを解説していますし、この世が既に大昔から彼等に支配され、国同士は分かれているようで裏では一つに束ねられていることを書いています。

つまり、世界支配システムはとっくに完成されています。後は人類が自分達と同類の狂人となり、彼等の父、悪魔崇拝、つまり堕天使崇拝をさせること、そして聖書やイエス・キリストを信仰する者達には偽のイエスルシフェル)を信仰させることにあるということです。宗教関係を調べていない人達はここが理解できないんです。

陰謀論をただ面白可笑しく茶化して終わってしまいます。もし、興味がある方は是非覗いていただけたらと思います。>

 

 

 更に勉強になる彼のインタビューを続けます。

「肉眼で望遠鏡で空を見上げるなら恒星と惑星の違いは分からない。

惑星は常に彷徨う星として知られます。そして普通の星は固定された星でした。

 

 でも現代では惑星は地球のようにその上を歩くことが可能な球体の大地だと教える。

でも我々が入手できる望遠鏡ではそれは発光する丸い点にすぎない。

全ての恒星や惑星は着陸できる大地であることは一切証明できてない。

 

 でも彼等が捏造する画像や望遠鏡ではそれは着陸できそうな

巨大なボールに見えるわけだ。火星などね。

 

 でもそれは自分の肉眼やアマチュアの望遠鏡では証明することは出来ない。

我々一般人が入手できるものでは太陽、月、星、惑星は

我々の周りを周回する光にすぎない。

 

 彼等は我々が太陽を周回し、月が我々を周回するとそして星々は実際、遥か遠くにある太陽だと言う。これは最近の考えだ。

実際これ等の説明はリバース・エンジニアされてきた。

どの時代でもフラット・アーサーは優れた反論を提示できたからね。

例えばティコ・ブラーエの反論では、もし地球が太陽の周りを公転するボールなら6ヶ月で地球は太陽の逆側の2億マイル先にあるはずだと指摘した。

ここで望遠鏡を通し生じる視差を考えると自宅から観察しても何等かの違いが星々に見えるはずなんだ。2億マイルの軌道後だとね。でも一切見えない。

 

 それに対し地動説が言うのは、最も近い星でもそれは25兆マイル先にあると弁明する。4.2光年先。SF用語を使って誤魔化す。

…そして彼等がボールアースは23.5°傾斜するという理由は

北極星が緯度南23.5°まで見えるからだよ。

 

 でも地球がボールなら球面が立ちはだかり見ることは出来ない。

一方地球を平面と見なせば見える。

 

 ただ遠近法により一度に全ての星を見ることは出来ない。

だから太陽は毎日上昇・下降するように見える。でも実際は上下下降しているのではなく、太陽と月は高度を保ち、フラットアースの上を周回するだけなんだ。

 

 だから我々は固定で太陽と月は実際同じ大きさなんだ。

 

 彼等によると、太陽は月の400倍で400倍遠くにあると言う。

だから我々の視点で同じ大きさに見えると言う。

でも違う。

日食の時に自分の目で確かめるなら同じ大きさだからね。

そして日食が起きること自体凄い偶然だよね。ビッグバンから生まれたこの偶然の宇宙でね。…なぜこんなにも素晴らしい2つの光が完璧に重なるのか?

 

 

 太陽光と月光は違う性質だって知ってた?

彼等によると月光は太陽光の反射だと言う。でも月光を浴びると実際冷たい。

一方太陽光は勿論熱い。太陽光は食糧の感想にも利用できる。

でも月光の下に置けば腐る。

太陽光の影に居れば当然気温は低くなる。

でも月光の影なら気温は上がる。月光は冷たい。

月光だと焚火に燃焼が加わるけど、太陽光は減少する。

これも一つ。だから太陽と月が独自の光を放っている証拠はたくさんあるんだ。

 

 

 彼等が言うように月とはメイソンが着陸できるようなボールではない。

単なる光。平らな丸いディスク。

そして満ち欠けの間には月を通し見える。

 

これに関してはこの欺瞞に関わる「王立天文学会」でさえ、

月を通し観測された星や惑星を記録している位だ。

天文学者達は毎回ショックを受ける。

 

でもそれは月が彼等がいうような物体ではないからなんだ。

単なる光だから透けて見えるんだ。

星も同じだよ。単なる光だ。

だから光を失った冥王星は惑星から降格した。

マチュアにそれが惑星だと騙せなくなったんだ

星明りは50%も減光したからね。 

 

 

 インタビュアーの言葉

「体制側の「The Flat Earth Society」は避けた方がいいかもしれません。彼等はわざとクレイジーに見せかける。わざと間違った答えをしたり、そこで彼等をトレースするとメイソンだったりする。この考えを馬鹿らしく見せかけるためにこの団体を設置したように見える。」

 

 エリック

本家→『国際フラットアース・リサーチ協会(IFERS)』の後に彼等の団体は出来たんだ。人々を惑わすための反対勢力としてね。」

 

 

 ……と、いうことで内容が濃いので非常に長く紹介いたしましたが、「エノク書」の太陽と月の運行の聖句に一致する内容であるということが、現代的に証明できる内容だったのではないでしょうか。

そして月は地球と同じでボール状の球体ではなく、太陽と同じ「光」であるという事を教えてくれています。他の惑星も星々も。

月は大変明るいので、昼間の青空の中でも見ることが出来るといいます。しかし、ここまで判明すると、もはや透けて見える上弦の月が「着陸が出来る球体である」と言っている方がいかに馬鹿げており、いかに私達が洗脳されてきたか、という事ではないかと思ってしまいました。

 

 

 

聖書外典偽典(旧約偽典)『エノク書』13

旧約偽典『エノク書

 

 

 

 第71章

 

 

 この後、私の霊は隠されて天に昇った。そこに私はみ使い達の子等が火の炎の上を歩いているのを見た。彼等の着物と衣装は白く、顔の光は水晶に似ていた。

 

 私は2つの火の河を見た。

その火の光はヒヤシンスのように輝いていた。私は霊魂の主に平伏した。

み使い達の頭の一人、み使いミカエルが私の右手を掴んで引き起こし、あらゆる秘密の隠されている所へ私を連れ出し、憐れみと義の秘密の全てを私に見せてくれた。

 

 彼は天の果ての全ての秘密、星と全ての光の倉を見せてくれた。

そこから光が義人達の前に発射されてくるのである。

霊はエノクを天の天に隠した。私はそこにその光の間に水晶石で建てられたようなものを見た。その石の間に生きた火の舌があった。私の霊は火がその家を取り巻いている様を見た。

 

 その四方に生きた火の溢れる河があって、その家を廻っている。

その周囲にセラピム、ケルビム、オパニムがいる。

これは不眠で彼の栄光の座を警護している。

 

 私は数えることも出来ない、数千、幾万のみ使いた達がその建物を取り囲んでいるのを見た。ミカエルとラファエル、ガブリエルとぺヌエル、及び天上にある聖なるみ使い達がその建物に出入りしていた。

 

 その建物からミカエルとガブリエル、ラファエルとぺヌエル及び数えきれないほど多数の聖なるみ使い達が出て来た。彼等と共に高齢の頭が現れた。

その頭は羊毛のように白く、清らかで、その衣は形容を絶する。

 

 平伏した私の身体全体から力が抜け、霊は変化した。私は心をこめて大声で叫び、褒め称え、賛美し、崇めた。私の口をついて出たこの祝福は、その高齢の頭のよみされるところとなった。その高齢の頭はミカエルとガブリエル、ラファエルとぺヌエル及び数えることも出来ないほどの幾千、幾万のみ使い達と共にやって来られた。

 

 そのみ使いは私の所に来て、その声で挨拶して私に言った。

「君は義のために生まれた人の子である。義は君の上に宿り、高齢の頭の義は君を離れることはない。」

 

 彼は私に言った。

「彼は来るべき世界の名において君に平和を呼びかける、平和は、この世の創造の時以来、あそこに由来するのである。君にとってはこの状態が永遠に続くであろう。義が決して君を離れない時、君の道を歩む者は全て、君と住居を供にし、君と分を共にし、永遠に君と離れ離れになることはない。このように、その人の子は長寿を賜り、義人達は平安を賜り、彼の道は義人達に対して、霊魂の主の名によって永遠に公平である。」

 

 

 

 第72章

 

 

 天の「発光体の運行の書」。それらが、種類、主従の関係、季節、名称、起源、月に関して、互いにどう関係するかを記した書。これは私に同行してくれたこれら発光体の案内人、聖なるみ使いウリエルが私に見せてくれたもので、彼はまたそれらの実際の姿、この世の全ての歳と永遠に、永遠に続く新しい作品ができる時までどのように関わるかを私に示してくれた。

 

 発光体の第一の法則はこれである。発光体太陽は東の天門から出て西の天門に没する。わたしは、そこから太陽が昇ってくる6つの門と太陽がそこに没する6つの門を見た。

 

 月もその門から昇って沈む。星の先導を務めるものとそれに導かれるものにも東に6つ、太陽に沈む西に6つ門があり、いずれもきちんと順序を追っている。また、その門の左右には多くの窓がある。

 

 最初に出て来る大きな光は名を太陽といい、その球は天球に似ていて、全体が光輝き、熱する火で充満している。それを乗せた車を風が吹き送り、太陽は没して天から姿を消し、北を通って東の方へ戻って行き、例の門に入って天の表面を照らせるように導かれてゆく。

 

 このようにして、それは最初の月に大門から出て、太陽の昇る東の方にある例の6つの門のうちの第4のものから出てゆく。最初の月に太陽が出て行くその第4の門には、開くようになった12の窓があり、その時が来て開くと、そこから炎が出て来る。

 

 太陽が空に昇ってくる時には、この第4の門から30朝出て来て、正確に空の西の第4の門に降りて行く。この期間には、日は日ごとに長く、夜は夜ごとに短くなって第30日目の朝に至る。この最後の日には昼は夜より2区分だけ長く、昼はきっかり10区分、夜は8区分になる。

 

 太陽はこの第4の門から出て第4の門に没し、東の方にある第5の門に戻ること30朝に及び、そこから出て第5の門に没する。この時から昼はさらに2区分長くなって、昼が11区分、夜は更に短くなって、7区分になる。

 

 太陽は東に戻って第6の門に入り、第6の門から昇り、そこに没し、その徴(しるし)故に31朝に及ぶ。その日、昼は夜より長く、昼は夜の2倍の長さになり、昼は12区分となり、夜は縮んで6区分となる。昼が短くなり、夜が長くなるように太陽は体を起こして、東に戻り、第6の門に入り、そこから昇り、そこの没して30朝に及ぶ。

30朝が終わると昼は正確に1区分だけ減って11区分になり、夜が7区分になる。

 

 太陽はこの第6の門を通って西の空から姿を消し、東に進んで第5の門から昇ること30朝に及び、再び西の方にある第5の門を通って西に没する。この日、昼は夜に対して2区分減って10区分となり、夜が8区分になる。

 

 太陽はこの第5の門から出て西の第5の門に没し、その徴故に第4の門から昇って31朝に及び、西に没する。その日、昼は夜と等しくなり、同じ長さになり、夜が9区分になり、昼が9区分になる。

 

 太陽はこの門から出て西に没し、東に戻って第3の門から出て30朝に及び、西の第3の門に没する。その日、夜は昼より長くなり、第30朝に及び、日ごとに昼が短くなて第30日に及び、夜が正確に10区分、昼が8区分になる。

 

 太陽はその第3の門から出て西の第3の門に没し、東に戻って第2の門を出ること30朝に及び、同様に西空の第2の門に没する。その日、夜は11区分となり、昼は7区分となる。

 

 その日太陽はその第2の門から出て西の第2の門に没し、第1の門を通って東に戻る事31朝に及び、西の第1の門に没する。その日、夜は長くなり、昼の2倍になり、夜がちょうど12区分になり、昼が6区分になる。

 

 これをもって太陽はその行程を終わり、再びその行程を回転し、例の門から入って0朝に及び、西の方のそれと相対する点に没する。その日夜は1分、即ち1区分だけ長さを減じて11区分となり、昼が7区分となる。

 

 太陽は戻って東の第2の門から入り、その行程に戻ること30朝に及び、昇りまた没する。その日、夜は長さを減じ、夜は10区分となり、昼は8区分となる。

 

 その日、太陽は第2の門から出て西に没し、東に戻って第3の門から昇ること31朝に及び、西の空に没する。その日、夜は短くなって9区分となり、昼も9区分となって夜と昼が等しくなり、1年がちょうど364日になる。

 

 昼と夜の長さ、及び昼と夜の短さは、太陽の運行によって差ができる。この故にその運行、軌道は日ごとに長くなり、夜ごとに近く、短くなる。

 

 これが太陽の法則であり、運行である。

60回戻って来て、また出て行く。

太陽と呼ばれる永遠に大きな光のこの運動は永遠に続く。

こうして昇ってくるものが、主の命ぜられたところに従ってその外形の故に大きな光と名づけられているものである。

 

 このようにそれは昇りまた没し、減ることなく、休むことなく、昼夜その車で駆けめぐり、※※その光は月より7倍明るく輝くが、大きさにおいては2つは同等である。

 

 

 

 

補足文

上句の第72章を読むと、太陽が地球の上をどのように神の定めた通りに運行しているかを詳細に述べられています。地球が太陽の周りを廻っていると教えられて私達は育っており、それがこの世の常識とされているのですが、実に聖書は反対なのです。クリスシャン以外(現在のクリスチャンでも間違っている人は砂の数ほどいます。)の読者はこの辺りを是非、考えてもらいたいと思います。聖書は間違っているのでしょうか?

そして、ここにも注目してほしいと思います。一年が364日である。というのと月と太陽の大きさは、同じであると聖書では言っています。

果たして、本当に現在のこの世の科学は正しいのでしょうか?

 

 YouTube「フラットアースと北極」part1~3edenMediaさん配信(2019/11/30~公開)の中で、映画『メン・イン・ブラック』のエージェントK(トミーリー・ジョーンズ)だったかな?のセリフで、「1500年前、皆地球が宇宙の中心だと知っていた。500年前、皆球が平らだと知っていた。」というのを紹介し、今ネットでも話題になっている"フラットアース”問題を取り上げてその内容を論証しています。(edenMediaさんは、このシリーズの前説にも「フラットアース入門上・中・下」も配信されていて、それも興味深く面白い内容となっています。)つまり、言いたいことは現在私達が教えられてきた"地動説“が正しいのではなく、"天動説"が本当は正しいという話です。

 

 紹介した動画の中においてもそうした聖書からの聖句がたくさん引用されています。

それは聖書の「創世記1:6」に始まり、「イザヤ書40:19~22」「ヨブ記1:6、26:10」「箴言8:27」「出エジプト24:10」「エゼキエル書1章・6章」「黙示録4章・15章」と、上記の「エノク書18章他」の至る箇所に、神がこの地球をどのように創造されたかが書かれているのです。

 

 もちろん、私も"天動説“支持者です。

宇宙に地球のような奇蹟の星の存在は他にはないと信じています。

そう信じる根拠が聖書の中にあるからであり、この世の支配者層のやっていることを調べていくと更に納得できてくるからです。この世の歴史から科学から思想、その他全てにおいて虚偽が練り込まれているからです。

 

 「フラットアースと北極part2」の中で、いつから間違った宇宙観の教えが始まったかについて、それはあのピタゴラスからだったと言っています。確かにピタゴラス悪魔崇拝者でした。彼は悪魔崇拝の教祖として当時精力的に活躍していました。

ビデオの中でもピタゴラスは、「フリーメイソン」、「薔薇十字団」、「ドルイド教」の生みの親でもあると言っています。

 

 当然、この世の支配者であるイルミナティのメンバーはこの世の全ての真実を知っています。聖書に書かれた聖句が正しいということも充分に分っているのです。彼等は、あえて間違った情報を我々に教えているのです。それは自分達に都合よくこの世を支配し、我々から神を遠ざけるためです。ビデオ中でもそのことを語っています。

そして、彼等はあの『国連の旗』のデザインこそが本当の地球の姿を描いており、この

地球は球体ではなく、フラット(平ら)であるという隠された証拠であると言っています。支配層だけが真実を知っている。

国連の国のメンバーはすべてイルミナティ配下の者達であり、それはネットで調べればすぐにでも理解できるでしょう。

 

 そして彼等は、もう一つ重大な秘密を我々から隠してきています。それが「北極の地理」であり、その正しい地図です。

現在、北極は地図から姿を消していますが存在しています。

北極は4つの大陸からなっています。

 

 16世紀~17世紀に描かれた世界地図にはちゃんとその北極の4つの大陸が描かれていました。最も有名なものが1595年の「メルカトルの地図」です。しかし、17世紀半ば頃から北極の存在はあいまいになり、だんだん地図上から消えていってしまうのです。

 

 つまり、これは完全に何者かに意図されたものなのです。

なぜなら、実は北極は、聖書中に数多くの聖句が見られているのです。

それは「聖なる山」が北極には存在しているからです。

 

 <詩編48:2~>

私達神の都にある聖なる山は高く美しく全地の喜びだ。北の果ての山、それはシオンの山、力ある王の都。

 

 <イザヤ14:12>

かつてお前は心に思った。「わたしは天に上り、王座を神の星よりも高く据え、神々の集う北の果ての山に座し、雲の頂きに登って、いと高き者のようになろう」と。

(この聖句は勿論サタンのルシフェルのことを言っています。)

 

 <ヨブ記26:5~11>

亡霊は、水及びその中に棲む者の下に震う。神の前では陰府も裸である。滅びの穴も覆い隠すものはない。彼(神)は北の天聖なる山を空間に張り、地を何もないところに掛けられる。彼は水を濃い雲の中に包まれるが、その下の雲は裂けない。神はご自分の雲を広げて、王座を覆い隠される。水の面に円を描いて、光と闇との境とされた。彼が戒めると天の柱は震い、かつ驚く。

 

  など、北極を示していると思われる聖句が数多く出てきます。

 

 そしてその中心に聳え立つ聖なる山は世界最高峰と言われているあのエベレストよりも高く、いわゆる本当の世界一の山であると言われています。しかも文献によれば、真中に渦巻き状の海に囲まれた「ルぺス・ネグラ」という黒い岩山があり、そこから4つの河が流れているといいます。その河によって4つの島になっているのです。

しかもこの岩山は強い磁気を発生しており、何処にでもあるコンパス(磁石)の北はこの北極の場所を指していると言われているのです。

  

 世界の中心の世界一高い山であり、山の周りは渦を巻いており、その黒い岩山は強力な磁力を帯びている。なんだかミステリアスで、いかにも都市伝説のような話だと思ってしまいますが、17世紀までは本当にそうした形で地図上に描かれていたようです。しかも、聖書の聖句の示す「聖なる北の山」とも一致する姿でもあるのです。)