tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

シュメール文明や世界の歴史年代表と聖書の年代表の差 1.

 

 前回はシュメール文明が起こり、そして滅亡した理由は灌漑農耕によるものだったことを説明しましたが、以前から個人的に非常に気になっていることがありまして、それは、世界の歴史年代表と聖書による歴史年代表が嚙み合っていないというものです。

 

 特に、聖書では、この地球を創造したのは、神であり、人類やその他の動物全部の種も神が創造されたことになっていますから、世界の一般的な地球創造からあらゆる生物や動物、人類も自然の進化によって発展してきたことになっている一般的な常識論とされる歴史とは大きな隔たりがあるのです。

私も聖書を学ぶまでは、後者の学校で習った「ダーウィンの進化論」を信じて自然に進化してきたとされる歴史年代を信じていました。

しかし、聖書を何年も学ぶ内に、聖書の書かれている歴史年代表が正しいのだと確信するようになったのです。

そして、近年「フラット・アース」の話題が盛り上がったり、「巨人伝説」のリアルな話が幾つも公になるにつれ、益々、やはり聖書の記述に間違いはないということが段々人類に明らかになってきたなと感じています。

しかし世間ではまだまだ、これらを単なる「陰謀論」だと片付ける人々も多くいるのも事実ですが、反論したい人には反論させておけばいいのです。

 

 

 …ということで、この先は私なりの調査、推察でここから論じてみたいと思います。

まず、前回より紹介しております、『緑の世界史・上』より、西南アジア・メソポタミアの年代表を並べてみます。

 

 

 紀元前(BC)

・9000年     羊の家畜化が始まる

・8500年     最初の半定住が始まる

・8000年     ヒトツブ小麦/エンマ小麦/大麦の本格的栽培化

           山羊の家畜化

・7000年     エリコ/ッァタル・フュークの町が栄える

・6500年     豚の家畜化

・5500年     フジスタンで最初の灌漑農耕

・5000年     メソポタミアに最初の定住

・4500年     シュメールで大規模な寺院建設・車輪の使用

・3500年     シュメールで最初の文字(シュメル語)

・3000年     シュメールに最初の大都市/階層社会/非宗教的、

           世俗的統治者の出現

 

 …となっており、別の『シュメル神話の世界』中央新書による年代表では

 

 

(BC)

・8000年     新石器時代農耕開始

・7000年後半   スタンプ印章の出現

・5000年     ウバイド文化期/灌漑農耕の開始

・3500年     ウルク文化期/都市文明成立

・3200年     円筒印章の出現

・2900年     初期王朝時代

 

 

 …となっており、世界の年代表においては、『緑の世界史・上』では

 

(BC)

・6000年     中国でキビの栽培化  

           ヨーロッパで牛の家畜化/最初の陶器土器

           中央アメリカでコショウ・トマト・かぼちゃ

           ひょうたんの栽培           

・5500年     黄河流域に最初の集落

・5000年     中央アメリカでトウモロコシの高収量品種/最初の集落の発達

・2000年     最初の都市/階層化した社会の出現

・1000年     中央アメリカで最初の祭礼の中心地

・ 500年     メキシコ湾外沿いのオルメカ文化が起きる

・   1年     テオティワカンに大規模な都市が発達

 

 

 …となっており、『シュメル神話の世界』では

 

 

(BC)

・7000年後半   エジプトの農耕開始

・5000年     中国新石器時代

・3500年     エジプト・ナカーダⅡ文化期

・3100年     ヒエログリフ(聖刻文字)の出現

・3000年     エジプトの初期王朝の始まり

 

 

 

 …となっています。この2冊の年代表で分かることは、確かにシュメールが中国や中央アメリカよりも農耕開始や都市化への発展が早かったことが伺えます。

しかし、エジプトの農耕開始は7000年後半となっている点においては、シュメールとエジプトの位置関係を考えると人類の交流の行き来はあったでしょうから、いかにも文明的に100年以上はおそらく開いていたとして、開きすぎの感じは否めない気もします。それに、農耕開始が例えば100年遅れて始まったと仮定しても、何故かエジプトの方が、初期王朝時代の始まりが100年早いのも疑問に思います。

 

 

 聖書においては、どのようになっているかといえば、神がアダムとイヴを創造されたとされる年代は(BC)4026年であり、つまりそれ以前は地球創造を6日間でされたことになっています。この6日間は神の1日は1000年と言われていますので、6000年の後に、アダムとイヴを創造されたことになります。

この(BC)4026年というのは、聖書の歴史的出来事や人物から年代数値を正確に計算されたもので定説となっており、現在の(Ac)2021年を足せば、アダムの創造から現代までは6046年経っていることになります。

 

(※ここで、私が最初のブログ記事で7000年以上と勘違いして伝えておりましたので、そこの辺りは訂正いたします。勉強不足でした。申し訳ありません。

今後も間違いが出ましたら訂正いたします。ご容赦くださいませ。)

 

 聖書的には人類の出現から現代まで、まだ6046年しか経っていないというのは、聖書を学んでいない人達からすると信じられないことかもしれません。

かつて、私も一般的な歴史を信じていたので、進化論を疑ってみたことなどなく、ごく自然に受け入れていました。聖書にしても、学ぶ以前は、世界で最も古い書物だというけれど、古いのだから伝説的なもの?宗教的な神話的なものなんだろうと考えていました。

しかし、調べていくうちに、いかにこの世で延々と世界の常識、教育とされてきたものがデタラメで、捏造や歪曲され、洗脳されてきたことが判るようになりました。

それに、世界中で支配者達が優遇している王立アカデミー、科学から医療やら教育関係やら何から何まで、彼等が意図して牛耳っている機関以外の、まともな科学者達、教育者達、医療関係者達、もしくは協会による調査や発表によれば、「聖書こそ真の歴史であり、科学であった。」と言っているのです。

 

 ●お勧めの動画『聖書を裏付ける科学』サンライズミニストリー

 

 聖書では、神がアダムに農耕を教えたとなっており、アダムの最初の子供のカインとアベルは、カインは農耕を、アベルは羊飼いをしています。

そして、後のカインの子孫達について、ヤバルは、家畜をもって天幕に住む父祖となり、彼の弟ユバルは、竪琴と笛を奏する者すべての父祖となり、トバル・カインも鍛冶屋となり、青銅と鉄を扱うすべての父祖となったと書かれています。

 

 アダムのもう一人の子供セトの子孫については聖書は詳しく書かれていませんが、いずれにせよ、人類の始まりはこのアダムの子供のカインとセト(アダムはカインに殺害された後の子供)の子孫が地上に増え始めることとなりました。そして、霊的な事件が起き、堕天使と人間の子供であるネフィリムがそれに加わり、神による人類への制裁の「大洪水」まで続くことになるのです。

 

 ネフィリムはそのまま巨人であり、これは世界中で何百体?とかなりの化石が恐竜と共に数発見済みとなっていますので、これも実在していました。

 

 

 とりあえず、ここまでで次回に続きます。