tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

エゼキエル書 28.

エゼキエル書

 

 

 

 

 第42章 

祭司達の部屋(省略)

 

 

 

 第43章

 

 

 

 イスラエルの神の栄光

 

 また彼は私を門に、東に向いた門に行かせた。

すると、見よ、イスラエルの神の栄光が※①東の方からやって来た。

その音は大水の轟きのようであり、地はその栄光によって輝いた。

私が見たその姿形は、町を滅ぼすために彼がやって来た時に、私が見た姿形と同じであり、

その様々な姿形はケバル河畔で見た姿形とも同じであった。

私はひれ伏した。

ヤハウェの栄光は、東向きの門を通って神殿に入った。

すると、霊がわたしを引き上げ、奥の中庭に私を導き入れた。

なんと、神殿はヤハウェの栄光で満ちていた。

私は神殿の中から私に語りかける方の声を聞いた。

私の傍らにはかの人が立っていた。

彼は私に言った。

 

 「人の子よ、わが玉座の場所を、またわが足の置き場所を見よ。

そこは、イスラエルの子等の只中で、わたしが永遠に住まうところである。

イスラエルの家は、彼等も彼等の王達も、その姦通によって、

王達の死体によって、彼等の高台によって、

もはや聖なるわが名を穢すことはないであろう。

彼等がかつて自分達の敷居石をわが敷居石と一緒に、

また自分達の戸柱を※②わが戸柱の傍らに据えたので、

わたしと彼等の間の隔たりは壁だけとなり、

彼等は自ら行ったその忌まわしい行為によって、聖なるわが名を穢したのである。

そこでわたしはわが怒りの中で彼等を滅ぼした。

しかし、今や、彼等はわたしからその姦通と彼等の王の死体を遠ざけなければならない。

そうすれば、わたしは永遠に彼等の只中に住むであろう。

 

 あなたは、人の子よ、イスラエルの家にこの神殿を告知せよ。

彼等はその忌まわしい行為を恥じるであろう。

彼等は神殿の形状を測らなければならない。

もし、彼等が自ら行ったことのすべてを恥じるならば、

神殿の輪郭とその構造、出口と入口、その輪郭の全体を、

またそのすべての掟とすべての律法を彼等に知らせよ。

彼等の眼前で、それらを書き記せ。

彼等がその輪郭の全体とそのすべての掟を守って、それらを行うためである。」

 

 

 

❖補足文

(※①東からやって来た。…ヤハウェが東方の捕囚の地からエルサレムに戻ることを暗示。

※②わが戸柱の傍らに据えたので…王国時代、エルサレムの神殿は王宮と並んでいた。)

 

 

 

 

 

祭 壇

 

 「神殿の律法とはこれである。

山の頂上にあって、ぐるりと囲む神殿の全区域は聖にして聖なるところである。

見よ、神殿の律法とはこれである。

アンマ、アンマとトファハを加えたアンマ(大アンマ約50㎝強)による、

祭壇の寸法はこれである。

その基壇部分を囲む縁取りは、高さが1アンマ、横幅が1アンマ、

またそれを内側で囲む溝になる部分は1ゼレト(⁑2分の1アンマ)

これが祭壇の台座である。

地面の縁取りから下の囲みの段までの高さは2アンマ、横幅は1アンマ、

下のその小さな囲み段から上の大きな囲み段までの高さは4アンマ、

横幅は1アンマである。

※③炉壇は高さが4アンマあり、炉壇の四隅から上に4つの角が立つ。

炉壇は奥行き12アンマ、横幅12アンマの正方形をなし、4つの方角に向く。

また、上の大きな囲み段は奥行きが14アンマ、横幅が14アンマあり、

4つの方角に向く。それを囲む溝になる部分は半アンマ、

その周りの縁取りは1アンマで、その階段は東に向く。」

 

 

 

 

(※③炉壇…ハルエルをアリエルと読み替える(古代訳者)。全焼の供犠を焼く祭壇の最上部。)

 

 

 

 

 祭壇の掟

 

 彼は私に言った。

 

 「人の子よ、主ヤハウェがこう言った。

祭壇の掟はこれである。

その上で全焼の供犠を捧げるため、またその上に犠牲獣の血を注ぐため、

祭壇を造る日、あなたは、ツァドクの子孫の出で、わたしに仕えるために、

わたしに近づくことのできるレビ人祭司達に、

浄罪の供犠として雄の子牛を与えなければならない。

あなたは、その血を取って、祭壇の4つの角に、囲みの段の四隅に、

更に基壇を囲む溝になる部分に注ぎ、祭壇を浄罪し、それを除罪しなければならない。

あなたは浄罪の供犠であるその子牛を取って、

それを聖所の外、神殿の検閲所で焼きなさい。

 

 2日目に、あなたは欠陥のない雄山羊を浄罪の供犠として供えなければならない。

彼等は、雄牛で祭壇を浄罪したように、雄山羊でも祭壇を浄罪しなければならない。

あなたは、浄罪を終えた時、欠陥のない雄の子牛と羊の群の中で

欠陥のない雄羊とを供えなければならない。

あなたはそれらをヤハウェの前に供え、祭司達はそれらの上に塩を振り、

それらを全焼の供犠としてヤハウェに献げなければならない。

 

 7日間、日ごとにあなたは雄山羊の浄罪の供犠を執行し、

欠点のない雄の子牛と羊の群の中の雄羊との供犠は、彼等が執行しなければならない。

7日間、彼等は祭壇を除罪し、それを浄めて、それを献納する。

こうして彼等はこれら7日の日々を終らせるのである。

 

 8日目とそれ以後、祭司達がこの祭壇の上で

あなたがたの全焼の供犠と和解の供犠を執行しなければならない。

こうしてわたしは、あなたがたを受け入れる。」