tekuteku-tekutekuの日記

聖書研究と陰謀論

フリーメイソンと共産主義 3

 ⑥極悪犯罪秘密結社を傍観するアメリ

 

 

 フリーメイソンは裏切ったと思われる人物を毒殺することで知られている。つまり裏切り者は「はらわたの奥底」の痛みと戦いながら、じわじわと死を迎えるということだ。

 

 1733年、イタリアで最初のメイソン・ロッジがサックヴィル卿によって創設された。イタリアが統一国家としての道を歩み始めた1864年頃になると、トリノナポリパレルモに3つのフリーメイソンの組織が成立し、1864年、それらの統合に成功したガリバルディがイタリアで最も権力のある政治家となった。(その評判の高さは、南北戦争リンカーン大統領が合衆国軍の最高司令官への就任をガリバルディに要請したほどだった。)

第一次世界大戦の後、権力を握ったムッソリーニフリーメイソンを「国家の平和と平穏にとって危険」と言い切り、各ロッジは1925年の反フリーメイソン法によって排斥の憂き目にあった。ちなみに、これがムッソリーニを「独裁者」と見なす世界規模の怒りの反対運動の引き金となった。

 

 

 第二次世界大戦終結すると、500ほどのロッジが再度イタリアに設立され、そこには戦略事務局(CIAの前身の諜報機関)の資金、すなわち入念に仕組んで合衆国の納税者に提供させた資金がたっぷり注ぎ込まれた。それは、ごく少数の人間しか知らない秘密組織によって管理されなければならないほど、莫大な資金だった。

 ………

 

 

 カルヴィ殺害の一件は興味深い人物の名を浮上させた。合衆国前国務長官ヘイグ将軍に近いフランチェスコ・パッツィエンッァなる人物、アンブロジアーノ銀行顧問でイタリア大東社の長アルマンド・コロナに近いフラヴィオ・カルボー二、ローマの地下組織の大物エルネスト・ディオタッレヴィおよびダニロ・アップルチアティなどである。

 

 アップルチアティは、アンブロジアーノ銀行副頭取のロベルト・ロゾーネの暗殺を謀って、その逆にそのボデイガードに殺された。カルボーニは、カルヴィが始末された時、カルヴィと一緒にロンドンに居た。カルボーニの名はロンドンのシェラトン・ホテルの宿泊名簿にあり、カルヴィは近くのチェルシー・ホテルに投宿していた。

後にシンドーナが語ったところによれば、カルヴィを殺害したのは南米のフリーメイソンだというカルボーニはそれ以前にカルヴィから10万ドルを、愛人ローラ・コンカスのスイス銀行の口座への送金という形で受け取っていた。ディオタッレヴィもまた、カルヴィから53万ドルを受け取っている。

ロンドンの判事はカルヴィは自殺したという判断を覆して、特定されていない誰かの手で殺害されたと宣した。だが、捜査はそこまでだった。

 

 アメリカ合衆国にあっては、フリーメイソンたるカナン人の組織が犯罪結社を摘発する法令をものともせずに活動している。"46CJSI”(公安に関する法令集)には以下のように記されている。

「犯罪結社(サンデイカリスム)は既存の政治的社会的システムをゼネスト、平和的デモンストレーション、あるいは革命的暴力によって破壊することを支持する教義である。それは、そこで指示されている計画によって、今すぐ危機がもたらされるというわけではないとしても、政府あるいはその政府が樹立された目的である所有権の破壊を目標に掲げるプロパガンダを支持することを罰する規制権力の範囲内におかれる。その目的の成就の為と知っていて行われる行為は、初歩的であれ何であれ、全て禁じられ、犯罪と宣告される場合がある。また、そのような教義を支持する組織の一員となったり、そのメンバーと付き合ったり、そうした組織への参加を呼び掛けたりすることも禁じられ、罰する場合がある。一州内における支持であろうが、他の州、合衆国に対する暴力行為の支持であろうが、それは犯罪結社と見なされる可能性がある。」

 

 法令集には、フリーメイソンたるカナン人によって目論まれた根絶計画からセムの子孫を保護するための適切な法令がいくつか記されている。

 

 フリーメイソンはまた、メイソン以外の人々に害を及ぼそうと、(価格維持のために)流通制限を禁じる法令を犯してカルテルをつくり、多くの違法活動に手を染めている。経済全体が、ビジネス界の発展およびその世界の人々を支配する小さな極秘集団の存在によって、絶えず損害を被っているのである。

 

 彼等はまた、公償の発行を管理し、書籍、雑誌、新聞の発行に関わり、ラジオ、テレビを操作し、銀行をはじめ多くの業界をその手中に収めている。

 

 子供には望めるかぎり明るい未来を与えたい、これは世の親の常である。両親は大きな犠牲を払って子供に教育を受けさせ、大学に進学させる。だが、フリーメイソンという「魔法の呪文」がなければ、、子供達は大金を稼いだり、専門分野で大成するどころか、単純労働者になることを運命づけられることに、世の親達は一切気づかずにいる。

全ては、カナン人によってカナン人のために早々と予約されていて、陰謀を目論むエリートの子供達だけが名門校を卒業し、最高の職に就き、恵まれた人生を送る。その他大勢の人間には未来などないということだ。

 

 

 

 

 ⑦フリーメイソンの世俗的人間至上主義

    (セキュラー・ヒューマニズム)

 

 

 

 フリーメイソンたるカナン人が成功を収めているのは、プロパガンダの方便を慎重に選んでいるからである。そうした方便の中でも最も有効に働いているのが世俗的人間至上主義(セキュラー・ヒューマニズム)で、これによって、キリスト教会の発言者の大部分がフリーメイソンの活動に身を転じるところとなった。

 

 世俗的人間至上主義は、人類の利益が何より優先されなければならないという基本的前提に立ち、「政府の利益」こそ人類の利益を実現するための第一道具と主張することで、サタン主義、大きな政府即ち言うまでもなく、全体主義の第一の支持思想となっている。

 

 

 政府の官僚は、このやり方に則って、常に「人類の利益」を「精神の利益」に対抗させるから、「精神の利益」はわきに押しやられることになる。

世俗的人間至上主義は、もっとも的確に言えば、束の間の事柄、この世界の事柄についての人間主義である。

「死後の世界はない」、この世があるだけだと教える人々にとって、生きている内に全体を支配することは何より重要なことなのである。他方、死後の世界では万事もっと良くなると考える。

 

人道主義」という言葉と「人間至上主義」という言葉が頭の中でないまぜになっている人も多くいる。人間至上主義は決して人道主義的ではない。

 

 20世紀に最も広く知られた人間至上主義の例といえば、ソヴィエト・ロシアの死の強制収容所だろう。そこではおよそ6600万人の人々が死亡した人道主義というのは思いやりと、誰かの苦しみを癒したいという望みの結果である。

一方、人間主義は、古代バビロンの悪魔崇拝と幼児の人身御供に直接由来しているから、敵或いは敵と目される人に苦しみを負わせることをその究極の目的に掲げる。

 

 

 アメリカ合衆国の人間社会主義的諸機関は「支援している」と自ら主張している人々を侮辱し、傷つけている。内国歳入庁(IRS)などそうした人間主義機関の最たるもので、国民の財を「より値する」受取人に再分配することをその目的としている。そして、その「より値する」受取人というのは往々にして、外国に住み、合衆国が破壊されるのを心待ちにしている人々である。

 

 

 人間至上主義には常に特別な政治的方向がある。それが目指すところは、★政治的機関を乗っ取って恒久的に社会主義を打ち立て、そこで全体主義国家の官僚が「人類の利益」を支配することである

現在、実に多くのヨーロッパ諸国で実現されている「福祉国家」は、このゴールに到達するための大きな一歩と言える。

 

 

 

◆補足文

(★…2021年1月25日~29日までにオンラインによって世界経済フォーラム、プレダボス会議が行われました。

そこでフランスの大統領のマクロンは、「もはや資本主義は機能しない。」と資本主義を全否定し、グレートリセット、世界社会主義化を唱えました。

時事のニュースと話題Total News Worldによると、マクロンは、「グレートリセット」の建築家であり、WEFの創設者兼会長であるクラウスシュワブとの質疑応答の前に、「資本主義は歴史的に世界の貧困を押し下げてきたが不平等を助長するコストが伴う。私達は、不平等との戦いについてもっと考えている経済によってのみ、このパンデミックから抜け出すでしょう。」と述べ、更に「資本主義モデルとこの開放経済は、もはやこの環境では機能しません。」と付け加えました。

欧州委員会のウルズラフォンデアライエン委員長も中国コロナウイルスをきっかけに経済秩序を再構築するという呼びかけを支持し、ドイツのメルケル首相も「パンデミック後のグローバリズムを呼びかける機会を得て、コロナウイルスは私達がどれほどグローバルに相互依存しているか、世界は自分が孤立させようとすることは失敗することを示している。」と述べたようです。

そして、昨年6月にグレートリセット」を実施したシュワブは中国のコロナウイルス危機の言訳を利用して、「世界は私達の社会と経済のあらゆる側面を刷新するために共同で迅速に行動しなければならない」と宣言しました。

 

 グレートリセットとは、世界社会主義化(下手すると共産主義化)であると時事は書いています。以下に簡単にまとめられています。

 

グローバル化世界市民ビックテックなどがたらふく肥えて中産階級以下は税で喘ぎ、下層階級は最低限の賃金を与えるから我慢しろ。誰一人取り残さず、例外なく貧困化させる。(既得権以外)

多様性重視移民だらけにする。エリートには特権がある。人種差別で暴力で挑むBLMは正義。』

グレートリセットの背後にいる人々は資本主義と社会主義が融合する必要があると決定しました。これが何を意味するのかを知るのは難しいですが、両方の世界で最悪だと推測できます。と書かれています。

つまりこのプレダボス会議というのは、彼等は自分達が計画してきたことの達成の確認と、これから先の計画書の確認をしているというわけですね。

 

 

 

 

 世俗的人間至上主義については、支持者からも反対者からも、多くのことが言及されているが、世俗的人間至上主義とは一体何かという事について、具体的に議論されることはほとんどない。特別な文献にあたらなくても、その起源も歴史も簡単に知ることが出来るというのに、これは実に驚くべきことだ。また、人間至上主義を声高に支持する人は大学の研究者に多く見られる。何と言っても大学では奨学金が生活の糧であるうえ、これをテーマに絞れば、魅力的な研究手段がいくらでも提供されるからである。

 

 

 人間主義、即ち精神性の利益を差し置いて人間の利益を優先させることが、人類の進歩における精神の役割を否定することで人類の発展をはかり、「人類のための」利益のみを追求することが、憎しみという基本要素を内包できるだろうか?

憎しみを人間主義の第一要素と認識できるのは、近代ソヴィエトという恐怖を経験した人々だけかもしれない。ソヴィエト政府は、世界一人間主義な国家を運営し、この国家を代表する作家アレクサンドル・ソルジェニ―ッィンによれば、ボルシェヴィキ革命以降、自らの国民を6600万人も殺害してきたとされている。このような事は全て「社会主義的現実主義」ないしは人間主義の名においてなされたことだった。

 

 

 人間主義の重要要素である憎しみの起源は、古代史の中のバールという邪心崇拝に、「宗教」の名を借りて人身御供を行ったカナン人に、そしてその神々を称える儀式において行われた人肉◯食に、更にはモロクの儀式で行われた幼児殺害に存在する。

 

 現代世界において大国を支配し、20世紀を通じて大量殺戮を行い、私達の時代を人類史上かつてない大量殺戮の時代としながら、更なる大量殺戮を求めているのも、全く同じカナン人である。

 

 人間主義の悪魔的根源は、神を否定するその立場にも、神は世界の創造には実際のところ関わっていないとするカバラ思想の主張にも、また、世界の創造をサタン及びサタンの悪行によるものとするカバラ思想の発想そのものにも表れている。

 

 

「霊の世界の全ては堕天使の知恵で動かされる。冥界の霊は降霊紀に現れる。

降霊術(スピリティズム)は、この世の王子、神の称号を未だ維持し、長期にわたってこの世を満たし、動かそうと決意している大堕天使の手中にある媒介手段に他ならない。」

とする I・Mハルデマンの言葉を考えると、

降霊信奉者、降霊術師など、多くの人々がこの世はサタンに支配されていると信じていることが明白であり、人間主義者も、その行動から察するに同様であると思われる。

サタン主義の慣習を採用しないかぎり、※生への憎しみをその思想の第一要素として受け入れることなど、到底出来る事ではないのだ。

 

 

 

◆補足文

(※生への憎しみ…とは、キリスト教の教えでは、この世はサタンに支配された世界であるので、この世を愛して生きることを禁じているのです。そして「第一に創造主である神を愛し、次に隣人である人を愛しなさい」と教えています。

反対に、サタン主義は創造主である神を全面的に否定し、自分がこの世の神であるので、この世の世界を愛して生きるように、物質世界を、お金を愛するように仕向けているわけです。これは分かり易いですよね。)